ゴールデンカムイのレビュー・感想・評価
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原作ファンですが、登場人物が出てくる度にそのクオリティの高さに顔が...
原作ファンですが、登場人物が出てくる度にそのクオリティの高さに顔が綻びました
最初の二〇三高地のシーン、塹壕を駆け回る杉本が特に好き
山崎賢人起用はどうかな、と心配してましたが、似ては無いけど違和感は全く感じなかった
アクションが素晴らしすぎてむしろ満足です
二階堂の役者さん、双子でやってるのかと思ったら1人なんですね……
演じ方に差を感じたので、意図してやっているんですね
目線、声、動き、完全に憑依してました
アニメでもいい立ち位置だった白石ですが、映画でもいいキャラしてました
館内で笑いが起こったシーンはほぼ白石
おそらく、続編の映画版も下ネタをかなり抑えたものになると思うので、白石の存在が笑えるという部分においてかなり重要になってくるとおもいます
ゴールデンカムイでアイヌに興味が湧き、アイヌの映像などを見たことがあったのですが、本当にそのままです
特に大叔父役の人がそっくりすぎてどこからそんな適役の人を見つけて来たんだと驚きましたが、アイヌルーツの方なんですね、納得です
アイヌの文化も大事に再現したんだろうな、と小道具から人から服から、細部から伝わります
杉本の異文化を素直に受け止める柔軟性、フチもアシリパさんも嬉しかっただろうな
あまりにも良すぎて、映画が終わってすぐに次回上映のチケットを発券してそのまま2週目に行きました
原作ファンを大事にしてくれてありがとう、監督さん!!
不死身の杉元と尾形上等兵の死闘にしびれた
昨年のゴジラマイナスワンに続き、今年は正月から「ゴールデンカムイ」を公開した東宝。快進撃が止まりません。ゴールデンカムイは、世界で勝負できる作品を世に送り出していく東宝の覚悟が伝わってくる熱い作品でした。ゴジラマイナスワンとゴールデンカムイは、映画館で観ておいた方がいい!と思いました。
「ゴールデンカムイ」はまず、原作の漫画が最高に面白い。
登場人物も個性的で、アイヌ民族や日露戦争の復員兵、明治政府の軍人、網走監獄の囚人、死んだはずの土方歳三という強烈なキャラクター揃いで、ストーリーも強奪されたアイヌの伝説の埋蔵金を捜すための闘いが繰り広げられるというダイナミックなストーリーです。
日露戦争の復員兵で「不死身の杉元」(山崎賢人)さんが主役で、マンガに忠実に日露戦争の二百三高地の激闘から始まります。最初からいきなりクライマックスな戦争シーンで、二百三高地の激闘の描き方が秀逸で、圧倒されました。
日露戦争後は、復員兵となった杉元が北海道に渡り、北海道で砂金彫りを初めて、一攫千金を狙ううちに、とんでもない悪党たちとの闘いが始まってしまうという話なのですが、「金」をめぐって、明治政府や網走監獄の悪党たちとの争いに巻き込まれていく…アイヌの少女アシリバとの出会いや、杉元と尾形上等兵(真栄田郷敦さん)と不死身の杉元の格闘シーンでは、激しい格闘シーンが展開されてました。前田さんは恋愛ドラマによく登場されていて、女性ファンも多いと思いますが、やっぱり千葉真一Jr、クールで不気味なくらい強くて、本当にゴールデンカムイの世界から抜け出てきた感じがしました。
厳冬の北海道の美しい自然、雪に覆われた雪原や雪山や街や村が神話的で美しくて、アイヌの村の生活も映像化されたものを初めて見ました。少女アシリパを演じる山田杏奈さんが可愛いかったです。とはいえ狩猟民族だから弓を持って熊と闘ったり、たくましい! アイヌ民族の暮らしをかいま見ることが出来る貴重な作品で、リス汁美味しそうだったなあ。
舘ひろしさん演じる土方歳三もシブいし、玉木宏さん演じる鶴見中尉も強烈にクレイジーな明治軍人で、不気味な軍人といえば、「地獄の黙示録」のカーツ大佐が思い浮かびますが、鶴見中尉はかなりヤバい。面白い!
この映画、続編を作る前提で作られていて、自作あたりから土方歳三を中心とした反明治政府の輩が暴れていくようになるんでしょうね。
漫画に忠実で、マンガではできない映画ならではのダイナミックな映像表現が追加されて、マンガの世界を最大限にリアルに神話的に魅せていました。
昨日はこの映画を観てる時に、「セクシー田中さん」の原作者さんの自殺のニュースが入って、マンガという創作作品をリスペクトしたアニメ化、ドラマ化、映画化のむずかしさについて、この「ゴールデンカムイ」はマンガ原作で、原作をリスペクトしつつ、映像表現でマンガの世界をさらに豊かに広げてみせた、マンガ業界と映画業界のコラボとしては円満かつ、映画としての作品のグレードの高い維持にも成功した稀有な作品ではないかと思います。
チンギャウ
みなさん絶賛ですが、私はなんでこんなに高評価なのかわかりません。
当方キャラ萌えヲタク、原作が好きすぎてハードルが高すぎたのかもしれません。
私はゴカムのキャラのいい意味でキモいところや人間としてコンプレックスを抱え拗らせて挙動不審なところが好きですが、そう言う描写がないため、たまに原作どおりの怪しい行動をするとめちゃくちゃ挙動が不審です。
また、ゲンジロチャンがダイヤモンドの原石ではなかった、ダイヤモンドでエロかった、いや違うんだ。
ゲンジロチャンは無自覚スケベで、自覚あるセクシーダンディズムは違う。
無自覚ムチムチコグマちゃんであって、モデルの如き洗練された俳優さんはエロいけど違う、それではダメなんだ…!!
都会でワインを傾けるダンディズムではなく、田舎の土間で汁をハフハフしている純朴さがほしい。ムチムチモワモワ毛がボーボーボロン
また、禁句かもですが杉本は森本慎太郎くんで見たかったです。
杉本イマドキの若者って感じ…戦争行ったこと無さそう…なんか軽い。
友達は寝てました。また、「あのアシリパさんと杉本がクマ解体してたら、バラシが終わらなそうだね」と言っていました(もたもたしてた)
(とはいえ、アシリパ役の俳優さん頑張ってて主要キャラの中では好印象ではありました)
コメディー感や気取った感じはあったけど、自分的には違うんだなぁ。第一師団は真面目って言うより目がキマっててくれ…1番良かったのはヒグマでした。ヒグマ怖い。
アイヌへのリスペクトはありました。そこは評価できるかなぁ…
あと最近流行りのオソマ役の子役が悪目立ちしてた。全体的に「今流行りの俳優の学芸会」感があります。
野田先生が神すぎるんだよな。すいません、どうしても実写化は難しい作品で、批判は避けられないとは思いましたが、この作品を冠する創作物をお金を払って見るからには厳しく見ざるをえません。
褒めるコメントばっかりなので率直な意見を書きました。すごく消化不良…
色んな意味で思っていたとおりの出来でした。
映像美 ロケーション美 再現度美 飽きさせない コミカルさもある ...
映像美 ロケーション美 再現度美
飽きさせない
コミカルさもある
だが眠くなってしまった
それは恐らく
このストーリーの終わりが
今作では描かれていないからか?
私自身が
展開があるものが好きだからか、、
再現度が高いゆえ、グロめなシーンも忠実に
且つ多く見受けられるので
苦手な人もなかにはいるだろう。
これが本気の実写…原作が三次元になる醍醐味!!
えー!!めちゃくちゃ良かった…!!!
キャスト、ストーリー構成、登場人物描写、アクション、作品の世界観(北海道やアイヌ文化)の再現度、ギャグシーンの塩梅、この作品においては重要なヒグマの描写、美味しそうなジビエ(?)料理の描写…。すべてが本当に良かった。
映画終了後に思わず拍手したくなったくらい。
細部までが作り込まれてて、製作側の原作リスペクト、原作愛も感じた。
メディアミックスするならこうでなくては…!!
製作発表の時「ゴールデンカムイ、実写はうまくいかないだろうな…」とか思って決めつけてすみませんでした…!
ちなみに原作コミックスは読破済み&アニメもS3までは観てた人間なので、「ゴールデンカムイ」の世界観が自分の中にある程度固まっていることは自覚している。
そんな人間が観ても実写でほとんど違和感を感じなく観られるのってちょっとすごいことよね…。意味がわからない。
むしろ三次元で描かれることで様々なリアリティが出て新しい日本の時代劇のように感じたし、1つの映画作品としてめちゃくちゃ面白かった。
ストーリー知ってるのに最初から最後までドキドキしながら観たし、続編の期待値を高めながらも杉元とアシリパさんが真の相棒になるまでのストーリーで締められる構成もすごく良い。
(最後にアシリパさんが杉元のオソマ食べるところまで入れたのも良かった。可愛い。ほっこり。)
すごいよなんだこれ…。
でもこのなんでもありのごちゃまぜエンタメ冒険活劇がまさに「ゴールデンカムイ」…。
冒頭の日露戦争のシーンの描写から痺れた。
杉元(演・山崎賢人さん)が杉元とギリギリ認識できるかできないかくらいの泥や血に塗れた姿で、まさに鬼神のごとく動き回る様子が観てるこっちも怖かった。
そう、杉元に関しては戦闘時の非情な恐ろしさと、非戦闘時のお茶目で気の良い兄ちゃんっぷりがちゃんと同居していて本当に杉元だった…。
白石と川に落ちて凍死しそうになるシーンとか原作のイメージと同じでびびった。
そう、杉元をはじめキャストも本当にみんな良かったんだよな…。
尾形が杉元との戦闘で構えるシーンとか、コタンでのフチが話すところとか、アシリパさんの回想のアチャの表情とか、鶴見中尉の狂気のシーンとか原作のシーンのコマ割まで鮮明に脳内に蘇って「生身の人間が演ってるのにどういうこと…?」と混乱するまであった。
あとアシリパさんのたたずまい(演者の方はアシリパさんより割と年上なのに少女にしか見えなかった…)とか、白石とか二階堂とか土方&永倉さんとか、最初に杉元に出会う囚人の後藤までまさに原作で感じた雰囲気にぴったりで、観ながらずっと驚いてたよね…。
あとヒグマもめちゃくちゃ怖くて(静かに杉元に迫るシーンとか暗闇の中から襲ってくるシーンほんと怖かった…)CGながら再現度がすごい。クマのシーンは本作でかなり重要だと思ってたのでそこも満足度高かった。
本当に良かった。これは何回か観たいかもしれない!
製作陣の皆様には愛と熱量のある作品を見せていただきお礼を言いたい。ありがとうございました。
猛き者達よ、奪え合え
感想
気高き北の大地•北海道に隠された、莫大なアイヌの埋蔵金。謎を解くカギは24人の脱獄囚に彫られた刺青。今、命がけの争奪戦が始まる!!!
漫画、アニメを観ていますが思った以上に原作通りでした!!原作リスペクトされていて再現度は高いと思います。
北海道が舞台なので網走監獄や開拓の村がロケ地になったのは嬉しいです!
豪華キャスト陣はミスキャストはないのかなと…最初、杉元左一役が山崎賢人は合わないと思いましたが上出来でした。
アシリパ役の山田杏奈ちゃんの変顔がもっと観たかったです!
白石由竹役の矢本悠馬も良かったと思います。
個人的には土方歳三役、舘ひろし、鶴見篤四郎役、玉木宏、月島基役、工藤阿須賀がハマってました。
尾形百之助役、眞栄田郷敦、谷垣源次郎役、大谷亮平は今回は出番が少ないので次作で活躍ですね。
二階堂兄弟の柳俊太郎はキモくて良かったです。
ですが結果一番似ていたのはフチ役ですかね笑
アイヌの食事はクマ、リス、カワウソはどれも美味しそうでした。杉元がカワウソの頭をハフハフするシーンは原作通りだー!ってなりました!チタタプもやりたいです笑
ギャグも原作通りいい塩梅でした。
今回は原作の3巻分くらいだったので続編はどこまでやるのか気になりますし、次作の重要人物も最後のほうにチラチラ一瞬出てくるので続編が楽しみです。
※俺は不死身の杉元だー!
出来はいいけど妥協が必要
原作漫画読破済、アニメは限定版付属のもの以外視聴済。元々実写化には否定的な方。(邦画は嫌いじゃない。)
自分が気になったところは...
・微グロ
・声の方での魅力不足
・設定との違いによる違和感
かなと思います。
本作では原作ほどではありませんが、グロはちゃんとあります。団子の串も原作で苦手だったのでちょっとキツかったです。耐性ない方は視聴注意です..原作より少なめですが、実写な分NGな場合もあるのかも。
声に関して、杉元の「俺は不死身の~」はアニメに合わせた言い回しをしてくれていたので素晴らしいと思いました。それ以外の方は演技自体は素敵ですが、まだ聞き慣れていないせいか声に良い印象はないです。ナレーションもアニメではお馴染みの立木さんでないので、その決断は自分と趣味が合わないとしか...何らかの意図の可能性も考えられますが、現時点では無さそうなので悪印象です。
アシリパ役も原作の年齢的見た目は満たせていないので、子供扱いされている事に違和感がありました。小樽での囚人探しの時にお姉さんより背が高めだったし、幼さを感じる風ではないので...
キャラの見た目、演技、演出など、撮影にはこだわって作られている事はしっかり伝わってきます。内容の改変がありますが、続編込で全編作るためのものかもしれませんのでまだ評価しにくいです。
実写だから100%理想のものは作れない、それが前提にされている感じです。理解している方は満足できるし、できない方は不満に思うかと。
実写映画作る上でゴールデンカムイに白羽の矢が立ったのだと思いますが...アニメ映画が良かった...
原作のグッズ展開やキャンペーンが盛り上がるという点に関してはありがたいです。
2回目の視聴は原作柄入場特典次第です。
最強の実写版、爆誕ッ!
IMAXレーザーで鑑賞。
原作マンガは未読、アニメは2期まで視聴済み。
最強の実写版。奇を衒わずキャラを体現した俳優陣の演技が素晴らしい限りである。アクションの迫力も申し分無い。
アイヌ文化へのリスペクトが溢れていて学びにもなる。オソマの件本当に面白い。CGも高クォリティー。傑作ッ!
IMAXで観て正解。北海道の美しく雄大な風景や手に汗握るアクション・シーンを大スクリーンで堪能出来たから!
特に冒頭の二百三高地のシーン、日本映画でこれほどのものが撮れるようになったのかと嬉しくて思わず涙が滲んだ。
ヒットすることを見越してすでに続編を撮影済みなのか、ポストクレジット・シーンに未発表キャストのシーンが次々に流れ興奮した。大ヒット間違い無いから続編に期待が持てる。
「キングダム」みたいに原作が未完ではないため、完結するのかと云う心配はいらなそう。大作シリーズをふたつも抱えることになる山崎賢人(実際はたつさき)の体力の方が心配だ。
[以降の鑑賞記録]
2024/07/08:Netflix
※修正(2024/07/05)
ぜひ続編を…!
原作ファンです。実写化と聞いた時は正直心配になりましたが、公開が近づき情報が出てくるにつれて、これは大丈夫なんじゃないかと思うようになりました。例えば、チセは草から育てたとか。アシリパさんのアイヌ衣装もアイヌ工芸家の方が縫われていて、制作に1年かかったとか。こだわって作っていて、本気度を感じました。
とはいえ鑑賞の決定打になったのは、玉木宏さんの鶴見中尉。歓喜。あまりにも本物…!シャープな輪郭とか甘さのある目元とかさあ!玉木中尉を拝ませていただけるだけでも元は取れるわと思って観にいきましたが、実際はキャストの皆さん全員が輝いていて素晴らしかったです。
冒頭の戦争シーンは原作だと結構あっさりとしていたイメージでしたが、本作だとしっかり戦場を描いていて緊迫感がありました。
推しは尾形なのですが、眞栄田郷敦さん、外套バッサーからの構えの完コピが凄い。続く杉元とのバトルアクションも見応えがありました。良すぎてニヤついちゃいました。他キャラ全員にも言えることですが、続編で活躍する姿が見てみたい。
他にも好きなシーンがたくさん。
杉元と白石が川に落ちるシーン、原作でも好きなシーンの一つですが、実写でもおもしろく仕上がってました。川には本当に入っていてガチの震えだったそうです。
インパクトがあったのは白石が関節外してヌッタァってなるところでしょうか笑
その後の鶴見中尉の落馬からのダッシュも完全再現されていて感動しました。
アシリパさんとレタラの別れや、寅次との約束のシーンは映像になったことでより胸を打たれました。あとは料理がめっちゃ美味しそう。
原作が完結していることもあり、構成がわかりやすくスムーズになるよう組み立てられていました。尾形が二百三高地にいたり、鶴見中尉がアイヌの金貨を先出ししたり。
歴史文化、シリアス、笑い、グルメなど原作の良いところがしっかり表現されていて、原作へのリスペクトを感じる作品でした。ファンとしてとても嬉しかったです。
ぜひ続編をお願いします…!完結まではめちゃくちゃかかりそうだし、内容的に実写化できなさそうな部分もありますが笑
できるとこまでやってほしい!
ゴールデンカムイだった
原作序盤はアシリパさんもただの美少女かと思ったり、今とは印象の違うキャラが原作ままその通りに再現されていた
ここまで原作に寄り添った実写化は初めて見るに近いと思う。
ゴジラが怖いのは当たり前だが、ヒグマの恐ろしさは白組チームなのか流石のクオリティでビビりちらかしました。
次回に出るキャストがラストに出ていたので
辺見と殺人ホテルとラッコ鍋は確定
ちんぽ講座はあるのだろうか
ギャグしかないな!?!?
傑作です!!!!
アニメ視聴済みで今回実写鑑賞しましたー!楽しみで楽しみで仕方ありませんでした。
もうみんな漫画から出てきたんか?!ってくらいまんまでビックリした…
作っていただいてありがとうございます、と言いたいです。
話もちゃんと端折らずしっかり最初からやっていて不満は全くありません。
アイヌの文化などが実写で見れるので
アニメや漫画よりもよりリアルに感じれます。
あと戦争のシーンが結構多めにあるのですが、これがあることで杉本という人間がどういう人か、というのが初見の方でもわかりやすくなってます(^^)
尺の問題もあるので仕方はないと思いますが、鶴見中尉のセリフがもうちょっとゆっくりだと更に鶴見中尉っぽさが出た気がする…
今回、久保監督というHiGH&LOWを撮った監督さんだったのですが、やっぱ男をカッコよく撮るのが上手いなぁと思いました。
もう全方向でパーフェクトな映画でした。
面白い。
原作未読。
あんまり期待してなかったが、最初の日露戦争の描写からずっと飽きることなく見れました。
アクションだとか、間の笑いとかバランス良くて面白かったです。熊のvfx全く気にならない。
一本の映画として物語があまりにも中途半端だったこと、主人公とアイヌの女の子の距離が出合って間も無くで近すぎるのが気になったので、星は4つですが、良い映画見れました。
起承転結の起のみの映画!だが最高
原作ありきなので仕方のない事なのですが、
まさにプロローグ!といった感じです。
プロローグだけを映画にしてるから、多少の物足りなさはありますが十分満足できる内容。
内容の重たいメインストーリー編とアイヌの豆知識編のバランスがよくて気持ちよく見てられる。
熊や狼が出てくるが、かなりナチュラルに作品に溶け込んでおり、CG技術の高さがすばらしい。
また、熊との戦闘シーンでのサウンド効果は秀逸。これは映画館で体験してほしい。
主題歌が最高。
作品が「手を取る」事にフォーカスしているが、主題歌もこの内容を見事に表現している。オソマしながら作曲したとは思えない完成度。
実写の良さが詰まっていました
原作の複雑なアクションシーンや個性的なキャラクターが実写で再現できるのか...と最初は不安でしたが、実際に見たら再現度の高さに本当に驚きました!
実写ならではの臨場感や生々しさも加わり、よりゴールデンカムイの良さを味わうことができました。
アクションシーンは見もので、終始手に汗握る展開です。
特に二階堂兄弟に追い詰められた杉本のトリッキーな戦いぶりは最高でした!
ここまで力を注いでくださった映画関係者の方に心から感謝します。
動物たちのリアリティ! +この先の映像化で心配なこと…
原作漫画、アニメの大ファンです。
実写化の一報があった当初は「親弘さんの声じゃない杉元なんて…」「津田さんの声じゃない尾形なんて…」などと感じてしまい、あまり観るつもりはありませんでした。
ですが先行上映を観た原作ファンの皆さんからの評判の良さ、そして津田さんがナレーションを務めると聞いて観に行くことに(不純な動機ですみません!)
結果、観てよかった!!!
原作リスペクト、アイヌ文化へのリスペクトを最大限に感じる再現度。
杉元もアシリパさんも白石も、そこに居ました。
尾形も月島も二階堂も牛山も谷垣も、みんなキャラ濃くてやりづらいだろうに、しっかりリアルに落とし込んでくれています。
特に玉木宏さんの鶴見中尉、舘ひろしさんの土方歳三が半端なくかっこいいので、原作ファンは見ないと後悔するレベルです!!
キャラクターに対する役者陣の理解度、演技の素晴らしさは既に多くの方が語ってますが、
私が驚いたのはヒグマやレタラを始めとする動物たちのリアリティ!!
ヒグマはとんでもなく重量あって怖い!!
「この手にぶん殴られたら確実に死ぬ」と分かる恐ろしさ。
吠え声が怖すぎて、映画館で腰抜かしそうになりました。
(映画パンフによれば、本物のヒグマの声をベースに加工しているそうです)
レタラは毛並みが神々しくてカムイの名にふさわしい美しさだし、ワンちゃんみたいでかわいいし。
靴下ちゃんの匂いでえづくシーンは笑ってしまいましたw
動物たちは人形?がありつつ、最終的にはVFXで作り込んでるそうですね。
こんなレベルで映像化できるんだ!現実にしてくれてありがとうございます!!とVFXチームの技術力に心から感謝したいです。
あとは初っ端の戦争シーン!!
始まった瞬間に「あ、この映画は本気だ」と伝わりました。
大砲も銃剣も怖すぎる。
あんな恐ろしい銃弾の雨の中、駆け回り、戦い、雄叫びをあげる杉元の強さを見せつけてくれるシーンになってて、本当に素晴らしかったです。
最後、ちょこっとだけインカラマッやキロランケが出てきましたね!
(一瞬のためにしっかりキャラを作り込んで撮影されたの、すごすぎます。特にキロランケの再現度高くて… 早く登場シーン見たいです!)
これから先の物語も、ぜひ続編として制作してほしい!!!
原作漫画が完結してしまい、アニメの完結を心待ちにしてましたが、映画の続編という新たな楽しみができて原作ファンとしてはうれしい限りです。
いやしかし、この先を映像化するとなると…どうなのかな…? 実現が難しそうなシーンがチラホラと…
二瓶や谷垣のシーンはいけるのか?
親分と姫は? 江渡貝くんは?
ゴールデンシャワーは…… 重要シーンなのにギリ駄目な気がするw
姉畑支遁とか精◯探偵は絶対ムリでしょうねw
でもあのメンバーで「バーニャ⭐︎」やラッコ鍋、スチェンカは見てみたい!!
いろんな意味で続きが楽しみです!!!
続編、必ず見ます。
この映画で金カムは完璧になるのよ
素晴らしかったですッ!!!続編希望ッッ!!!
いや、ツッコミだせば色々あるんですよ。「俺は不死身の〜」は己を鼓舞する言葉で決め台詞じゃないよとか杉元の愛嬌と筋肉が足りないとかアシリパさんでっけーとか動物の動きがゲームっぽいとか。
でも、そういう細かいところをつつくのが野暮になるくらいの素晴らしい出来でした。
まずストーリーが良い。「金塊争奪戦」を物語の中心にしっかり据えてサイドストーリーは最小限。でも必要なエピソードはちゃんと入ってる。
原作はシリアスとギャグのジェットコースターですが映画ではきっちり区別されてて分かりやすかったです。
囚人の笠原と白石が一緒に出てきてくれるところとかも良かった。観客は笠原より白石が観たいんだよ!という気持ちをちゃんと分かってくれてる笑。
でもフチと杉元のやりとりとかはちゃんとじっくり。テンポがとても良かったです!
そしてキャラクターも良い。特に良かったのはまずアシリパ。凛として透明感があって強そうで理想のアシリパでした!変顔も下品すぎず可愛い!ちょっと大きい…のは仕方ないと思いました。むしろあれで正解だと思います。本物の子役だったらあの戦いに巻き込まれるのが可哀想で辛くて見てられないと思います…。
次は白石。原作は隠れ美形なのでもっと美形でも良かったんじゃないの?とか思いましたが動きがまさに白石!白石の親しみやすさと底知れなさが動きから感じられてはまり役でした。
それから第七師団。かっっっ……こ良かったです…!!原作では狂人の集まりでどことなくコミカルでしたが映画ではまさに軍人、武人集団という感じで登場するとゾクッとしました。怖くて良い!鶴見中尉の死神感最高。ネットで「陸軍最強w」なんていじられてしまうあのモブ尾形もこれなら納得。寡黙に付き従う月島も不気味で良かったです。
最後にアクション。原作の印象的なシーンがたくさん散りばめられていて動きも構図もテンポも良く文句無しで格好良い!!
もう最高でした。大満足です。
ゴールデンカムイの原作は大大大好きなんですけど誰にでも薦められるかというとちょっと…じゃないですか。でもこの映画は原作の好き嫌いが分かれるところは控えめで面白いところをギュッと凝縮していて、誰にでもオススメできるゴールデンカムイなんじゃないかと思いました。まさに完璧なゴールデンカムイ。
ぜひ続編をお願いします!この映画テイストの鯉登とヴァシリとソフィアとキラウシと…いやみんな観たい!全員観たい!!お願いします!!!
原作ファンです。
そもそも僕は実写化の否定派ではありません。
そして公開前のビジュアル公開の時からもう成功の予感を感じていました。
そうなってくると、自分の高くなったハードルを如何に超えてくるかが懸念点ではありましたが、そんなモノ易々と超えてきました。最高の映画です。
山崎賢人さんが杉元役の時点で少し雲行きが怪しいかな?と思っていましたが、ただの杞憂でした。想像以上に杉元で、ギャグシーン等は大袈裟ではなく、凄く繊細に杉元を演じてらっしゃいました。
原作で1番好きなキャラは鶴見中尉なのですが、見た目は良いものの、少し実写では喋り方等に狂気さが足りないかな?とも思いましたが、解釈別の鶴見中尉と考えれば、凄くしっくり来ました。特に「蝋燭ボリボリしちゃおうか」のシーンは最高でした。鶴見中尉のふざけているのか定かでは無い狂気の演技は、周りの隊員の慣れた様な反応がシュールさを引き立てており、最高でした。
総じて言えることは、映画としても、ゴールデンカムイとしても感服です。最後の囚人達のカットが、早く続編が見たい!と思わせてくれる要素になっており、益々楽しみになりました。
面白い、のは面白いけども
期待し過ぎた感は否めない。
原作は既読、昨年末にも通しで読み直し復習済み。
制作時は原作信者から不安の声が相次いだのも知っていたため、蓋を開ければ評価高いのを見て、油断し過ぎたか?
まず、不安視されていた衣装のコスプレ感について
杉本!特にお前はあかんやろ!
二百三高地を生き抜いた先に、その小綺麗な軍服はどう解釈したら良いの?
先週作って、ちょっと汚しときました〜
が見え見えのまま、後処理で公開時にはリアリティを出しているのかと思いきや、撮影時の事前公開カットそのままやし。
最後の雪原シーン、役者さん2人の演技はとても良くて、感動のシーンなのに、制帽の黄色帯が綺麗に光って萎える。
素人でもすぐ目につく、最低限のリアリティは確保して欲しかった。
ただ、役者さん達は本当に頑張っていて、アシリパさんなんか本当にハマり役。橋本環奈だとコメディ感強過ぎたろうから、山田杏奈から感じる意志の強さと弱さや、天真爛漫さと儚さのバランスなど、非常によく表現されていたのでは無いジャろうか。
↑唐突なキャラ変
彼女のキャスティングは本当に正解。というか、この映画キャスティングがめちゃくちゃ素晴らしい!
そして、期待を上回って上官の指から団子から、主人公まで喰いまくる玉木宏!
脳汁はご愛嬌として、串刺しや、落馬直後に全力疾走するシーンの再現度よ。
特徴的な美声も、鶴見中尉の部下を洗脳する語り口調にハマりまくりまクリスティー!
ボキの蝋燭もボリボリして〜
そしてそして、出てきただけで空気を変える、往年の昭和銀幕スタァの輝きと昏さを纏った土方の立ち姿。
館だけに!←確実な蛇足
和泉守兼定の今後のご活躍を、期待せずにはおれん。
白石と牛山は、もちろん大好き❤
尾形もイイよ、銃剣の近接戦シーン良かった。月山も見せ場あって良かった。
そして谷垣!次回作ではもっと太ってて欲しい。
とイイとこ沢山あるんだけど、杉本なぁ。
山崎賢人は好きな役者さんだし、応援したいけど、どうしても信がチラつく。
長瀬君が居てくれたらなんて、無いものネダリしちゃう、抑えられないこの気持ち。誰かに届け❣️
といったキモい感想は置いても、日本映画の限界というか。
シリーズ化するなら余計に、数字持ってる俳優さん使わざるを得ないんでしょうけど。
新しい息吹きを感じたかったな、彼にはキングダムがあるじゃん。という、抑えられないこの気持ち。二回目
あと、個人的に1番残念だったのは、ヒグマ❗️
なんやあの、覆い被さってくる巨大なヌイグルミは⁉️
明らかに柔らかくて、軽いヌイグルミの下から這い出てくるコスプレした山崎賢人。
いきなりコント見せられても困るんよ。
あのシーンだけは撮り直しというか、CG後処理で何とかならないのかしら。流石にあれ編集時点で誰かSTOP掛けなかったの?どうなってんの?スタッフぅ〜
という、大まかな不満を吐き出した所で、ハタと気づく。
ハタ坊この映画好き❗️
山崎君もホントは好き❣️頑張って欲しい。
アラフィフの私もガンバ、ガンバ大阪⚽️
ガンバ大阪で終わるべきか2時間考えた末、冷静になると恥ずかしいので総評。
全体的には良くまとまっていて、アイヌ古潭や雪山、小樽市街のシーンなど、情景描写も秀逸な、とても良い映画体験でしたョ。
役者さん達もそれぞれハマっていて、ほぼ全員に見せ場のシーンがあり、マキタスポーツにも。
レタラには違和感ないのに、何で熊は、、とは思いつつも、原作信者も見て損なし!次回作もオラ絶対観ちゃう!
終わり
キャスティングはバッチリ!
原作、アニメともヒット作で、さあ実写は?と懐疑的でしたが、大変良く出来ています。
まずはキャスティングですね。舘ひろしの土方や、玉木宏の鶴見中尉、は想像通りの出来です。土方は次回作ぐらいが、もっと見せ場があるかな?
山崎賢人の杉本も、充分。やや童顔なので、もう少し頼りない不死身ですが、キングダムの「わらべ信」とは体が違いますね。
で、何より心配だった山田杏奈のアシリパちゃんは、見事にアシリパちゃんになっていました。この子の童顔っぷりたいしたものです。小柄ではないのですが、まあ顔とお目々が丸いこと、丸いこと。原作のイメージを損なうことなく演じていました。
個人的には、白石役の矢本悠馬を久しぶりに観ました。「ちはやふる」の西田くん、「君の膵臓を食べたい」のガム君、が私にとってはツボでした。その後、縁なく観ていなかったのですが、結構、青春ものに出ていたのですね。いや〜、白石役はピッタリです。
ともかくアシリパちゃんが大丈夫なので、この先も安心して観れます!とはいえ、山田杏奈も23歳か〜。長い連作になるでしょうが、今のままでいて欲しいですな。
作品自体は原作に忠実ですが、普通ですね。冒頭の二〇三高地のシーンが大人しく、グロに振っておかないと、このあとのエピソードが微妙だな〜と思っていたら、少し頑張っていました。二階堂の耳そぎはこの後だっけ?
全119件中、61~80件目を表示