ゴールデンカムイのレビュー・感想・評価
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原作を予習・復習されるなら4巻まで読んで
原作ファンです。アニメは4期だけ観ていて、コミックス完結後の展遠征や聖地巡礼するくらいにはファンです。この度は久保監督はじめ、この映画に関わってくださったスタッフ・キャストのみなさま、本当にありがとうございます。リスペクトを感じられる映画になって、命助かりました。
原作と変わっている部分もありますが、それは良い改変で野田先生がお墨付きを出したのも頷けます。(観終わったあと、シネマトゥデイの記事を読むといいかもしれません)
賢人くんはいい意味で生身の青年を演じて下さったなと思います。アクションはもちろんのこと、原作やアニメにあった杉元のおちゃめさは控えめに、でも戦争から帰ってきて何かを無くした人として画面に現れました。
アシㇼパさんの芯の強さをうまく表現して下さった杏奈ちゃんにも大感謝です。子役の方とレタㇻのシーンも説得力が出てよかったです。
杉元とアシㇼパさんは相棒としてこの先の物語が続くのですが、そこはブレずに進めてくださるよう切に願います。(そこがブレなければ、原作ファンはついて行けるので)
レビュータイトルにもしましたが、原作をご存じない方も楽しんでいただけてるようで嬉しいのですが、ぜひコミックスも読んでほしいです。いまならヤンジャンアプリで無料公開されています。(1月いっぱいまで)
今回4巻までのストーリーが映画化されてますが、一部のエピソードが続編になってます。噂の通りなら、続きはWOWOWドラマのはずですので読んで損はないはずですよ!
アシリパがカッコよくて可愛いかった
日露戦争で、不死身の杉元、と呼ばれていた杉元佐一は、旅順陥落から2年後、一獲千金を狙い、北海道の山奥で砂金採りを続けていた。そんなある日、アイヌ民族が集めた莫大な金塊をのっぺら坊が奪い、その金塊を隠したのち逮捕され網走監獄へ入れられたが、金塊の隠し場所を暗号にした刺青を24人の囚人の身体に彫り、彼らを脱獄させた、と杉元は山で出逢った男から知らされた。その金塊のために刺青の脱獄囚を探していた杉元が、ヒグマに襲われたところを、アイヌの少女アシリパに助けられた。彼女は金塊を奪った男に父親を殺されており、その仇を討つため杉元と一緒に刺青脱獄囚探しをすることにした。一方、大日本帝国陸軍第七師団の鶴見篤四郎中尉や、戦死したと思われてた新選組副長・土方歳三も、その金塊を手に入れようとしていた。刺青脱獄囚全員を探し出し、金塊を手に入れることは出来るのか、という話。
原作は未読で、ストーリーも知らずに鑑賞したのだが、全然問題なく楽しめた。
当然だが完結しておらず、まだまだ続きそうだが、本作だけでも面白かった。
日露戦争最大の戦いと言われる旅順攻囲戦・203高地での壮絶な戦闘は見応えあった。こういう修羅場を経験し帰還した軍人は強いだろうな、と思った。
山崎賢人が演じた杉元はキングダムの信みたいだなぁ、って観てた。風呂でキズだらけの上半身が見えたが、鍛えて体が大きくなったのか、迫力あった、
鶴見役の玉木宏と土方歳三役の舘ひろしは怖かった。30年以上前に戦死したはずの土方歳三が生きていた、という設定もなかなか良かった。脱獄囚・白石役の矢本悠馬は面白くて存在感あった。
山田杏奈のアシリパがかっこよくて可愛いかった。そして、味噌をオソマ(うんち)と勘違いして食べた時の顔は笑えた。
次回作が楽しみ。
うーん
うーん…
俳優も小道具もアクションメチャクチャ凝ってて
すんごく良く感じたんだけど原作そのままの展開過ぎてもっと実写ならではの展開やれたんじゃないか?
いやでもあんまり原作からかけ離れた展開にすると違和感を覚えそうになるし、いやでもいくらなんでも2時間の映画にいろいろと詰めすぎな気がするし
いやでも心情描写やりすぎても話進まないし
見ていて原作忠実の実写化の良し悪しの議論が頭の中で止まらなくて自己崩壊しそうになった。
成功するかどうかは物語が完結しないとわかんないしあれでもこれシリーズ化するのか?何も発表ないぞ
先行きは何も見えてないが間違いなく良作ではある
漫画原作の実写化。
1つ確実に文句つけるなら背中写しながらスローモーションで撮るシーン多すぎん?
というかスローモーションのシーン多すぎん?
公開を楽しみにしてました! だから初日、レイトショーにて。 こわい...
公開を楽しみにしてました!
だから初日、レイトショーにて。
こわいの、たのしいの、
うつくしいの、おもしろいの、
いたいの…
いろいろな感情がこれ一本で味わえます。
楽しみにはしていましたが、
これほど面白いとは思いませんでした。
うぁ、またやられた、と思いましたが、
続編あり、です。
先の楽しみが増えるのはやはり嬉しい。
でも、山崎賢人、
キングダムに続き、
続編モノばかりで大丈夫なのでしょうか…キャラも何となく被っているし😅
そして、
やはり美しくて強いヒロインは欠かせない。
アイヌ文化に興味がある人なら知っているであろう、
秋辺デボさんの登場も嬉しい。
あぁ、もう興奮し過ぎて
これ以上書くとネタバレ満載になってしまうのでこのへんにしておきます。
サヨナラサヨナラサヨナラ。
リスは美味しいらしい
想像の50倍よかった
アクションにちゃんと向き合う映画はいい映画。
マンガ原作の実写化ときくと
期待しすぎて失望しないように
期待をかなり抑えて観に行くが、
抑えた期待の50倍くらいよかった。
2時間で、どこまでやるのか
何を見せるのか気になっていたが、
監督も脚本家も色気を出さず、
丁寧にエピソードを再現し、
1作めはここらまでだろうというところでドンピシャ終了。
ただこの密度&ペースだと、
15〜20作くらい行ってしまうのでは???
シリアスなストーリーと
馬鹿げた見栄のバランスも悪くなく、
「かなり面白いなあ」と
その理由を劇場からの帰り道に考えていたが、
これは原作がメチャクチャ面白いんだな
ということに改めて思い至った。
このあと読み返すか…
文句を言っていた人にほど観に行ってほしい実写
原作全巻・アニメ全部視聴済、展覧会に行き聖地巡礼もした原作の大ファンです。
最初に実写化されると聞いた時はとにかく不安でしかなくてお願いだからやめてほしいと思っていたのですが、本当に良い意味で全部裏切られました。
まず醸し出される世界観がゴールデンカムイそのもので役者がちゃんとキャラクターとして生きている。
最初は気になっていた部分もエンドロールを迎える頃には世界観に没入して全く気にならなくなり…私は杉元役に山崎賢人は顔立ちのイメージが違いすぎて全然合ってないと思っていたのですがスイッチが入った時の目の据わり方が完全に「人を躊躇なく殺せる杉元」のそれと一致していてつくづく役者さんはすごいと感動しました。山崎賢人さん、疑ってごめんなさい!!自分の目で本編を見てみなければ何もわからないことを改めて実感した次第です。
これはとにかく早く続編を作ってもらわないと困る!
私も映画を見る前は批判的に思っていた立場だったので人の事は言えませんが、衣装が綺麗すぎるだのこのキャラにこのキャストは合ってないだの文句を言っている人達にほどこの映画を観に行ってほしい。実際に自分の目で確かめてから物を言ってください。この映画の凄さは見ればわかります。
原作ファン必見
山﨑賢人の使い回しやれやれしゃーなし感で観に行った自分をストゥで殴って欲しい。
超超超最高。自分史上実写化No.1決定。
キャラ再現えっぐい!!ヒグマこっわい!!
レタラかっわいい!!
鳥肌出るのに手に汗握るし、自律神経乱されっぱなし。これは独りで観ちゃうと帰り道興奮して独り言増え気味になるからぜひ原作ファンと共に行きたい映画
細かい事を言うなら杉元の身体の作り込みが甘いのと、秋辺デボさん演じるオソマのお父さんがとても棒読み、、お顔からしてアイヌの方を起用しているのはリアルっちゃリアルだけど余りに棒読みで急にドキュメンタリーかと思ったよ。
漫画だと戦争のグロテスクさが差程気にならなかったし杉元に心的影響がそこまでみられなかったが(1巻からおめめの煌めきは可愛かったからね)
健人さん演じる杉元はずーっと目が死んでるのがつれぇ、、そら戦争の真っ只中にいてたらリアルだとそうなるんだろうけど、、これはあれだね、次回作を重ねる毎にアシㇼパさんと過ごす日々で心が溶けてゆく表情に期待だよ健人さん。
これから観に行く人は
最後の最後まで絶対に席を立つんじゃない。
あの人もこの人もチラ見できるから
キロちゃんカッコよすぎて変な声でるから
ACIDMANのぎゃんぎゃんに痺れるエンディングで脳汁ドピュドピュ流すまでがこの映画だぜ
殺陣も変顔祭りも愛情たっぷり
野性味溢れるバックボーンとシリアス過ぎない各キャラクターの魅力がきちんと丁寧に実写化されていてとても楽しめた。
やはり杉元がアシリパを「さん」づけで呼ぶのはとてもいいし、頭のおかしい囚人、頭のいかれてる軍人もふりきっていて良かった。なによりも大好きなレタラかっこ良かった!これからかわいいレタラもお願いします。
まだまだ序盤も序盤、このクオリティで撮ってもらいたい。これからが楽しみです。
山﨑賢人さんがキングダムとキャラ被りしないように頑張って仕上げてきているのも好感が持てました。これからもキングダムとの両立頑張って欲しい。
長い作品なので押しキャラ応援しつつエンディングまで並走したいと思います。
続編ありきであることを最初に示してほしかった。
原作未読勢です。
原作〜アニメで話題になっていた要素(特筆すべきはグルメの要素)を間にねじ込んでエピソードを継いでいったような作りかなと感じました。
登場人物の情緒や心情の変化が尺の絡みもあり早足で没入感が薄かったなと感じました。物語後半で続編前提の作りであることが示唆されますので単独の映画として評価するのは非常に難しいかなとも思われます。
主演であったり原作の所在からキングダムと比較しながら見てしまった部分も多分にあったのですが。キングダムのほうが区切りであったり作りが丁寧でわかりやすく面白いかなと思ってしまいましたね。
最終的な評価は続編も含めて判断できればと思いますので星3とさせていただきます。
ぜひ映画館で観て!
ギラギラの生命力がほとばしる。ジビエを食べた時のようにチカラがみなぎる。
ちゃんとしたものを作ろうという意気込みは伝わる
もったいないなあ。
原作をきちんと咀嚼し、多少の改改変により
この映画の中だけで「アイヌの金塊の存在」に説得力を持たせ
杉本とアシリパだけでなく怪人ぞろいの各陣営の顔見せもきちんと済ませてるのだけど
なんというか、全体的にテンポが悪い
ロケーションもセットも
ビジュアルはどのシーンもすごく良いのだけど、
その圧倒的な風景の良さを見せたいのか
妙に抜け感のあるだだっ広いカットが多く
全体的に画面がだるくなってしまっているのもよくない
(個人的にはコタンの様子やフチの佇まいがとても良かった)
キャスト発表の時から不安視されていたアシリパ
演技のバランスやアクションなどの理由もあって
設定より年上になってるのだと思うのだけど、
そのせいで杉本との関係がやや生臭く見えてしまうのもよくない
(これは実際見てみるまで気付かなかった)
良い所、おっと思わせるところが多く
原作もの邦画にしては珍しく原作に真摯に向き合ってつくられたのが
とてもよく伝わってくる作品ではあるのだけど
本当に原作序盤までの内容なので続編を作って
せめて網走監獄までやってくれないと納得いかないぞ
コメディ・パートを、もう少しどうにかできなかったものか?
「キングダム」のような、たたみ掛けるようなアクションのつるべ打ちを期待したが、どうにもモタモタとテンポが悪く、最後まで話の流れに乗り切れなかった。
最大の要因は、度々挿入される、食事にまつわる杉元とアシリパのユル〜い会話で、特に、「味噌」に関するやり取りは、最後まで引っ張る割には面白くもなんともなく、見ていてシラケてしまった。
杉元と白石が川に落ちて寒がるシーンも同様で、コメディ・パートが、物語に緩急をつけるアクセントになっていないどころか、せっかく盛り上がりかけた物語にブレーキをかける役割りしか果たしていないのは、残念としか言いようがない。
肝心のアクションは、それなりに見応えがあるのだが、例えば、杉元は2頭の熊と格闘してもほとんどダメージを受けないのに、7師団の兵士の方は、たった1頭に3人が殺されてしまうなど、ご都合主義的な描写が気になってしまう。杉元には、優れた再生能力があるのかもしれないが、そもそも傷を負わないというのはおかしいのではないか?
最大の見せ場である、馬が引くソリの上での活劇にしても、「ソリから振り落とされてはならない」という暗黙のルールが実感できないため、ハラハラドキドキのスリルが感じられないし、逃げたいのなら早くソリから降りればいいのにとさえ思ってしまう。
アシリパが科す「殺すな」という条件も、せっかくのアクションを不完全燃焼にしてしまっているし、結局、杉元が人を殺してもウヤムヤになってしまうので、何のための条件だったのかという疑問が残る。
当然のことながら、続編が作られるのだろうが、1本の映画として見るならば、見せ場の一つとして、土方歳三の一派と杉元たちとの絡みがあってもよかったのではないかとも思う。
眞栄田郷敦や大谷亮平などの登場シーンも物足りなく、次回作以降に活躍の場が用意されているのかもしれないが、それにしてもキャラクターに魅力が感じられないし、どうしても役者の「無駄遣い」に思えてしまう。
全体としては、期待外れの感は否めないのだが、それでも、アシリパを演じた山田杏奈の存在感だけは、一つの収穫と言えるだろうか・・・
再現度!
映画を映画たらしめる境目はどこなのだろうか?
原作漫画があって、アニメ化された映像作品も先行していて、ということでそれらのファンに加えて伝奇ロマンや新選組やミリタリー好きも楽しめる幅の広い作品です。そういう意味では映画版で安易に決着をつけず次回以降に持ち越されたのはもちろん良いこと。
ただ良い素材であるだけに、評価が「原作に忠実」「再現度が高い」っていうことだけじゃあなあとは思う。やっぱり映画なんだから映画版だからこそ!という部分があって欲しい。
そこで苦言を二つ。杉元が兵隊3人に追われ熊穴に飛び込むところ、続いて穴からの杉元の視線で兵隊が熊に襲われるシーンとなる。面白いのだがそれはアニメの(恐らくは原作の)アイデアですね。ここについては視点を振る(極端に言えば画面分割するとか)などもう少し「映画としての工夫」が欲しい。
さらに一つ、後半の馬橇での戦い。まさしくここも原作を忠実に再現したということになるのだろうが、日本映画の現状の予算や時間的、人的制限や技術からしてどうしてもSFX、VFX丸出しのベタな映像になってしまうのですね。ここについても何か工夫は考えられなかったのだろうか。
映画は原作の単なる延長線にあるわけではない。ゴールデンカムイの世界を表現するために映画として新たにできることがあるはずでそれを追い求めることが映画を映画たらしめる。
すいません。悪口ばかりで。
この作品の映画としての魅力はやはり主演の2人でしょうね。杉元もアシリパも原作ではかなりクセのある描き方がされているが、山崎賢人と山田杏奈は淡々とナチュラルに演じている。これが映画全般に清涼感を与えるとともに、クセモノ揃いの脇役陣から際立てさせ、ストーリーを展開させていく推進力となっている。
やはり映画は役者次第だなと再認識したところです。そして最後の雪山に立つバディの姿を遠景で捉えたシーン。大自然の雄大さと美しさが二人の行く末を祝福しているようにみえる。これは映画ならではでの表現です。今後、シリーズが続くにあたっては、アクションも良いですが、こういった静かなシーンも大事にしていって欲しい。
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