ゴールデンカムイのレビュー・感想・評価
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想像の50倍よかった
アクションにちゃんと向き合う映画はいい映画。
マンガ原作の実写化ときくと
期待しすぎて失望しないように
期待をかなり抑えて観に行くが、
抑えた期待の50倍くらいよかった。
2時間で、どこまでやるのか
何を見せるのか気になっていたが、
監督も脚本家も色気を出さず、
丁寧にエピソードを再現し、
1作めはここらまでだろうというところでドンピシャ終了。
ただこの密度&ペースだと、
15〜20作くらい行ってしまうのでは???
シリアスなストーリーと
馬鹿げた見栄のバランスも悪くなく、
「かなり面白いなあ」と
その理由を劇場からの帰り道に考えていたが、
これは原作がメチャクチャ面白いんだな
ということに改めて思い至った。
このあと読み返すか…
文句を言っていた人にほど観に行ってほしい実写
原作全巻・アニメ全部視聴済、展覧会に行き聖地巡礼もした原作の大ファンです。
最初に実写化されると聞いた時はとにかく不安でしかなくてお願いだからやめてほしいと思っていたのですが、本当に良い意味で全部裏切られました。
まず醸し出される世界観がゴールデンカムイそのもので役者がちゃんとキャラクターとして生きている。
最初は気になっていた部分もエンドロールを迎える頃には世界観に没入して全く気にならなくなり…私は杉元役に山崎賢人は顔立ちのイメージが違いすぎて全然合ってないと思っていたのですがスイッチが入った時の目の据わり方が完全に「人を躊躇なく殺せる杉元」のそれと一致していてつくづく役者さんはすごいと感動しました。山崎賢人さん、疑ってごめんなさい!!自分の目で本編を見てみなければ何もわからないことを改めて実感した次第です。
これはとにかく早く続編を作ってもらわないと困る!
私も映画を見る前は批判的に思っていた立場だったので人の事は言えませんが、衣装が綺麗すぎるだのこのキャラにこのキャストは合ってないだの文句を言っている人達にほどこの映画を観に行ってほしい。実際に自分の目で確かめてから物を言ってください。この映画の凄さは見ればわかります。
原作ファン必見
山﨑賢人の使い回しやれやれしゃーなし感で観に行った自分をストゥで殴って欲しい。
超超超最高。自分史上実写化No.1決定。
キャラ再現えっぐい!!ヒグマこっわい!!
レタラかっわいい!!
鳥肌出るのに手に汗握るし、自律神経乱されっぱなし。これは独りで観ちゃうと帰り道興奮して独り言増え気味になるからぜひ原作ファンと共に行きたい映画
細かい事を言うなら杉元の身体の作り込みが甘いのと、秋辺デボさん演じるオソマのお父さんがとても棒読み、、お顔からしてアイヌの方を起用しているのはリアルっちゃリアルだけど余りに棒読みで急にドキュメンタリーかと思ったよ。
漫画だと戦争のグロテスクさが差程気にならなかったし杉元に心的影響がそこまでみられなかったが(1巻からおめめの煌めきは可愛かったからね)
健人さん演じる杉元はずーっと目が死んでるのがつれぇ、、そら戦争の真っ只中にいてたらリアルだとそうなるんだろうけど、、これはあれだね、次回作を重ねる毎にアシㇼパさんと過ごす日々で心が溶けてゆく表情に期待だよ健人さん。
これから観に行く人は
最後の最後まで絶対に席を立つんじゃない。
あの人もこの人もチラ見できるから
キロちゃんカッコよすぎて変な声でるから
ACIDMANのぎゃんぎゃんに痺れるエンディングで脳汁ドピュドピュ流すまでがこの映画だぜ
殺陣も変顔祭りも愛情たっぷり
野性味溢れるバックボーンとシリアス過ぎない各キャラクターの魅力がきちんと丁寧に実写化されていてとても楽しめた。
やはり杉元がアシリパを「さん」づけで呼ぶのはとてもいいし、頭のおかしい囚人、頭のいかれてる軍人もふりきっていて良かった。なによりも大好きなレタラかっこ良かった!これからかわいいレタラもお願いします。
まだまだ序盤も序盤、このクオリティで撮ってもらいたい。これからが楽しみです。
山﨑賢人さんがキングダムとキャラ被りしないように頑張って仕上げてきているのも好感が持てました。これからもキングダムとの両立頑張って欲しい。
長い作品なので押しキャラ応援しつつエンディングまで並走したいと思います。
続編ありきであることを最初に示してほしかった。
原作未読勢です。
原作〜アニメで話題になっていた要素(特筆すべきはグルメの要素)を間にねじ込んでエピソードを継いでいったような作りかなと感じました。
登場人物の情緒や心情の変化が尺の絡みもあり早足で没入感が薄かったなと感じました。物語後半で続編前提の作りであることが示唆されますので単独の映画として評価するのは非常に難しいかなとも思われます。
主演であったり原作の所在からキングダムと比較しながら見てしまった部分も多分にあったのですが。キングダムのほうが区切りであったり作りが丁寧でわかりやすく面白いかなと思ってしまいましたね。
最終的な評価は続編も含めて判断できればと思いますので星3とさせていただきます。
ぜひ映画館で観て!
ギラギラの生命力がほとばしる。ジビエを食べた時のようにチカラがみなぎる。
ちゃんとしたものを作ろうという意気込みは伝わる
もったいないなあ。
原作をきちんと咀嚼し、多少の改改変により
この映画の中だけで「アイヌの金塊の存在」に説得力を持たせ
杉本とアシリパだけでなく怪人ぞろいの各陣営の顔見せもきちんと済ませてるのだけど
なんというか、全体的にテンポが悪い
ロケーションもセットも
ビジュアルはどのシーンもすごく良いのだけど、
その圧倒的な風景の良さを見せたいのか
妙に抜け感のあるだだっ広いカットが多く
全体的に画面がだるくなってしまっているのもよくない
(個人的にはコタンの様子やフチの佇まいがとても良かった)
キャスト発表の時から不安視されていたアシリパ
演技のバランスやアクションなどの理由もあって
設定より年上になってるのだと思うのだけど、
そのせいで杉本との関係がやや生臭く見えてしまうのもよくない
(これは実際見てみるまで気付かなかった)
良い所、おっと思わせるところが多く
原作もの邦画にしては珍しく原作に真摯に向き合ってつくられたのが
とてもよく伝わってくる作品ではあるのだけど
本当に原作序盤までの内容なので続編を作って
せめて網走監獄までやってくれないと納得いかないぞ
コメディ・パートを、もう少しどうにかできなかったものか?
「キングダム」のような、たたみ掛けるようなアクションのつるべ打ちを期待したが、どうにもモタモタとテンポが悪く、最後まで話の流れに乗り切れなかった。
最大の要因は、度々挿入される、食事にまつわる杉元とアシリパのユル〜い会話で、特に、「味噌」に関するやり取りは、最後まで引っ張る割には面白くもなんともなく、見ていてシラケてしまった。
杉元と白石が川に落ちて寒がるシーンも同様で、コメディ・パートが、物語に緩急をつけるアクセントになっていないどころか、せっかく盛り上がりかけた物語にブレーキをかける役割りしか果たしていないのは、残念としか言いようがない。
肝心のアクションは、それなりに見応えがあるのだが、例えば、杉元は2頭の熊と格闘してもほとんどダメージを受けないのに、7師団の兵士の方は、たった1頭に3人が殺されてしまうなど、ご都合主義的な描写が気になってしまう。杉元には、優れた再生能力があるのかもしれないが、そもそも傷を負わないというのはおかしいのではないか?
最大の見せ場である、馬が引くソリの上での活劇にしても、「ソリから振り落とされてはならない」という暗黙のルールが実感できないため、ハラハラドキドキのスリルが感じられないし、逃げたいのなら早くソリから降りればいいのにとさえ思ってしまう。
アシリパが科す「殺すな」という条件も、せっかくのアクションを不完全燃焼にしてしまっているし、結局、杉元が人を殺してもウヤムヤになってしまうので、何のための条件だったのかという疑問が残る。
当然のことながら、続編が作られるのだろうが、1本の映画として見るならば、見せ場の一つとして、土方歳三の一派と杉元たちとの絡みがあってもよかったのではないかとも思う。
眞栄田郷敦や大谷亮平などの登場シーンも物足りなく、次回作以降に活躍の場が用意されているのかもしれないが、それにしてもキャラクターに魅力が感じられないし、どうしても役者の「無駄遣い」に思えてしまう。
全体としては、期待外れの感は否めないのだが、それでも、アシリパを演じた山田杏奈の存在感だけは、一つの収穫と言えるだろうか・・・
再現度!
映画を映画たらしめる境目はどこなのだろうか?
原作漫画があって、アニメ化された映像作品も先行していて、ということでそれらのファンに加えて伝奇ロマンや新選組やミリタリー好きも楽しめる幅の広い作品です。そういう意味では映画版で安易に決着をつけず次回以降に持ち越されたのはもちろん良いこと。
ただ良い素材であるだけに、評価が「原作に忠実」「再現度が高い」っていうことだけじゃあなあとは思う。やっぱり映画なんだから映画版だからこそ!という部分があって欲しい。
そこで苦言を二つ。杉元が兵隊3人に追われ熊穴に飛び込むところ、続いて穴からの杉元の視線で兵隊が熊に襲われるシーンとなる。面白いのだがそれはアニメの(恐らくは原作の)アイデアですね。ここについては視点を振る(極端に言えば画面分割するとか)などもう少し「映画としての工夫」が欲しい。
さらに一つ、後半の馬橇での戦い。まさしくここも原作を忠実に再現したということになるのだろうが、日本映画の現状の予算や時間的、人的制限や技術からしてどうしてもSFX、VFX丸出しのベタな映像になってしまうのですね。ここについても何か工夫は考えられなかったのだろうか。
映画は原作の単なる延長線にあるわけではない。ゴールデンカムイの世界を表現するために映画として新たにできることがあるはずでそれを追い求めることが映画を映画たらしめる。
すいません。悪口ばかりで。
この作品の映画としての魅力はやはり主演の2人でしょうね。杉元もアシリパも原作ではかなりクセのある描き方がされているが、山崎賢人と山田杏奈は淡々とナチュラルに演じている。これが映画全般に清涼感を与えるとともに、クセモノ揃いの脇役陣から際立てさせ、ストーリーを展開させていく推進力となっている。
やはり映画は役者次第だなと再認識したところです。そして最後の雪山に立つバディの姿を遠景で捉えたシーン。大自然の雄大さと美しさが二人の行く末を祝福しているようにみえる。これは映画ならではでの表現です。今後、シリーズが続くにあたっては、アクションも良いですが、こういった静かなシーンも大事にしていって欲しい。
人に勧めやすい
非常にハイクオリティな実写邦画!
原作はほとんど知らないので単品の邦画としての評価になりますが、めちゃくちゃ面白かったです!
キャラクター描写が非常に上手く、どのキャラも凄みがあってとても魅力的。登場人物がかなり多いのに、しっかり整理されていて全く混乱しないのも良。下村氏がアクション監督なだけにアクションも文句なし。何より話の展開が抜群に良く、一切ダレることなく最後まで一気に楽しめました。
北海道の歴史やアイヌの文化などにしっかりリスペクトが感じられるのも良いですね。
もちろんこうした魅力は原作がそうだからなのでしょうが、そうした魅力を存分に活かした、理想的な実写作品でありましょう。
グロ描写などに一部、原作はもっとモロなんだろうな…という箇所はありましたが、それでも年齢制限つかない範囲ギリギリまでよく頑張ってたと思います笑
それにしても山﨑賢人はいつ寝ているのでしょうか…
原作未読
欲張り闇鍋コミックの序章
原作・アニメファンから心配の声すら聞かれた「ゴールデンカムイ」実写映画化だったが、再現度に関する心配は全く無用だったね。
作品のファンらしき観客もチラホラ、いやかなり多かったが、皆様満足げ且つ大いに盛り上がって劇場を後にしていた。
原作既読の私としても、各キャラクターの特徴を十分に活かし、漫画のコマやオノマトペで表現されていたことを、余すことなく動きに乗せきってきたと思う。
思えば「ゴールデンカムイ」は複数の魅力で構成されている。金塊の在り処をめぐるバトル漫画であり、アイヌ文化を知る教養漫画であり、獲った獲物を調理するグルメ漫画であり、推しを愛するキャラクター漫画である。
この欲張り四重奏を各パートのファンをがっかりさせることなく「実写でやろう!」というのだから、かなりの欲張り映画だ。特にキャラクターに関しては、それぞれの愛するキャラクターの魅力を損なう事なく再現する、という並々ならぬ気迫を感じる。
上映後のトイレで小耳に挟んだのだが、「白石のレベルめっちゃ高い!」と絶賛していた二人組がいたのも頷ける。私も白石由竹の「ヌルヌル感」と二階堂兄弟の「キモチワルさ」はずば抜けて良いと感じていたし、「どうすればヌルヌル感のあるキャラになるか?」という部分が突き詰められたアクションは見事だった。
一方で、コミカルでバイオレンスな原作の特徴を全て収めきる為に、一本の映画としては消化不良なところもある。多分続編はあると思うが、今作は序章も序章で、バトルの興奮ももう一段階上げられるはずだと思うのだ。
原作読んで展開を知っているからそう思うだけかもしれないが。
あと、個人的にはもっとグルメパートやって欲しかったかなぁ。行者ニンニク採ったり、脳ミソ食べたり、脳ミソ食べたり。
「超興奮した!」とまではいかなかったが、こんなに完成度と再現度が高いと思わなかったし、杉元の回想シーンは原作を読んだ時より切なくてグッときた。
キャストのクレジットが出た後に、3回くらいおまけ映像が来るので、「エンドロールかな?」と思っても是非最後まで観た方が良い。原作未読の人も既読の人も「続き観てぇ!」となること請け合いだ。
続編が見たい!
派手なアクションシーンに加え笑えるシーンも多目な作品。 本年度ベスト!
ぶっちゃけこれからって時に終わってしまい消化不良な感じもしたけど面白かった!
予告編が面白そうだったのに加え山田杏奈さん目当て。
山田杏奈さんの色白の肌と青い瞳が印象に残る。
出だしの二百三高地の戦闘シーンから引き込まれる!
山崎賢人さん演じる不死身の杉本のアクションが迫力があって凄い!
本作は理由の違いはあれど、杉本と山田杏奈さん演じるアシリパがバディーとなり北海道の何処かに眠る時価5,000億円もの金を探そうとするストーリー。
金が眠る場所は20人以上の囚人の体に彫られた刺青の暗号を解かないと解らない設定。
無理のある設定だけど早い段階から数人を探しあててしまう(笑)
これと並行して、最強と言われる第七師団も隠された金を探そうとする展開。
杉本やアシリパ達と第七師団とのバトルが迫力があって引き込まれた。
雪上を走る馬車の上での格闘シーンが新鮮で大迫力!
拷問を受ける杉本が見ていて怖い。
お団子の串の2本目が目でいられない(笑)
シリアスな展開の中に笑えるシーンが盛り込まれているのも良かった!
加えて、出てくる料理のシーンは全て美味しそう。
アイヌは味噌を知らないのがメッチャ笑えた。
熊や狼が登場するけどリアルな感じを結構出していたのは評価したいところ。
本作は一話完結と自分で勝手に決めつけて鑑賞したので消化不良感ハンパ無し(笑)
エンドロール後に繰り返される、まだ終わってない感がしつこかったです( ´∀`)
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