ゴールデンカムイのレビュー・感想・評価
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良いところも残念なところも
登場では不安げな台詞回しの山田さんが、段々とアシリパさんになっていくのは感動的。
月島軍曹の平熱の狂気は芝居を超えたものがあった。
白石、尾形、二階堂、牛山は役者さんの魅力が加わって実写ならではの良さを感じた。
全体的に冗長で、長い予告編となってしまっている。
アクションシーンもっとコンパクトにテンポよく進んで欲しいと感じた。
全体的に衣装が綺麗すぎるのも違和感がある。
アニメじゃないんだから、そこは頑張って欲しかった。
特に杉本のマフラーはどっかのブランドものみたい。
役者の肌感にはこだわりが感じられるのに、なぜ衣装の汚しはそうなった?
今回最も残念なところは、主演俳優の山崎さんがこの物語の肝を掴んでないと感じられたところ。
戦地帰りの軍人で「人をたくさん殺して来た」「地獄行きが決まってる」人間の闇が何一つ掴めてない感じ。
これではただの二枚目俳優の芝居すぎる。
「生き残ってしまった」が故に「不死身の」と自虐的でさえある形容詞のついた人間の悲哀も無い。故に、金塊探しに向かう説得力が極端に薄れてしまう。
続編は見たいが、期待はできない。
原作への「誠実さ」を感じた映画でした。
人気漫画の実写化は、時に原作ファンが首をかしげたくなる作品になってしまうこともあります。本作も発表された当時は不安な気持ちもありましたが、序盤のシーンでその不安は吹き飛びました。
迫力のあるアクションシーン。原作にあるグロめの描写もごまかすこともなくできる範囲で表現する。ちゃんとヒグマも怖いし、余計な要素も追加しない。
少し冗長と感じるシーンもありましたが、全体的なのテンポ感は「ゴールデンカムイ」らしかったと思います。
もちろん映像だけではなく、俳優さんもみなさん素晴らしかった。特に玉木宏さん演じる鶴見中尉と、舘ひろしさん演じる土方歳三には「そうそう!これこれ!」と、心の中で拍手しながら観ていました。
また、北海道出身の私としてはクレジットにも見知った場所の名前が出てきて嬉しかったです。某クマ牧場さんも協力していたんですね。
ぜひ続編も観たい!と思う映画でした。
これはこれでありですね
漫画未読、アニメ全話鑑賞。
キャスティング、ストーリー運びは文句なしですね。変に改変しないで吉とでたパターンですね。いいところで終わりましたし、良作でしたね。川に落ちた件はアニメより面白かったかも。
アシリパがデカいのと、ちょっと滑舌が悪いのが気になりました。娼館の女将よりデカいのは笑いました。顔芸ももうちょい頑張ればなおよかった。でも真面目そうなイメージが伝わりこれはこれでありだったのかも。
それと、料理をもっと美味しそうに撮って欲しかった。シズルが足りてないのか、音がイマイチだったのか?ヒンナ、ヒンナももっと連発して欲しかったな。
アクション、戦争シーンはなかなかの迫力でよかったです。ただ、このシーンも含めて全体キレイでもう少し汚れがあるとリアルでコスプレ感が無くなったかもしれないです。
皆さんのいうようになかなかの良作でした。
原作リスペクトが感じられ、今後も楽しみ
予告などで公開されていたビジュアルを見て、よくこれだけ原作に寄せて来たなぁと思ってはいたが、実際に映画館に足を運んだら、想像以上だった。特に、自分は玉木宏演じる鶴見中尉に度肝を抜かれた。原作でも、脳汁が溢れるシーンは気持ち悪いのだが、実写はその数倍(褒め言葉です!)気持ち悪かった。
玉木宏というと、数年前「7人の秘書」での演技で、心底ガッカリさせられていたので、自分の中では、今回の演技で評価が爆上がりした。
杉本役の山崎賢人は、さすがの安定感!
一点、戦闘シーンを観ているうちに、「あれ?全体的なトーンが、キングダムっぽい」と思ってしまったのは、グリーンバックで撮影して、CGと組み合わせる技術的な問題からくる印象なのかな。
アシリパの山田杏奈は、ラスト近くの食事シーンの表情がまさに原作そのもので、大満足でした。
あと、白石役の矢本悠馬もナイス!
今後も楽しみにしています。
長期戦になりそう。
まだまだ序盤のキャラクター紹介編。 ヒグマに対して狼が嘘くさいのは...
漫画の実写化成功の作品!92点
雪山サバイバル&アイヌカルチャー
豪華なキャストたちが躍動している
これで終わり?
原作も読みたい、実写も続き見たい。いい制作チーム
🏔あらすじ
日露戦争終戦後、戦争時に不死身の杉元と呼ばれていた杉元佐一が北海道に渡った。小樽の森の中であるおじさんから金塊の話を聞く。ヒグマに襲われて、助けてくれたアイヌの少女アシリパと目的は異なるが、一緒に金塊を見つける旅に出る。金塊を奪い合う戦争が北の大地で始まる。
🏔よかったところ
・笑いあり、感動あり、学びがある映画でした。
・キャスティングがフィットしており、キャストさんたちも難しい役ばかりであるが、違和感なく再現されいてる。
・黒岩勉さんの人の心を動かす脚本がすごい!
・北海道が金になるシーンでおおとなりました✨
🏔いまいちなところ
・笑いを取る為には理解できるが、それでも顔芸は多すぎる気がします。
🏔考察
・グロテスクなシーンが苦手な方は少しきつく感じるシーンが多いかもしれません。
・原作を読みたいと思う実写でした。漫画の文化と日本映画の進化でかけあわせた新しい日本映画の1ページが楽しみです。
・アイヌの先住民の知恵をしっかいり書き出している。
・アイヌに限らず、先住民の知恵と言葉は学びに多い。
・なぜ、お金による戦争と独裁に覚える恐怖はいつの時代にもあり、消えないのだろうが。
・エンドロールでとてもいい制作チームと感じました!
🏔学び
・生きているうちに必ずその人の役目がある。
・諦めずに対策を考えることは言葉にすれば簡単であるが、実践することが難しい。
・知恵で戦う人は生き残る
これは・・・!
楽しく観れる、矢本悠馬にハマったが玉木怖い(笑)
最後まで製作して欲しい
キャスト、衣装、デザインの再現力は最高です。
漫画の実写化は、映像技術の向上により最近はかなり原作ファンでも納得の映像が多いです。本作も同様にかなり作り込んだ映像です。最も実写化にあたり心配したのは動物です。熊、リス、狼など話の展開にも重要なやく割りです。これがややもすると着ぐるみだったり、安っぽい映像だったりしますがその心配をさせない出来映えでした。
あとは脚本となります。
アイヌが密かに貯めた20貫の金塊を、ある男がアイヌたちを皆殺しにして強奪。金塊の隠し場所を誰にも伝えずに捕まり、網走監獄に収監された。足の腱を切られ脱獄不能となった男は、獄中から外の仲間に金塊の在処を伝えるべく24人の囚人の体に金塊の場所を記した刺青を彫る。それは全員で一つの暗号になっており、金塊を狙った屯田兵による移送の最中に囚人全員が脱獄した。帰還兵であり「不死身の杉元」と相棒のアイヌの少女アシリパがこの金塊を求め囚人達を探す。しかし彼ら以外にも第七師団の鶴見篤四郎、囚人の親玉土方歳三もその金塊を狙っていてそれぞれの思惑が絡み合う展開です。
分かりやすく丁寧に描かれています。しかし、原作漫画の5巻までの話で終わります。まとまっているので、万一企画倒れで本作だけとなっても十分にはなっています。ただ続編も撮影済みとなっていると原作は全31巻です。このテンポでは6作まで製作となります。続編であってもそれぞれが単体でも成立していなければ、映画化の意味がありません。今回はうまくまとまっていますが、その後が単一で成立する展開かやや心配です。
衣装がなんかもうちょい
山崎賢人は杉元じゃないけど、けどやっぱ山崎賢人でよかったのかもしれない…
山崎賢人の普通っぽく言うセリフの言い方が好きだった。オソマばっか、とかそういうやつ。
あと序盤の戦争シーンが悲惨でよかった。
続編やるなら見る。
漫画原作ならでは
続き面白そうです。
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