ゴールデンカムイのレビュー・感想・評価
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大作感もあり頑張ってると思うが
戦闘シーンとか、いかにもお金がかかっているといった大作なんだけど、なんか演出がB級っぽくて、映画全体を安っぽくしている。内容も、2時間を超える長丁場にしては話の進みが遅くて、主要人物の顔見せで終わっている。漫画原作の実写を見ていつも思うが、漫画と同じノリで実写を演出したら幼稚で安っぽい映画になることが多い。
意外と普通だった
評判が良い感じがしたので円盤で見たが、白ける部分があり…
土方役の舘さんがギャグみたいに見えて、イマイチだった。
アクション凄いは凄いと思うけど、キングダムと一緒の路線のいうか、真新しさが無かった。
続編は別にいいかな。
北海道の大自然を背景に展開する一大活劇…なのだが。
大ヒット原作コミックは、、、、未読!
こういうコメディーテイストの原作なのか…。今の時代にウケるには、活劇にもこういう要素は必要なのだろうか。
日露戦争終戦後、土方歳三は生きていた。そして、北鎮部隊こと陸軍第7師団と、二百三高地の生存兵である主人公が、伝説のアイヌ埋蔵金争奪戦を繰り広げる。
この設定が面白くないはずがなく、荒唐無稽だからこそシリアスな進行で観たかった気がする。
また、TVドラマで映画の続きを語るというのはよくあるメディアミックスだが、この映画はまるでTVドラマのための序章のようではないか。
いよいよ三つ巴の争奪戦に火が点くのではないか…というところで、肩透かしを食らった感じだ。
以下続編…ではなく、以下TVドラマとは…。
ということで、WOWOWの後続ドラマを鋭意、鑑賞中。(コメディー感が増してるような…)
ロケーションによる広大な風景は素晴らしいし、時代考証も確りされているように見えた。
が、熊のCGには違和感があった。白組によるゴジラのクオリティは日本では突出したものなのか、動物のCGはまだまだ未熟な印象だ。
そもそも原作が面白い故にうまく作れば問題なくヒットするはず
だが実写化で、またコスプレ?と思っていたが、皆さんそこそこ似合っている。
演技力でカバーしてくれる位が丁度良いし、似ているだけなら舘ひろしの土方歳三はかなりのものだ。
原作の殺伐シーンとコミカルさは実写化では表現しきれないだろうとは思ったがその点についてもそこそこ頑張っている。
個人の膂力や格闘シーン、出てくる熊や狼はCGも含めて、安っぽさは感じない。
しかし…漫画独特のリズムとでも言おうか、アシリパの杉本との掛け合いシーンの変顔や口調、杉本のヌルリとした動きなど漫画表現で現されるからこそ伝わる妙味の部分こそが実写化困難な気がした。
後は序盤の導入的内容…故にキャラクター紹介になってしまうのは仕方ないが、それ以外での大きな不満は少ない作品だと思う。
ドラマ化なのか?続編製作なのか?どっちに舵を切ってもそこそこ成功しそうである。
以降の期待も含めて星4.5とした。
面白い!!続編が楽しみ!!
タイトルなし
実写版の優秀例!
今、新たに、「大当たり」の実写版が生まれた。
漫画やアニメ作品の実写化。
このフレーズを聞いただけで、思わず身構えてしまう人は少ないのではなかろうか。
もちろん制作する国の問題ではないことも当然。ハリウッドだから良い実写版になるとかそういう問題でもない。
結果としてそのクオリティには非常にムラがあり、もっと言うと作品の当たり外れが極端に激しい気がする。
かくいうこの映画も、公開前の時点ではいかんせんな不安な声があったが、
いざ蓋を開けてみれば、これが「大当たり」の実写版だった。
キレキレの格闘シーン、
強烈なバイオレンス描写、
怒号、銃弾、血飛沫が飛び交い圧巻の戦闘シーン、
馬車のソリの上での迫力のクライマックス、
アクションの完成度は非常に高い。
ストーリーも丁寧に作られていたし、コメディにも爆笑。
一癖も二癖もある登場人物たちによる、群雄割拠の金塊争奪戦。
最高のサバイバル・アクションものだった。
まあ、長編の原作の量に対していくらなんでもペースが遅すぎるという不評も確かに分かるが、
結果として、期待感が見事に持続させるほどの高いクオリティになっていたと思う。
ちなみに、映画ではなくドラマとして続きが展開中である。
それにしても、原作もアニメも知らないニワカでしたが、これ、まさかのグルメ漫画だったんですね…
アシリパがちっともアイヌらしくないのは・・
原作は読んだことがありませんが、ベストセラー漫画である事は勿論知っています。それを実写の恐らくシリーズ映画にしようというのですから、『キングダム』の成功体験から「夢よもう一度」を考えたのだろう事は想像が付きます。『キングダム』は3作を経てもまだワクワクを維持しているのですから、こりゃあ本作も期待しないではいられません。
アイヌの人々の蓄えた金塊の在り処を求めて203高地の生き残り・不死身の杉元とアイヌの少女・アシリパを中心に有象無象の人間が入り乱れるお話です。
うむ、強い覚悟の窺える作品でした。しっかりお金を掛けた迫力の映像と軽快なテンポで「一体どうなるの?」の思いをグイグイ引っ張って行きます。ただ、今回は多くの登場人物の紹介的な面もあるのか、話が広がった分、物語の芯と言えるものが少しボヤけた気もしました。でも、それもこれからの展開の礎と期待する事にしましょう。とはいえ、原作はコミック31巻ですから、まだまだ先が長い映画になるでしょう。『沈黙の艦隊』の様に、「この続きは配信で」と言った映画ファンを愚弄するような展開に成らない事を祈るばかりです。
そして何より、山崎賢人さんは『キングダム』と本作の大作シリーズ2本に主演して体が持つのかなぁ。
更に、ここからは微妙な問題です。アイヌの娘・アシリパは、近作で確かな実力を示している山田杏奈さんが務めています。その演技に問題はありませんが、気に成るのはその外観です。彼女の顔はどう見てもアイヌの人ではありません。アイヌの人でこの役を演じられる人が居ないのならば仕方ないし、彼女がメイクやCGで顔つきを変えるのは却ってアイヌの人々を愚弄する事になるでしょう。となると、これも仕様がないのかなぁ・・とモヤモヤしていました。
でも、そこでふと考える事がありました。も、もしかして、アシリパのアイヌらしくない顔つきというのも今後のお話の展開に関わって来るのでしょうか。「アシリパの父母は実は・・」と言ったお話に?あ~、モヤモヤするぅ~。でも、原作を読んだ皆さん、何も教えないでねぇ~。 (2024/1/19 鑑賞)
物語のテンポが割とゆったりしているな、と思ったら、端から続編がある...
時間を忘れて楽しめる。 ただ劇画調の誇張がこれ以上になると嘘っぽい...
思っている以上のクオリティ
「ゴールデンカムイ」の実写映画化と聞いて、初めは誰がやるのかと思うと山崎賢人さん!
ちょっと、違うよなって思いながら見始めると、
あれっ?こんなにも激しいシーンも違和感なくこなしていて自分の飛んだ思い違いだったなと感じた。
アクションシーンもさることながらストーリーのテンポも良くてとても見やすい作品でした。
次の続編にも期待したいです!
不気味なバイオレンス世界
巻頭いきなり日露戦争の203高地での白兵戦の戦闘シーンが延々と続きます。派手に肉体が吹っ飛び血まみれの日ロの兵士たちが、遠景での戦場全体、引きロングでの日ロの兵士たちの激突、そして寄せアップで兵士が1対1で殺し合う肉弾戦で描かれていきます。派手に肉体が吹っ飛び、血まみれの兵士たちが折り重なっていくカットが、CGも交えて小刻みなカット割りで、メリハリをつけてテンポよく一気に展開しますので、観客には戦慄と驚愕が走り、異常な緊迫感が漂います。
このオープニングで、何だか訳が分からないままに殆どの観客は、本作の不気味なバイオレンス世界に強引に引きずり込まれ心臓を鷲掴みにされました。
漸く山﨑賢人扮する主人公・杉元佐一、通称:“不死身の杉元”の、北海道を舞台にした話になった後も、銃撃、爆発、炎上、監禁・拷問、疾走する馬ゾリでの格闘に加え、ヒグマの襲撃と一騎打ちがたて続き、ほぼノンストップで、手を変え品を変えた激しいアクションが繰り広げられる、日本映画では珍しいジェットコースタームービーです。
そもそもが、明治末期の真冬の北海道を舞台にしたアイヌの埋蔵金探しの話なので、モノクロ世界というシンプルな映像構図での、強欲に満ちた登場人物たちによる迫力ある追跡劇や銃撃戦には、寄せアップと引きロング、フィックスとトラッキングを交えてテンポよくカットを割って映し出すので、異様な緊張感がスクリーンに溢れかえり、ハラハラドキドキが止まりません。
ただアイヌ語やアイヌの風習が出て来ると、いちいちテロップの解説やヒロインのアシリパの注釈が入り、その都度テンポが怠くなって急に熱気が冷まされるのが、本作の難点でしょう。
さて埋蔵金を狙う者たちは、主人公VS敵という単純な善悪対決構造ではなく、個性的で凄味のある物騒な曲者どもの集団がいくつもあり、敵味方が判然としないままストーリーが進行します。ミッション・インポッシブル最新作と同じような構図で、観客を不安と混沌に陥れ続け、何も解決しないままに本作はエンディングを迎えてしまいます。
つまり本作は、壮大な物語世界のイントロに過ぎません。恐らく、今後、互いに手を組んだり、裏切ったり、出し抜いたりといった、単なる勧善懲悪の枠に収まらないドス黒い駆け引きが繰り返されるのでしょう。
本作で伏線が色々と張られたので、PartⅡ以降のスケールの大きい展開が更に期待できます。
映画館で観るに値するスケールの大きさとストーリーの奥行きの深さを実感でき、大いに堪能できる作品といえます。
漫画実写の映画としては普通にいい
明らかにコスプレのような衣装、カツラ、メイク...
これを従来の映画の延長として考えると、どう考えても不自然
これはどの漫画実写化にも言えることだが、どうしても気になってしまう
(それはもう仕方のないこととして)
雪山の映像や動物のCG、その中での演技
これはすごいいい
ゴジラマイナスワンでも思ったけどかなり邦画も進化している
コミカルなテンポの入れ方も良い塩梅
るろうに剣心を彷彿とさせる、ワイヤーを使っているであろうアクションも、人間離れしている感じがむしろ漫画らしくて良い
漫画の実写化は、普通の洋画を目指すのではなく、RRRなどのインド映画風を目指すのが意外に良いのかもしれない
衣装の不自然さもむしろ似合う。舞台の演技を見ているように、映画を見るのが良いのかもしれない
何よりストーリーが普通に面白い
あとアシリパさんはかなり良いキャスティング
アニメの再現性は高いが
auの加入サービスでNETFLIXが1ヶ月だけ視聴出来たので、以前から気になっていた気になっていた本作を鑑賞してみした。
アニメ版はシーズン2辺りまでは全て観ていたので、予備知識はある状態での鑑賞です。
ワイルドな杉本のキャラを、どちらかと言えばスマートな印象の山崎賢人が演じ切れるかと、ジョジョの時に感じたのと同じ不安があったのですが、鑑賞してみると、殆ど違和感を感じない程、アニメの再現性は見事でした。
流石に若手の中では演技力が評価されているだけあると感心しました。
他のキャラも、原作の特長を見事に掴んでいて、作品としての完成度は高いと感じました。
興行成績も良かった様なので、続編にも期待できるた思います。
実写クオリティ凄い! けど
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