「ちゃっちい所を気にしてしまうのが人の性」ゴールデンカムイ りんちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
ちゃっちい所を気にしてしまうのが人の性
山ん中で過ごしてるのに、やたら綺麗な杉本のマフラーとアシリパのファー。
そのマフラーは安物っぽ過ぎる。もうバーバリーで買ってこいと。
熊と狼は、なかなかのCGっぷりで、死んだ途端に毛並みが作り物すぎる。
夜の雪山の月明かりがまるで舞台のスポットライト。
と、面白半分に気になる所を連ねたが、別に不満なわけでは無い。
映画としての迫力は抜群で、雰囲気ばっちり。
アニメ化した実写化もして、野田サトルも売れたもんだよ。
原作自体は30巻ぐらい続いたわけで、今作をどこまでやるのかが気になった。
序盤にそんなキリのいいところがあったかなーと。
登場人物もバンバン出てくるが、尺の都合であまり出演してこない。
特に、二大敵キャラの鶴見と土方とはほとんど絡まなかった。
鶴見こそ少し出番があったが、土方はほぼ無し。
最初に牛山と絡んだだけ。もっと見たかった。
たぶん映画単体で言えば土方は消してもいいぐらいの存在だったね。
まあ仕方ないのだけど。次回に期待。
と思ったら続編はNetflixだと!?
まじふざけんな。
ゴールデンカムイもいいけど、野田サトルの前作のアイスホッケー漫画「スピナマラダ」そしてそのセルフリブート「ドッグスレッド」も面白いよ。
そっちを先に知ってる身としては、なんとしてもアニメ化を希望する。
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