「面白かったあ!」ゴールデンカムイ CBさんの映画レビュー(感想・評価)
面白かったあ!
日露戦争を生き延びて "不死身の杉元" の異名をもつ主人公が、アイヌの娘アシリパと二人で、奪われて北海道の何処かにあると噂になっているアイヌの大量の金塊を、陸軍最強の第七連隊を率いる鶴見中尉や戦争を生き延びていた新撰組の土方歳三らと競いながら、探し回る話。
原作マンガは、無料期間に頑張って一気に読んだ(ありがたや)。人気だと聞くだけあって、面白かった。
そして、映画。
まず感心。めっちゃマンガのままじゃん! 中尉、二階堂兄弟、尾形(のヒゲ)、土方、(ちょっと小さいけど)牛山。杉元はちょっと柔らかめだったけど、ほんわかシーンにはぴったりか。そしてアシリパちゃん。最後はマンガと同じに見えて来たよ。頑張ったねえ、山田さん(杏奈)。そして、全く似てないのに、完全に白石に見えてくる矢本さん(悠馬)、凄い!!さすが。
そういった俳優陣に加え、さすが「HiGH&LOW WORST」の久保監督、アクションシーンは全て楽しかったなあ。203高地、そしてヒグマ。開始早々、ブッ飛ばすね〜。イッツァエンタテインメント!!
時代劇かヤクザ映画かみたいなナレーション、そしてわかりやすくリードしてくれる効果音。なんか、大衆映画の王道って感じで、こころから楽しみました。
アイヌに伝わる諺「天から役目なしに降ろされたものは一つもない」
おまけ
アシリパちゃんに、味噌の美味しさをわかってもらえてよかったね。
〉全く似てないのに、完全に白石に見えてくる
これ、ホント激しく共感です。
原作を初めて読んだ当時、白石は「キャラ的にルパン3世タイプだなー」と思ったんですが、本作もそのイメージ通りで「役者の仕事」を見せてもらったと思いましたー♪
私の父は樺太育ちで終戦時に北海道に引き上げてきたんですが、その地が「明治時代に砂金のゴールドラッシュがあった村」なんですよ。アイヌの家庭も少なからず住んでいたらしいし。(町史に記録が残ってます)
もしかしたらアシリパちゃんのコタンに近かったりするのだろうかー?
鉄道はすでに廃線になっているのですが、父が育ったその町をいつか必ず訪ねてみようと思っています^ ^
今晩は
コメント有難うございます。
私は、今作の原作漫画は読んでいないのですが、面白かったですね。アイヌ文化を肯定的に描いている点が特に好きかな。では。返信は不要ですよ。
矢本さん、ホント凄い‼️
先日、DVDで『アイネクライネナハトムジーク』見直したら、なりきり具合がもう完璧‼️
きっと監督だけでなく、これから映画化されるであろう数々の作品の原作者の皆さまからも相当に支持されると思います。