劇場公開日 2024年1月19日

「原作を再現したい気持ちが強い実写化。」ゴールデンカムイ ゆたかちひろさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0原作を再現したい気持ちが強い実写化。

2024年2月5日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

帰ってから思わず3巻まで読み返したけど、再現度ほんとに半端ない!w女郎フリスビーまで見られるとは思わなかったよ。さすがに服着てたけどw
鶴見中尉と土方さんのビジュアル見て、これなら多少アレでも大丈夫やろ。と結構舐めた感じで見に行きましたごめんなさい。だって漫画の実写映画ってハードル下げておかないと怖いでしょ?
戦地での杉本が冒頭から原作にはなかった物量のカッコよすぎるアクション沢山見せてくれた段階で、あ、この映画は面白いやつだ、って思った。
食事シーン笑えるし、アクションも良いし、北の大地絶景だし、白石のヌルヌル具合も最高だわ!
チラ見せの未登場キャラもすごく楽しみ。今回スケベマタギの出番ほぼ無いので、早く続編がみたいですー。インカラマッも一瞬のチラ見せだけど可愛かった!
最推しの尾形は、見慣れれば大丈夫、多分。ポーズとかの再現度はほんとすごいこだわり様で良かった。真剣佑がフィクションのキャラのポーズを自然に取れるの、スゴイよね、体幹強すぎ。

レタラやこぐまちゃん可愛すぎた。

フィクションなんだから、細かいツッコミは野暮かも知れないけど、クマ解体してるのに血が着いてない衣装とか、山で野宿してるのにキレイなのやっぱり違和感あるよね。予算的に汚すのはむりなんだろうけど。漫画では気にならないところも実写だと気になってしまう。
雪が降るシーンでキャラクターの顔の前に雪が降ってないのもそう。そういうのでジワジワと没入感が削がれる。

【パンフレット 990円】
黒の特殊紙に特色の金インクがかっこいい。写真たくさん、スタッフキャストインタビューに、各キャラごとのメイク&衣装や美術の解説、プロダクションノート、主題歌のACIDMANコメントや原作の野田先生のコメントも。あと、チタタプやオハウのレシピwww読み応えありました!

TOHO梅田のスクリーン1はスクリーン大きくて最高なんだけど、ドルビーなせいか音楽だけうるさかったの、もう少し調整効かないもんなのかな。劇場への不満はさておき、ほんと良かった。次も映画館で見るよー!

ゆたかちひろ