「ピリカメノコ」ゴールデンカムイ pipiさんの映画レビュー(感想・評価)
ピリカメノコ
今回は某レビュアー様にコメントするためだけに鑑賞してきましたー(笑)
雑誌連載時に単行本1巻分程度は読んでいましたがそのままになっていたので急遽とりあえず3巻まで読み、IMAXがお勧めとのことなのでえっちらおっちら万博公園まで行ってまいりました。(IMAX観るならエキスポシティか池袋と決めてるので)
私のルーツは北海道ですので、豚汁は【ぶたじる】と読みます。えぇ、どうぞ豚野郎とイジって下さいませw
幼少期はピリカメノコというわらべ歌は自然に覚えていましたし。
ピーリカ ピリカ
タンドシリ ピリカ
イナンクル ピリカ
ヌンケクスネー ヌンケクスネー
って知りません?
そうですよね。知りませんよね。
(豚汁には味噌が欠かせませんよねー。あ、でも北海道ラーメンと言えば味噌らしいですが、幼少期は醤油ラーメンばっかり食べていましたね。母は塩ラーメンが好きでしたwあまり味噌ラーメンは縁が無かった)
ともかくアイヌは非常に親しみを抱く対象でありまして、一応和人ですけれど先祖のどこかにアイヌの血が入ってるといいなぁと願う子供時代でありました。
父は南樺太生まれの樺太育ち。5歳の時に終戦で北海道に引き上げ。シベリア抑留の父(私の祖父)に代わって自分が母と幼い妹を守らなくちゃ!と決意し、畑仕事や鰊漁、山羊や鶏の飼育を頑張っていたそうです。
だから本作は色々と感じ入るところが多いのですね、個人的には。
さて、映画の話は皆様が絶賛されてるから今更書かなくていいですかねw
箇条書きにしときましょか。
・203高地のシーンは、往年(70年代頃)のスペクタクル映画を彷彿とさせる迫力。
・原作に非常に忠実。ただし、テンポを良くする為に余計な説明をしていない箇所も多い。映画だけではわからない、細やかな丁寧な演技が随所にあるので、是非とも原作漫画を読んでから鑑賞して欲しい。
・役者陣の演技も見事。静止画だと「さほど原作に似ていない」と感じるキャラも、動き出し喋りだすと非常に特徴を掴んでいて再現度が高い。これぞ「役者」の仕事である。
・エンターテイメント性が非常に高い。それは原作がそうだからではあるのだけれど、漫画だとコマとコマの間を読者は脳内補完して楽しむわけだが、そこにピタリピタリと嵌まる映像を納得のクオリティで作ってきている。これは評判が良いわけだ!
とゆーわけで、大満足の本作をシアター鑑賞してこれたのは仲良しレビュアーの皆々様方のおかげですー。
現在、シアター鑑賞は月に2〜4本が精一杯なので皆様のレビューがなかったら「VODに落ちてからでいいやー」ってなっちゃってましたからね。
皆様、いつもありがとうございます。大感謝です。
ちなみにタイトルのピリカメノコとは可愛い女の子という意味です。
まさにアシリパちゃんですね♪
あと、アイヌ語監修の中川裕さんの新書を読みました。
北海道の地名がアイヌ語起源と、うっすら知ってましたが、川が語源の地名がめっちゃ多いと、初めて知りました。(ナイとペツ)
あと、「五十嵐」が、インカラとウシが変換されただなんて、なかなか衝撃でした。
すごくウポポイに行きたくなってます。
原作全巻制覇、おめでとうございます✨
私はいじましくLINEマンガアプリで、毎日1話づつ読んでいて、今13巻かな。
盲目盗賊群VS裸族の争いが終わり、土方歳三が登場したところです。
新刊を買うとしても、もう少し進んでからにしようかな、と思ってます。
中古もやはり考えましたが、中途半端なところから揃えるのはなんか気が進まなくて(笑)。
あと、モノを増やしたくないのもあります。
pipiさん、コメントありがとうございます。映画.comの親切な担当者さんの提案に従い、新しくできてしまったアカウントに書いたレビューを、以前アカウントにコピペ→できたよ~連絡→担当者さんが新アカウント削除!で、元に戻りました。有り難いことです。新アカウントに頂いた皆さんからのコメント&共感は以前アカウントには持っていけないことも担当者さんから伺っていました。それだけはとても残念です。
私は昔のアカウントはもう全部削除していいです!と投げやり状態だったのでした。多分、前頭葉に問題があるんでしょう!
> IMAX観るならエキスポか池袋
巨大さ日本NO.1か2でしか観ないってわけですね。さすが!
俺は、はるばる成田まで電車コトコト行った後で「今は池袋が最大」と知って、拍子抜けした経験があります。
pipiさん、こんにちは。2022年8月、久しぶりに友人に会うなどの目的で京都へ。空いた時間に三条の京都文化博物館(素敵な建物!)の「生誕100年記念 ドナルド・キーン展」に行きました。そうしたら!すごーい行列なんですわ!さすが京都、キーンさん留学してた所だけあるわ~と思いました。入場料(500円)払ってすぐに入場。でも行列はまるで動かずよく見ると若い人や子どもが多い。「あれは何の展示ですか?」ー「ゴールデンカムイです」ー「?」。
家族に「ゴールデンカムイって何?」ー「知らないのー!!!」と馬鹿にされました。それが今回、原作も読まない不届き者のまま、勇み足で映画館に向かった大きな動機なのでした!ドナルドありがとう!
pipiさん、おはようございます❗️
まるで、NHKのファミリーヒストリーを見てるかのような〝波瀾万丈〟を想像させられました。
私の直接知ってる北海道出身者は函館の野人で、3人の奥様とのあいだに5人の子を授かるという猛者でした。なので、北海道と聞くと大地も人もスケールがでかい❗️という印象で、いずれにしても敵わないなぁ、なんて感じでホッコリします。
あ、またなにを言ってるのわからんコメントをしてしまった😫
コメントありがとうございました。ちょっと乱暴なことを書いちゃったかなと思っていたので、賛同してくれる方がいて、ホッとしています。北海道で昔と今の違いを感じておられるということなのでリアルな実感を教えていただけて、感謝です。今週は渋谷に行って、カムイのうたを観ます。