劇場公開日 2023年5月5日

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「(バス遅れで15分見られていない部分があります)基本的に良作です。」EO イーオー yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0(バス遅れで15分見られていない部分があります)基本的に良作です。

2023年5月6日
PCから投稿

今年149本目(合計800本目/今月(2023年5月度)6本目)。

映画館に「バス」で行くのって怖いですね…。地下鉄(大阪メトロ)を使うべきでした。
最初の15分ほどの鑑賞がまるまる抜けています。申し訳ありません。

で、ロバを主人公にするか、ロバ目線で見たとき「どうでいい」争いをしている人たち、各自を主人公にするかは微妙なところがありますが、ここはロバなのだろう、というところです。

「実は」本質的に考えれば、ロバでも馬でもウサギでも変わらず、ある人がもめているとき、第三者が見ているという状況があれば、そういう喧嘩って起きにくいのは確かに言えます(その代表例が監視カメラ)。

ちょっと名前を忘れたのですが、去年だったか2年前だったか、豚をテーマにして豚「しか出ない」(よって豚目線で進む)映画があったと思うのですが、テイスト的にはそれに似るところがあります。

見方としていろいろな解釈はできると思いますが、「どうでもいい言い争いはやめようよ」「その言い争い、見ている人いますよ」という警告的なもの(換言すれば、どうでもいい言い争いはするべきではないし、本質的な言い争いは自宅なりでちゃんと証拠を並べてするべき)ではなかろうか、というところです。

映画の作品の手法がこのように特殊な映画であるため、いわゆる動物愛護の論点も出てきますが、ちゃんとこのことについては記述があります(動物は傷つけていません)し、日本基準でみても概ね妥当だろうといったところです。

採点においては特に気になる点がなかったこと、また最初の15分の間を見られていないことなどこちら側の帰責性があることもあり、「便宜上の」フルスコアにしています(まさか最初の15分で極端に珍妙な描写ばかりということも考えづらい)。

yukispica