「多彩な登場人物だが・・」逆転のトライアングル odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
多彩な登場人物だが・・
クリックして本文を読む
パート1:カール&ヤヤ(26分)、パート2:ヨット(1時間)、パート3:島(1時間)の3部構成。冒頭から上半身裸の男性モデルが多数登場、オーディションの様なシーンは気色悪い、何なのだろうと半信半疑。ファッションモデルのカールとヤヤ、相思相愛のカップルかと思ったらレストランの支払いをめぐって一悶着の怪訝なカップル、次は豪華客船の旅、大富豪や船のスタッフたちが繰り広げる皮肉たっぷりのブラックコメディが見せ場なのだろう、続いて船が海賊に襲われ爆破、近くの島に漂着した、カールとヤヤ、富豪とスタッフなど8人のサバイバル篇、中でも掃除婦のアビゲイルが魚を捕まえたり火をおこしたりするなどのスキルを発揮し皆を采配することに、船の中とは異なるヒエラルキーの逆転ということかな。
てっきり無人島かと思ったら、ヤヤが崖にエレベータを発見、なんとリゾート・アイランドだったの?、支配を続けたいアビゲイルがヤヤを襲おうとしたり、森の中を走り回るカールのシーンでThe END、恐らく助かったのだろうが良くわからない終わり方でした。
カンヌでパルムドール受賞など評価は高い映画らしいが、個人的には登場人物に興味が持てず無駄に長いだけの俗っぽい群像劇でした。
コメントする