「松濤が眼前に拡がるBunkamuraで観るのが正解。」逆転のトライアングル カレーか豚カツかで悩むアラ50さんの映画レビュー(感想・評価)
松濤が眼前に拡がるBunkamuraで観るのが正解。
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レストランの支払いから始まる男女の鍔迫り合い。船上のてんやわんやは懐かしのドリフ調。漂流した島では立場逆転。そしてラストに待ち受ける衝撃の事実へ一気に突き進む。
富める者・貧する者、与える者・与えられる者の二項対立と笑いのネタは、ローコンテクストで容易に理解しやすい。
でも観終わった後は、スッキリしたというよりは、何とも言えないザラつきがこびりついた感覚。おそらくこの関係性には終わりがないという救いようのないリアルを、あらためて見せつけられたと言うか。そう考えると笑ってもいられない。
BALENCIAGAとH&Mの二項対立のシーンは、つい頬が緩んでしまうけどね。
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