「いじめですらない」CLOSE クロース 三毛猫泣太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
いじめですらない
子どもの浅はかな言動ってとっても危うい。受け取る側も子どもだから、発した本人も意図しない攻撃性に気づかずに流れていき誰も傷つかない、という微妙なバランスでほとんどの場合は流れていくのだろう。でも感受性の強い子どもにはこういう事が起こる。レオにもちろんいじめの意図はないし、からかった女の子たちにも、表情を見るとからかったという表現すらヒステリックに聞こえるほど、ただの質問だったのに、きっと。こんな質問にも過剰反応してしまうほどのレオもまた感受性が高いのだね。だから2人は仲が良かったのかも。
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