「12歳が背負ったもの」CLOSE クロース かばこさんの映画レビュー(感想・評価)
12歳が背負ったもの
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最初に思ったのが、「こんなことで死ぬなよ」
今どきの子は、女子だけじゃなく男子だって、同性同士で仲が良すぎたらこのくらいのことは言うよ。ママと仲良しすぎてからかわれるのと同じレベルだと思う。それが嫌で友達を突き放すっていうのも、思春期入り口の子供ならありがち。こういうのを乗り越えて成長していくんじゃないか。レミは異様に繊細な子だったのかも(ママが、トイレに篭ったかと心配していたり)だけど、これで友達に死なれたレオが辛すぎる。
レオが、まず自分の保護者に相談、じゃなく、誰にも打ち明けず一人で背負って、レミの母に「自分のせいだ」と打ち明けに行ったのは漢だと思った。
彼が救われるといいな。
ひょろひょろと長い手足と薄い胸の美少年の苦悩する姿をひたすら見せた、少々あざとい映画と思う。
映画はそうだけど、レオにもレミにもあざとさはないので良いです。あったら見ていられないわ。
子役、特にエデン・ダンブリンはすごすぎる。
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