「濃縮家族」私の大嫌いな弟へ ブラザー&シスター いぱねまさんの映画レビュー(感想・評価)
濃縮家族
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令和5年9月26日(火)に観賞して、随分寝かせてしまった 理由は姉弟という繋がりが今作品と自分との余りにも乖離に中々思いを寄せられなかったからである
勿論、自分にも姉弟が居るのだが、あそこまで愛憎を意識する気持が湧かない それは多分、無から有を生むクリエイター気質の人物が皆無だからだからと分析する
そんなかけ離れた内容の作劇なので、俯瞰的にしか観賞できないし、だからといってこれをどう楽しめばいいのか見当も付かない
だからこそ映画という総合芸術の尊さに敬意を表したいと思うのである
分からない事を映像化するという行為の素晴らしさを改めて噛みしめるのである
作劇としても充分愉しませてくれたし、何より"近親相姦"に近い姉弟の恋愛を色濃く印象付ける情緒の内容は、それだけで別世界を覘きうる最高の"肥やし"なのだ
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