「ズシッとくる90分」トリとロキタ ひでぼーさんの映画レビュー(感想・評価)
ズシッとくる90分
重い作品だとは認識してはいたが、想像以上に緊迫感と理不尽が感じられる作品だった。
想像と違ったのは体制批判や、差別が明確に描かれているというよりは、その影響を受けた2人をより、リアル(本当かどうかわからないが)に、身近に描いていた。
そして、ドキュメンタリーのように引き込まれ、緊迫感が感じられるとともに、鑑賞後はドッと疲れる。
2人の背景は詳細には説明されないし、本当に数週間を切り取っただけではあるが、ある意味、そこに集中してるからこその密度であるし、現実に起きていることを知りたくもなる。
社会問題を伝える映画として、とても影響を受けた。
2023年劇場鑑賞59本目
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