「窓から見える景色は妻が丹精込めて作った庭。」君を想い、バスに乗る HARU-2000さんの映画レビュー(感想・評価)
窓から見える景色は妻が丹精込めて作った庭。
誰にも当たり前に訪れる死。死を前に人が行動する時、そこには人の数だけドラマが生まれる。もし妻が亡くなったら、私は何をするだろうか?妻との思い出が深く染み付いた家に住み続けられるだろうか?しかし家が朽ちるのは、一緒に思い出が朽ちるようで耐えがたいので、きっと私は家から離れられないだろうな。。。そんな事を考えながら観ていた映画。周りを見渡すと観客は比較的年配の方が多かった。そして私と同じように共感できるんだろう。時折啜り泣く声が聴こえていたのが印象的だった。若向けの映画でないのは明らかなので、若い人が観てもピンと来ないかも知れません。
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