「吉田由一ワールド」京都カマロ探偵 odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
吉田由一ワールド
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愛車がシボレー・カマロの自称私立探偵、探偵では食べられず焼き肉店でバイト、売れっ子ホステスのヒモ状態とパッとしない探偵もの。
北野武を師と仰ぐ反社映画大好きの吉田由一監督、「監督が一番偉いんだから好きにやれ」と激励されたらしい、それもあってか企画立案、製作、脚本、監督ばかりか、脇役で出演とやりたい放題。
松田優作さんの探偵物語のような探偵ものが作りたかったらしい、自慢の地元京都を舞台に車が趣味なのだろうチープなカーレースもどき、ただ公道はいけませんね。愛車カマロ、名前が釜田麻呂、コロッケさん迄オカマに設定、監督自身もオカマ店員、よほどカマを引っ掛けたいのですね。
冒頭から昭和のCM「オーモーレツ」のようなスカートまくれシーン、お笑い芸人を出せばコメディになるという大錯覚。やくざ絡みで下ネタばかりのセリフとコント、このお下劣で時代遅れのおやじセンスは頂けませんでした。
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