犬も食わねどチャーリーは笑うのレビュー・感想・評価
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『旦那デスノート』は妻の密かな愉しみ
もっとエグいバトルが繰り広げられるのかと思ったら、それほどでもなかったので安心して下さい。
えっ?ダンナの歯ブラシで排水溝を掃除!?
キーマカレーの肉が冷凍マウスのミンチ!?
あーら、本当にやるわけないじゃないの。やったつもりよ、つ・も・り・・・・・・・ふふっ・・・・
実際やらないと思いますよ。だって、その歯ブラシをまた洗ったり、マウスを調理したくないもんね。
という訳で、妻も結構歪んでいますが、夫もただの無神経では済まされません。職場でいくら信頼されていても、共働きの妻に給仕させて自分だけ食事している時点でモラハラ度レベル2!
こんな自己チュー無自覚夫を作らないように教育しましょう。
とはいえ、コメディタッチなので面白く、部下の結婚式は爆笑からのジーンと来るシーンでした。
”システム”というワードが何度も出てきますが、「結婚というシステムに乗っかった方が楽なはず」という考え方は今の若い人の主流じゃないと思うし、しっくり来ませんでした。
レジ袋の件はちょっと退屈です。
姑が秘密を知っていた事にキレて、「一度や二度の失敗くらい・・・」という無神経な言葉に、「一度とか二度とかの問題じゃないんです」と言い返していましたが、私だったら、「失敗」という言い方に怒りますが。
フクロウの甘える声がすごく可愛いのに驚き、餌の生々しさにまたビックリでした。
勘弁してください
そこそこ面白そうだなーと思い鑑賞。日曜のレイトショーなのでガラガラでした。
いやーもうこんな邦画作るのやめませんか…と言いたくなるくらいにキツかったです。自分が苦手な要素がふんだんに詰め込まれていました。
とにかく気になったところを上げていきます。
・集団の前での羞恥
とにかく多くの人の前で2人が言い合いになったり、イチャついたりして、その度に周りの人間がこそこそしゃべったり凝視したりで気持ち悪かったです。邦画でよく見られる手法なんですが、本当にこれが苦手で、結婚式での肘を舐めると緊張がほぐれる伏線回収、ひよりの会社での舌戦を傍観する社員たち(この人たちの弁論もただただ愚痴を言っているだけで煩かったです)、ビニール袋を掴もうとする下りを眺める野次たち、マジでキツいです。このシーンの多さに呆れてしまいました。
・一つ一つのシーンの長さ
117分と平均的な映画の尺なんですが、何回時計を見たんだろうというくらいには長く感じました。結婚式のシーンでもう終盤かなぁと思ったらまさかの30分以上残っているという衝撃さ。そこからは本当に長かったです。旦那デスノートの本を出さないかという編集がむっちゃブチギレて家の近くに凸ってくる急展開、裕次郎の母親が流産に対しての非人道的発言、ひよりの会社へ突撃、ビニール袋を掴むくだり、この30分強は本当に無駄でした。結婚式のシーンからのエピローグで終わってれば中々良かったんですが、この30分が全てを無駄にしていました。
・各々の沸点
今作、ほぼ全員のキレるポイントが少しズレていました。裕次郎は自分が悪い事に気づいている割には改善する様子もありませんし、自己肯定しながらキレているのはちょっとタチが悪いです。ひよりは友人の言いなりになってると勝手に解釈してキレたり、裕次郎の母親の発言にキレるのではなく、それを報告した裕次郎にキレたりとかなり謎いです。編集の人も知らんがなって理由でキレますし、キレるとは違いますが同僚の人もふんぞり返ってますし、まともな人物がかなり少ないです。
・唐突なLGBT要素
もう無理くり入れたなと思う要素でした。色仕掛けをしていたバイトの子が色仕掛けした理由が、付き合っている子と仲良さげに見えた裕次郎から引き離そうとするというなんともはた迷惑さです。結婚を何にも咎められずに出来ることは幸せという事を伝えたかったんだと思うんですが、だからといって女性同士の恋愛を持ってこなくてもいいのになと思いました。あとひよりの返しも何にも解決になってなくて流れたのもオイオイと思いました。
兎にも角にも酷い作品でした。チャーリーが可愛かったのが唯一の救いです。演技も良いのに役者が良く見えない撮り方に演出、寒いお笑い、オーバーリアクション、邦画の醜悪さが密集していました。今年のワースト候補にまさかの名乗り出やがりました。
鑑賞日 9/25
鑑賞時間 20:10〜22:20
座席 L-10
フクロウが可愛い
チャーリーは笑えど僕は笑えず
夫婦って難しいね
岸井ゆきのを
市井監督らしい
市井監督らしいコメディー。大きな事件がある訳でもハラハラドキドキがある訳でも無く、誰もが長い年月を一緒に過ごす上で経験するであろう夫婦のすれ違いが題材で、旦那をこき下ろすデスノートの下りは面白いし、職場のシーンはとにかく面白い。
人それぞれ、相手に対するボーダーラインは違うと思うが、私的には裕次郎はまだまだ可愛いもんだ。もっと酷い旦那は世の中たくさんいる。
裕次郎と日和のように、言いたいことを溜め込み
見て見ぬ振りでやり過ごそうとしている夫婦には、
チクッと刺さると思います。
相手に分かるように伝えるって結構エネルギーも要るし時間も掛かるけど、大切な事だと考えさせられる。
ただ、日和の会社での騒動からラストまで、
もう少し捻って欲しかった。市井監督らしいと言えばそれまでなのですが、、、。
主演の香取慎吾さんは、普通の役をさせても上手い役者だと改めて思う。岸井ゆきのさんや余貴美子さんも素晴らしい。
システムではなく感動で生きている
旦那デスノートに投稿されるものは男の私からしても「あ~あるある!」頷けるネタが多くて、やっぱり男の方が役割分担に縛られがちなのかな。
作中のシーンにも有りましたが、夫は家事は全部君がするって言ったよね!なんて都合のよい記憶を盾にして、でも妻からすれば今は違うのとなる。その通りで互いに気が付いた事をやり、言うべきことは議論する、そんな当たり前のことを笑いを含めながら描いてくれました。
ストーリーもよく練られていたと思うし、キャストも良かったのですが、主人公の香取慎吾さん、何歳の設定だったのだろう?
マッチョというよりたるみ始めた中年のオッサンに見えてしまったのが個人的には残念。
まぁ、監督さんが香取慎吾さんといつか映画撮りましょうねと心に決めていたのが実現できたのだから致し方ないのですが。
それ以外は楽しめました。
どこの夫婦もこんなものなのかな!
いや〜思い当たるところが結構ありました。
うちも、セックスレスです!
嫁とはもう10年以上やってないかな・・
前半はコメディ要素が高く、クスッと笑えるところが何度かありました。
後半はシリアス系でした。ちょっと間延び感はありましたが。
最後は、はちゃめちゃでなかなか現実離れした場面でした。
なんか、カメラワークが特殊で、監督のこだわりがあるんだろうな〜と鑑賞してました。
香取くんがもうおじさんになってて、ちょっと太ってたような!
岸井さんは、あまり好みではないのですが、映画を鑑賞しているうちに可愛く見えてきました。
私も、嫁デスノートを作成してストレス発散しようかな〜
旦那にも嫁に対しての不満は同じようにあることを世の嫁にも知ってもらいたい。
結論からすると、わざわざ映画で見なくても良かった感じですが、クスッと笑いたい人は是非!
微妙
デスノートを妻が書いていることを夫が認識し、妻が夫に知られたことを知るのが展開として早すぎる+結婚式のシーンをピークにするべきでは。
結婚式のシーンの顎舐めもそこまで喧嘩をしていた夫婦としてはあり得ないくらい突然すぎたので、一つ一つのプロセスを丁寧に作ってスピーチをピークに終わらせればいいと思う。
エピソードの一つでしかないのに突然喧嘩中の妻の応援で変な動きで顎を舐めようとしても異様にしか見えないし。。
↓
結婚式の後の妻ははっきり言ってウザくて、全く共感も出来ず。
夫が妻の職場に乗り込んでの仲直り行動も共感も難しいです。
仲直りのキーとなる、コンビニのビニールもエピソードの一つでしかないのにあんなに最後時間をかけるかな…
うんちく夫なのはわかるけど、ストーリーを左右する重要エピソードは一つで良くないですかね。
↓
あと香取さん筋トレ夫には見えません。
ものすごく歳の差のある夫婦に見えました。
島忠からの全力疾走のシーンもあんまり全力に見えませんでした。
ファミリー的な内容でも役作り、体つくりは大切だと思います。
夫婦の溝ですね
誰もが思いあたる夫婦あるある
今週末公開の作品では特に気になるものがなかったので、タイトルとフライヤーに惹かれて鑑賞してきました。ブラックコメディ作品ということですが、思ったよりも深みのある内容で、なかなかおもしろかったです。
ストーリーは、平和な結婚生活を送っていた裕次郎が、職場で「旦那デスノート」というSNSを見せられ、そこに妻・日和が書き込んだと思われる自分への数々の不満を見つけ、しだいにギクシャクしてきた夫婦関係がどうなっていくのかというもの。タイトルにある「チャーリー」とは、二人が飼っているペットのフクロウの名前であり、それを日和が投稿時にハンドルネームとして使っているところがおもしろいです。また、このフクロウが作中でいいアクセントとなっています。
本作のテーマは、男女の考え方や感じ方の違い、そこから生まれる勘違いやすれ違い、それを回避するための向き合い方ではないかと思います。男女間トラブルは、異性との交際経験のある人なら、誰でも思い当たる節があると思います。それだけに、男性は裕次郎に、女性は日和に、それぞれ共感しながら観ることができると思います。
自分も昔は男女の感性の違いが全くわからなくて、というよりそんなものが存在することさえ知らず、自分のことばかり主張して、相手への配慮を欠いた言動で、数々のけんかやトラブルを引き起こし、関係を破綻させてしまったこともあります。それゆえ、本作の内容は身につまされるものがありました。
では、今ならいつでも相手の気持ちに寄り添った言動を心がけることができるかと問われれば、やはりYESと答える自信はないです。頭でわかっていても、心の正直な反応は止められません。また、相手を気遣ったつもりでも、それが的外れだったり、独りよがりだったりすることもあると思います。だからこそ、相手と向き合って、思いを伝え合うことが大切なのでしょう。裕次郎と日和の姿から、そんなことを感じました。
ただ、ラストのチャーリーの姿から、二人の出した結論は見えましたが、そこに至るコールセンターでのシーンはいささかやり過ぎ感があって、ちょっと醒めてしまいました。ていうか、その前あたりからやや間伸びした印象で、終盤はちょっと蛇足だったように感じてしまったのは残念です。
主演は香取慎吾さんと岸井ゆきのさんで、それぞれ無自覚なダメ夫と不満を募らせる妻を好演しています。脇を固める、余貴美子さん、井之脇海くん、眞島秀和さんらも、いい感じでした。
良いけど長い。と言うか一発で決めて欲しかった。
市井昌秀監督、「台風家族」も面白かったけで途中で置いてけぼりを喰らってついていけなかったんですが、今回も似た様な感覚でした。
裕次郎が日和の職場に乗り込んだ!までは良いとして、そこでのドタバタの脱線感が。と言うか、クライマックスを二つ作るがための編集者登場から浅田美代子、ってのが露骨だろ!と。有り体に言うと「冗長」。
などと。
ちょっとダレた時間帯もあったけど、役者さんに救われました。主役の2人を始めとして、皆さん良かったです。
コメディとゆうよりも‼️❓ホラーでした❓‼️いい意味で‼️❓
主人公には共感できない。
家で、家事はしない、筋トレしてるか、うんちくを語るか、寝そべるか、晩飯の心配だけ。
それに、恋愛時代の思い出、貧弱すぎ。
よくこれで、喧嘩にならずに🤛済んでたな、ある意味、奇跡。
それで、デスノートですと、それで、怒る😤、なんそれ、ある意味、嫁さん仏様。
それより、新郎新婦が、恐ろしい、あの旦那、未来で、鬼嫁に毒盛るで、マジで、アアオソロシヤ。
香取慎吾と岸井ゆきのでコメディ確定なんだけど、大スクリーンの前列で、この手のアツプがマジきついです、ホラーです、笑うとマジきつい、内容もきついけど。
ホームセンターの人間関係が時事的で工夫されてました。
香取慎吾がくさそうなのはリアルでした。
リアルそうでリアリティが無い、これがこの映画の本質。
身につまされないから、笑いも苦笑か失笑レベルで中途半端。
コールセンターが面白いので次第点です。
暇なら、どうぞ。
あと、フクロウにネズミですか、冷蔵庫に冷凍の、カレーに入れたんですか、心配です。
何故か、猫に噛まれて死んだ有名ラーメン屋を思い出した、黙祷。
いい意味で今一つだった感じ(笑)
岸井ゆきのさん目当て。
恐ろしい主婦を演じる日和(ヒヨリ)役。
ホームセンターの副店長の旦那。
田村を演じた香取慎吾さん。
この夫婦の冷めきった夫婦生活を中心に展開するストーリー。
日和が「旦那デスノート」というSNSで人気のユーザー。
出版社からそのSNSの内容を元に出版のオファーが来る展開。
ぶっちゃけハマる内容ではなかった印象。
結婚式のスピーチも今一つ。
コールセンターでの夫婦喧嘩も今一つ。
ラストの木に引っ掛かったあるモノを取るシーンも心に響かず。
田村のホームセンターでの接客はとても良かった(笑)
誘惑に負けない田村も良かった(笑)
披露宴で田村が緊張した時の日和のフォローが良かった(笑)
田村と日和の出会いのシーンがとても良かった。
もっと泥沼化したストーリーだと思ってたけど緩い感じで進むのは好みが別れるところだった感じ。
チャーリーは可愛かったです( ´∀`)
0.5t増し
知り合って7年、結婚して4年、2年半レスの夫婦のすれ違いの話。
人当たりは良いけれど能天気な筋トレ命夫が、同僚から旦那への愚痴や悪口を綴るSNS「旦那デスノート」をみせられ、自身の妻によると思われる書き込みをみつけてしまったことで巻き起こるストーリー。
夫の職場の後輩の結婚話や妻の職場のチャラ上司、そして旦那デスノートの書籍化の話なんかを交えつつ、ほぼ確信な妻の書き込みへの反発や妻の本心への気付きと葛藤する夫、そして自身の傷と夫への苛立ちに悩む妻をみせていく展開。
過去の出会いから心の距離が近付いて行く二人の様子と現在の離れていく様子を対比の様にみせていくけれど、既婚者はどこかしらあるあるな感じも受けるであろうコメディ仕立てになっていて飽きさせないつくり。
そして結婚式のスピーチは妙に感動的な仕立てで、そんなアホなな芝居仕立ての山場では懐かしの映画バカヤロー!を彷彿とさせる引っかき回し。
溜め込んで溜め込んでのいきなりぷっつりとか、世の旦那さん方には怖さも感じさせる?なかなかユニークで温かい作品だった。
みなさん気をつけましょうね…。
キーマカレー
コメディかと思いきや‥
大事件もサプライズもある訳でなく
ドタバタと的な展開かな?と思いながら観始めたけれどそれだけでなく
笑いもありホロリとした
んな事あるかいな?なとこもありますが
香取慎吾 岸井ゆきの良かった
慎吾くんとの身長差にキュンと
ホームセンターの同僚も好演 余さんツボ
ジェンダー問題もさらっと絡ませ
披露宴の場面は自分の事も思い出したりして
いやいや映画の夫婦よりもずっと
長い間夫婦をしておりますが忘れてましたわ
夫婦は所詮他人 いやー深かった
1人でも夫婦でも大切な人とでも観てみて
ある意味原点回帰 そんな映画
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