「猫はあまり出ないので注意…。」劇場版 ねこ物件 yukispicaさんの映画レビュー(感想・評価)
猫はあまり出ないので注意…。
今年229本目(合計505本目/今月(2022年8月度)5本目)。
テレビドラマ版(?)はあるようですが、見ていないほうです。
といっても、タイトル名から映画の趣旨は容易に想定ができるし、ここの予告や公式ホームページその他でも理解はできます。
多くの方が挙げられているように、タイトル名に反して余り「猫」に焦点があげられていない点などは気になったものの、ここも特殊な論点があり、どうにも評価がしづらいです。
少なくとも「猫を扱う映画ではあるが、時間いっぱい猫を見られる映画ではない」という点には注意が必要です。
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(減点なし/特殊事情)
・ 結局のところ、元ネタ(テレビドラマ版?)等の趣旨から考えても、猫と触れ合う時間やその頻度などが問題になりますが、当然、猫や犬、その他動物は「人間の奴隷」ではありませんので(そのような考え方は動物愛護法の趣旨に反する)、映画を作成するにあたってある程度は何度か取りなおしたとは思いますが、猫が出るシーンは見かけに反して少ないです。
ただこれも、結局は上記のことに帰するのであり、まさか全部CGにして「この映画の猫はすべてCGです」にしてあれこれ演技させるのも不自然で、度を越えて何度も取り直して明らかにストレスが溜まっているであろう猫を描写するのも動物愛護法の趣旨に反するのであり、この点は結局「動物の協力がないと作れない類の映画だが、猫や犬などの愛玩動物をはじめとした動物その他は人間の奴隷ではない」という点に帰するのであり、その点を考えると減点対象にしづらい(逆に不自然なほど描写されるほうが虐待を疑わせてしまう)というところです。
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