エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのレビュー・感想・評価
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頭は真っ白にして観る
大好きなハリーシャムJr.が出ているので、以前からチェックしていた作品。
何やらアカデミー賞にノミネートされたりと、アジア界隈が賑やかだ。
色んな映画へのオマージュと、どこまで行くの?と思わせるネタが、マルチバースという名のなんでもOKな状態で流れてくる。
確かにこれは…演じる俳優陣は凄いので、ノミネートは納得。
ただ、犬はガンガンしちゃうような内容の映画でも、女性同士のカップルを入れてくるんだなーと。
最近見たいくつかの作品でも、女性カップルがメインにいた、男性よりは描きやすいからか?
アカデミー賞?という先入観で観てしまったら、そりゃあレビューは荒れるよなーと実感。
私はハリーの活躍だけで充分なので、彼に星3つです。
マルチバースに手を出すな〜ポリコレ受賞
Everything(前編)
Everywhere(後編)
All At Once(エピローグ)
の3部?構成。
シナリオは難解かつ複雑。しかも全体的に不親切。
途中から大学の講義を聴いてるような感じの展開に。
で、何回か落ちたzzz(=_=;)
また予告編の勝利か…。
字幕で見る日本人にはあまり気にはならないが、音声のみで聞く場合、中国語と英語が混在して進行しているのでネイティブは少し混乱するのではないかとも思った。(中国系とはいえアメリカ生活が長く中国語が苦手だったり、中国人俳優で英語が苦手とかあるからか)
日本語吹替で鑑賞するとまた違うかも。
いうほどアクションもなく…
ジャッキー呼んでもよかったんじゃないか?
悪役?はジェイミー・リー・カーティスだったのか。
という驚きと、
キー・ホイ・クァンの復活に感動。
数々の受賞には素直に喜びたい。
これだからプロのレビューは当てにならん
アカデミー賞候補?ゴールデングローブ賞受賞?
やっぱ評論家のレビューは当てにならんわ
だから素人レビューをしっかり読み、そっちの方が信憑性があると思い映画を選ぶようになったんだった。
久々にやられたわ。
ミシェルヨーとキーホイクァンに罪はない
笑って泣きながら人生観を噛み締めた
MCU作品などですっかりお馴染みとなったマルチバースを、現代のアメリカの下町で再現したアイディアが秀逸である。どうということはない家族再生のドラマなのだが、それを全宇宙的なスケールで描いた所が痛快である。
監督、脚本は「スイス・アーミー・マン」のダニエル・シャイナートとダニエル・クワイ。通称ダニエルズ。前作「スイス・アーミー・マン」もかなりシュールでナンセンスな作品だったが、今回も二人の独特のぶっ飛んだ感性が至る所で炸裂しており、かなりクセの強い作品になっている。
何と言っても目を見張るのが、凝りに凝ったポップでファッショナブルな映像の数々である。両ダニエルは元々MV畑の出身ということで映像に対するこだわりは相当に強い。そのこだわりが映画全体から感じられた。
例えば、エヴリンが別の宇宙の彼女に乗っ取られる瞬間を描く”ジャンプ”の描写は、観ているこちらも画面の中に引きずり込まれそうな興奮が味わえた。さしずめアトラクションゲームを体感しているようなワクワク感を覚える。
あるいは、マルチバースのエヴリンはカンフー映画のスターだったり、歌手だったり、シェフだったり、様々な人生を歩んでいる。当然それぞれに悩みや葛藤、喜び、家族がいるのだが、映画は彼女たちの人生もフラッシュバックで万華鏡のように見せていく。まるで1本の映画の中にいくつもの映画が混ざっているような多彩なトーンの取り合わせに眩暈を覚えるほどだった。
中にはアニメや人形のエヴリンまで登場してきて、一体どうやって収集を付けるのかと思いきや、クライマックスにかけてこれらは見事に一つの結末に向かって収束していく。この計算されつくされた演出にも唸らされた。
また、本作はSF映画であると同時にカンフー映画でもある。「マトリックス」シリーズよろしく、カンフースターの時のエヴリンが見せる超人的なアクションシーンもケレンに満ちていて面白く観れた。ユーモアとファンタジックな要素が加味されることで一味違うものとなっている。
ただ、一部のギャグで下ネタが出てくるのでそこは注意が必要かもしれない。前作でもその傾向は強かったので、このあたりはダニエルズ監督の作家性の一つなのだろう。好き嫌いが分かれる所かもしれない
一方、物語はSFとして捉えると細かな点で色々と突っ込み処が目立ち、個人的には余り感心しなかった。
そもそも”ジャンプ”するためには両耳に取り付ける装置が必要なのだが、これが一体誰がどのように持ってきた物なのかよくわからない。百歩譲って意識や能力が脳や肉体に宿るという理屈は分かるとしても、この装置のような有機物をどうやって現実世界に持ち運ぶことが出来たのだろうか?また、”ジャンプ”するためには変なことをしなければならないという法則があるのだが、これも成功と失敗の判定が今一つよくわからず、何かしらの一貫した基準が欲しい所である。
おそらくだが、敢えてこのあたりの設定を緩くしてナンセンス・コメディとしての面白さを狙っているのだろう。しかし、これがエヴリンの脳内妄想だけの世界だったら”何でもあり”として許容できるのだが、マルチバースというSF設定を持ってきたせいで、そこの割り切りがどうしても自分には難しかった。
物語はクライマックス以降、意外なほどウェット感を増していく。笑いながら観ていると思わず足元を掬われ、これには良い意味で予想を裏切られた。本作が他のコメディ作品と違う所はここだろう。何だかんだと言って、最終的に王道な家族のドラマへ持って行くあたり、実にしたたかである。
また、エヴリンが他の人生を知り、今の自分を顧みる終盤にはホロリとさせられた。成功や失敗、人生は人それぞれであるが、それでも生きることの尊さは変わらないのだな…と。たとえそれが石ころの人生でも幸福の価値は平等なのかもしれないと、観終わって何だか勇気が貰えたような気がした。
キャスト陣ではミシェル・ヨーやキー・ホイ・クァンといった懐かしい面々を久しぶりに見れて嬉しくなった。夫々にアクションシーンにも果敢に挑戦しており、シリアスとユーモアを織り交ぜながら好演している。
エブエブ
2023年3月8日
映画 #エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス (2022年)鑑賞
この設定、この出演者で一流のエンタメ映画を撮ってしまうところにアメリカ映画の変革を感じる。
しかもアカデミー賞にも多数ノミネート。
たた、アメリカではそんなにヒットしてないところが寂しい。
そして母になる?
うーん、飲み込みずらし
いつ面白くなるのかなあ、と思いながら
見ること小一時間
A24だよ、アカデミー賞候補作だよ、
これが面白くないなんてセンスないね、
と試されているような気分に
いろいろ下調べしてから見た方が楽しめたのかな
監督の前作がスイスアーミーマン、
と知ってなんだか納得
アカデミー賞では少なくとも、主演女優賞、脚本賞、衣裳デザイン賞は獲得してほしい一作
すでに『ドクター・ストレンジ』シリーズで「マルチバース」を扱ったんで、基本設定としては二番煎じととらえられかねないところ、本作はさらに香港アクションを混ぜ込んだ上に、ショットどころかフレーム単位で操作されている視覚的美術的演出により、「マルチバース」なるものの得体の知れなさを表現した作品としては、突出した存在感を見せつけました。
もちろんダニエルズ(ダニエル・クワン、ダニエル・シャイナート両監督)の先端的すぎる映像センス(と少々下品なユーモア)が本作の大きな特徴には違いありませんが、日常に疲れた女性からカンフーマスターまで、目まぐるしく役どころを変えつつ余裕すら感じさせるミシェル・ヨーこそが本作を唯一無二なものとしていることを、観た人は誰でも納得するでしょう。
単に香港アクションの第一人者である彼女のキレのあるアクションが堪能できる、というだけでなく、図らずも『カンフースタントマン 龍虎武師』が示した、苦境に喘ぐ香港アクションが、このような形でスクリーンにその存在感を見せつけたことにも胸が熱くなります。
G指定でありながらなかなか際どいユーモアが含まれているため、万人におすすめできるか、といえば少し躊躇はあるものの、本作がアカデミー賞のノミネート作品として異色ではあっても、それに値する優れた作品であることは疑いようがありません。
アカデミー賞では、少なくとも主演女優賞、脚本賞、衣裳デザイン賞は必ず獲得して欲しいし、もし作品賞と監督賞を受賞したら、アカデミー賞史上に残る快挙となるでしょう。発表が今から楽しみです!
正直微妙
マルチバースと言えば聞こえは良いかもだが
カオス過ぎてあんまりだったな
ハチャメチャなのと下品だったりでこれがアカデミー賞最有力と言われても疑問だった
自分の理解力の問題かもしれんけどね
自分はあまり受け入れられなかったけど好き嫌いかなり別れそうだなと思った
ごちゃ混ぜながらもバランス最高のアクションコメディ
某マルチバースとは一線を画す。監督の映画愛、そして家族愛とカンフーの物語。コメディタッチの中にも、どこかで見覚えのある複数の演出は映画史に残る名作シーンを思い出させる。
内容的には、マルチバースだけあって脚本は緻密。しかし過去の分岐は描くも、時間的概念をあまり入れずに描いている。しかも、その別世界へ行き来する方法が本作の中心演出の部分で、笑い声が漏れるほどの盛り上がり。制作陣が楽しんで皆で作り上げたんだろうなと想像出来るほどだ。
現実世界では、個人はもちろん、家族となれば尚のこと関係は複雑。多くの人々が紆余曲折をもって歩むのが人生。『あの時、こうすれば良かった』誰しもが思う事であるけど、一番大切なことは今の現実を大切にして頑張る事『あなたもヒーローなんだよ』そんなメッセージを多くの人に届いたに違いない。
字幕、英語と中国語?
本作の序盤は何を表現したいのか全く分からず、眠気がさし数箇所は夢の中。
中盤から終盤にやっと表現したい事が明確に!
親子、家族、お得意さん、その他社会との接点の方々などとの関係からのストレス。
その関係における常識と言う概念の個人差の確執。人それぞれ皆んなが個々に違う個人である事を尊重、理解して行かなければならない社会に成って来た事を再認識させられた映画。
表現方法は、中々無いカンフー、カルト、妄想などを入れた内容で面白い。
しかし、個人的にはあまり好きでは無い表現方法。もっと分かりやすい表現方法で作成されたら疲れなかったと思います。
23-037
マルチバース、
複雑怪奇でよく分からん😅
結局のところ、
母親として、妻として、娘として、
家族として、
大切なものは大切に扱いすぎず、
多少雑でも撫で続ければ
やがて玉になる、
ってことなのでしょうか🤔
無茶苦茶
マルチバースの能力を得るのに、変なことをしないといけなくて、それがけっこう下品。壮大な話にしてるけど、小さい家族愛の話。アカデミー賞最多ノミネートとかいうので話題になってたから期待値あげて観に行ったけど、そういうのが当てにならないのを久しぶりに感じた。
母と娘とマルチバース
まずこの作品にミシェル・ヨーをキャスティングしたのは大正解。
ストーリーを引っ張っていくのにぴったりです。
ヨー演じるエブリンが世界を救うためマルチバースに存在する自分の
力を借りて戦うストーリーですが、映像も展開も一筋縄ではいかない。
マルチバースをジャンプする時にすることが、本当にしょうもないし、
くだらない。ちょっと空回りしているところもあるし。
アクションシーンのカンフーも、もう少ししっかり描いて欲しかった。
せっかくミシェル・ヨーを主演にしているのだから、もう少し
カンフーのシーンを増やしても良かったかも。
まぁ、なんとなくこの作品をまとめると
母親と娘がお互いを理解するまでをマルチバースを巻き込んで、
描いたストーリーだと思いました。違うかな?
すごい
映画ガできたもんだ。
マトリックス、ブレードランナー、トロン、ホムンクルス、インターステラなどあらゆる要素を飲み込んでぐっちゃぐっちゃにマッシュアップして出した、デジタルエイジのヒップホップムービー◎
見ながらついついフラワームーブメントで古い世代からの脱却を仕掛けていたのに戻っちゃった欧米の精神性や、いつまで経っても舶来礼賛が白人礼賛から脱却できない亜細亜(実はここに取り残されているのは日本だけ?)に思いを馳せてしまったわw
01のムーアの法則内のSF最高峰がマトリックスなら、陰陽五行の法則内のSF最高峰がエブエブ🛸?だと言うのが本作鑑賞後の素直な感想(^^)
以上エブエブはビーヒアナウ♪
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