エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのレビュー・感想・評価
全733件中、721~733件目を表示
トドメの愛
2023年期待作の1本。まさかまさかの試写会に当選し、ウッキウキで会場へ。
そしてまさかまさかの期待外れ…。いや悪くはないんですが、今年のベスト候補だと思っていたのでそこの空振りは想定外で脳がバグりました。
先に良かったシーンを列挙していくと、カンフーアクションや他のユニバースから得た能力をガジェットの差し替えのようにチェンジして戦うシーンはとても良かったです。次はどんな能力が来るんだろうというワクワク感がありましたし、ぐるぐる回るカメラワークや意外なところから飛んでくるモノに対しての反応は大いに楽しませていただきました。
娘と母が声の出ない世界で石になり、感情で話し合うシーンもシュールでなかなか良かったです。劇中意外と笑うシーンが少ない中で、言葉と石の動きだけで笑わせてたのは凄かったです。
衣装のデザインも印象的なものが多く、アカデミー賞にノミネートされるのも納得する色や飾りの豊かさでした。
カット数が尋常じゃないのも凄く、実際に撮影されたものはもっとあったと思いますし、製作陣も編集もめちゃくちゃ頭フル回転したんだろうなと思うと頭が上がりません。
家族愛が想像以上に濃く描かれていて、それがくどく感じてしまったのが今作を楽しめなかった1番の要因だと思います。娘と父と夫への愛をマルチバースの自分を見ていくごとに深めて、最終的に家族や周りの人物との日常を取り戻したって感じで終わるんですけど、レズビアンを普通に描けばいいのに、わざわざ主題に持ってくるあたりもなんだか嫌でしたし、それでいいのか?と思うくらい駆け足かつ展開が目まぐるしいので情報整理ができないまま終わってしまった感が拭えないです。映画にある程度のストーリー性を求めるタチなので、どうにも勢い任せにいってしまったなぁと。
前半で光っていたアクションも後半は垂れ流しかつスローモーション多めでゆったりしたものになってしまったのも失速してしまった要因だと思います。RRRのように肩車突撃みたいなシーンはありますが、とって付けただけのように思えて惹かれなかったです。様々なユニバースの人々を拳で救っていく感じの爽快感を演出したかったんだと思いますが、それにしても長すぎました。こういう感じのスタイルに耐性が無いのも痛かったです。
映画は観るまで分からないの法則を痛感させられた一本でした。チャプター分けする映画に難ありというのも今後付き纏ってくるのか…。今年はどうも荒れそうな気がしてならないです。
鑑賞日 2/16(試写会にて)
鑑賞時間 18:30〜20:50
座席 M-21
壮大な家族愛!
タイトルなし(ネタバレ)
のっけからアドレナリン大放出。あまりにも凄まじい情報量。矢継ぎ早に展開されるマルチバース、とにかく早い、早い。誰も思いつきようのない「唯一無二」の世界観に終始振り回されっぱなし(イカれすぎてどうかしてる)ダニエルズの頭の中、一体全体どうなっているの、、、
だけど要所要所で時代を捉えたものになっているし、ミシェルヨーが登場人物たちを順番に心のハグをしていき、最後も普遍的なところへ着地する。
とにかくいろんな映画のオマージュがあるので、ネットで調べて予習していくのありかも。あからさまなので知ってみると楽しい。
あと、話の設定が複雑なので、おおよその話の筋と世界設定は理解した上で行った方がいいと思う。特に最初は、どのバースのキャラクターが話してるのかワケがわからず、混乱した。
劇伴なくなる石のシーン、緩急のつけ方上手い。ずーっと情報量すごいので、あれぐらいの強弱が定期的にあるとよかった。あまりに最初からずっと過剰なので途中でダレたのはある。
とにかくバースの切り替えの多さと勢い中心に駆け抜けるので、ストーリーに深みがあるかと言われればちょっと疑問。
あと犬好きは要注意。扱いが、、、
下ネタ具合は個人的にはコーダの方が断然不快。
エンディングの「This Is A Life」、エンドロールでももっと流れて欲しかった。
ハチャメチャ・マルチバース
【試写会にて】A24初のSF超大作‼️
2/16のFilmarks東京試写会にて、A24史上No.1大ヒットそして第95回アカデミー賞最多の10部門11ノミネートを取ったのですごく楽しみにしてました🤗
スイスアーミーマンのコンビ「ダニエルズ」が監督と脚本、マーベル映画のキャプテンアメリカやアベンジャーズシリーズを手がけたルッソ兄弟がプロデュースした作品ということでマーベル的要素も含まれてるし、監督をしたダニエルズのコメディ要素もミックスされてまさに"A24らしいエンタメマーベル作品"といっても過言ではない映画に仕上がっているのではないかと思いました。
キー・ホイ・クァンさん演じる主人公の夫ウェイモンドが別の次元を生きる(アルファ・ウェイモンド)に体を乗っ取られ、国税庁で最初繰り広げるカンフーアクションに興奮しました🤩✨✨
別次元のありとあらゆる世界に生きる可能性(自分達)にアクセスして能力を覚醒させて戦うという設定がすごく斬新でとても面白かったです。
主人公のエヴリンと娘のジョイが監視カメラのモニターの前で喧嘩してる時にモニターに少しフォーカスが当てられるのですがその時から夫のウェイモンドが別次元に生きるアルファ・ウェイモンドに体を乗っ取られはじめて、国税庁ではじめてエヴリンに対して別次元のアルファ・ウェイモンドに「全宇宙を救えるのは君だけだ」といわれそこから予想も常識も超えたマルチバースの世界で壮大な闘いに巻き込まれてゆくのですが…
全宇宙のカオス(悪の根源)の正体は娘のジョイでものすごく流暢な英語で表情や声を変えてダークサイドのジョイ=ジョブ・トゥパキなどを演じていてステファニー・スーさんの演技の幅びっくりしました。
そしてエヴリンのお父さんでジョイにとってはおじいちゃんのゴンゴンの別次元のアルファ・ゴンゴンが別次元の世界のリーダー的存在で、エヴリンがジョブ・トゥパキを倒すのを躊躇すると娘だろうがあらゆるマルチバース(別次元)に影響を及ぼすものは絶対に滅ぼさないといけないというところでエヴリンが葛藤する部分だったり、母と娘の(エヴリン)どう理解してあげればいいの(ジョイ)なんで理解してくれないのという家族愛がメインテーマになっていて最後はハッピーな感じでおわってよかったなーと思いました。
まだ公開日が2週間後と全然先ですがダニエルズの2人が日本が大好きということで反響によっては続編かこういうテイストの映画をまた製作してくれるのではないかと期待しています😳
※結構色々と詰め込んでて、ダイナミックかつスピード感があったりするので1回みただけでは作品を理解するのは難しいかなと私は思いました🤔私自身も公開日の3月にまたみてみようかなって思ってます。
コリャア…たまげタア……
怒涛の情報量に頭パンク
すごい疲れた
ラストの展開には気持ちよさがある
壮大なことをやっていても家族愛に着地
湯浅監督のマインド・ゲームの神様のように目まぐるしく変わるビジュアル、テーマ性も多少通ずるか。
普段フィクションの愛玩動物、特に犬に対しての残虐行為は許容的だったが、なぜかわからないけれど、今作の犬に対する扱いはギャグとしておもろいと思えず少し観てて辛かった。、犬を武器としてつかうぉ!?からのそれってギャグとして面白いんかブンブン振り回したり可哀想と思ってしまった軽い嫌悪感
初回のテーマの解釈
過去の選択を後悔してはいけない、どんな世界でもそこでの幸せのかたちがある。考え方価値観に囚われてはいけない。幸せ、家族愛は普遍的。
ジョブトゥパキの目的の初回の解釈→ジョイは母エブリンに対してのコミュニケーション不順、不満があり無限のユニバースに行けるようになりおそらく理想の世界を夢みるが、どの宇宙でも同じ関係でショック→すべてをのせたベーグルで宇宙をぶっ壊そうとする?理想の世界がある?ついでに同じ悩みであろう母親もいっしょに来てもらうためにつれてくる??わからん、
ウェイモンドの発言によりエブリン闇落ち回避??
奇想天外で先のわからぬ面白さ!
これは、壮大な家族愛の物語、のはず。
最初、目は回るけど頭が回らなくて全然ついていけなかった!繰り返していくうちになんか脳がステップアップして理解できるように。
何これ面白い。
壮大な移民家族の愛の物語であった。
これはね、水瓶座の方におすすめしたいです。
水瓶座の皆様!ぜひご覧になって!!
観終わった後は、家事と仕事に追われる日々を送ってたけど、もしかしたら違う世界で自分が選ばなかった道で輝く自分がいるかもしれない、という素敵な妄想に取り憑かれるかもしれません。
評論家の方々もこれがアカデミー賞を取れる時代が来たとは!とおっしゃっていました。そのぐらい従来の作品からみたら異色ということですな。
まさに水瓶座時代のアカデミー賞にふさわしい作品ということなのだなと理解しました。
獅子座の脳みそでは結構難しかったので、感想はこのくらいにしておきます。ぜひご自分の目で確かめに劇場までどうぞ。
グーニーズのデータ君が旦那さん役で久々の役者復活なのだけど、ジャッキー・チェンそっくりで、アクションもキレキレ。
娘役の女の子はすごい歌がうまくて、ちょっとしか歌わないのにもう声でわかる、ってのはアフターヤンの子もそうだったな。
映画界まで新しい時代になったんだなと思った。水瓶座時代になると、昔ながらのやり方がもう通用しなくなってくる。
ちょっと下品(クレヨンしんちゃんレベル)なものは昔はアカデミーにノミネートなんてあり得なかったそうだけど、この作品は時々しんちゃん。
けど今回堂々と色んな映画賞の賞を取ってここでもノミネートされたことで今後の映画界も変わっていくだろうとのお話しでした。
ああ!これこそゲームやる人は面白いかも!ちょっと皆さん観に行って。
マルチバースって無限大
泣いた
めっちゃくちゃおもしろい!沢山の人に見てほしいです!
馬鹿馬鹿しいけど、誰かを馬鹿にしていないし、上品ではないけど、失礼じゃなくて、すごくおもしろかったです!
スイスアーミーマンは自分を見つめる話でしたが、この映画は家族と向き合う話で、素敵なラストでした。
家族と向き合うって、確かにこれくらい体力いるもんな〜と、めちゃくちゃな演出方法に最後は妙に納得させられました。
あと、グーニーズのデーター!元気そうで嬉しかったです。
全733件中、721~733件目を表示