エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンスのレビュー・感想・評価
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最高!?のマルチバース体験
最初から最後までワクワクしっぱなし。マルチバースの波に身を任せ、次はどこへ連れて行かれるのか楽しい映画体験でした。散々ハチャメチャやっておいて最後の着地は感動的。選べなかった人生ではなく、今生きる人生に向き合って愛そう、というマルチバース映画として至極真っ当な結論で、途中の無茶苦茶の反動でより感動が深まりました。こんなにアホなマルチバース映画は他にないけとも、こんなに素晴らしいマルチバース映画も他にない、というぶっちぎりの大傑作。最高!
進化した未来形カンフー映画!
いわゆるマルチバース系の中では「お笑い系」の要素が強いかな?
今年72本目(合計724本目/今月(2023年3月度)7本目)。
こちらの映画の投稿も遅れました。
いわゆる「マルチバース」をテーマにした映画は何か版権でもあるのか、1年に10本くらいは流れてきますが、中にはアクションバリバリという映画もありますが、こちらはお笑い・コメディ色が強いです。
ただ、いわゆる一般的な「マルチバースもの」を基準に見に行くと、展開があっちこっち「妙な展開・理解」に飛ぶので、「そのマルチバースものだ」ということを前提にすると、やや肩透かしを食らうかな…という印象です。
いわゆるB級映画というご意見もありましたが、そこまでの「積極的悪害」までは感じられず。まぁ、マルチバースが好きという方からすると「異端作だなぁ」という評価になると思うのですが、マルチバースを離れて「一つの映画」という観点からすれば、どうみてもA-評価で、多くの方はAランク評価になるのでは、と思います。
なお、この手の「マルチバースもの」は、作品は違っても誰が犯人だの誰が悪役だのどうやってうんぬんを書き始めると一気にネタバレであるので、そのあたりは省略します。結局のところ「マルチバースものでもコメディ色が好きかどうかで行くいかないが大きく分かれる」作品では、と思います。
採点に関しては以下の通りです。
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(減点0.3/マルチバースものの一般的な期待とやや異なる)
・ もちろんここは減点が難しいのも重々理解しているのですが、過去(私が見に行くようになった2020年以降)で、いわゆる「マルチバースもの」でこんなにコメディ色・ギャグものが強い映画ってほかにありましたっけ…?
「その意味では」「マルチバースものだ、楽しみだなぁ」という方の期待を裏切ってしまったかな、という点は「ある程度」指摘はせざるを得ませんが、逆に「マルチバースものでは絶対にギャグ・コメディに走ってはいけない」という「かたのあてはめ」も変な話であり、減点幅はどう考慮してもこの程度(正直、0.2で切り上げ5.0にしようと思ったくらい)です。
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なんてものを作ってくれたんだ!
カンフーアクションをベースにしつつも、圧倒的な発想の飛躍とサービス精神とちょっとお下劣な感じが混在したエンタメ作品ですね。
マルチバースものとしても、複雑すぎない展開と理解を超えても楽しめる構成で受け入れやすいと思います。
途中からはゲラゲラとニヤニヤの連続で「笑うしかない」一作でした。
頭で理解しようとせずに、目の前の展開を受け入れた方が楽しめると思います。
Don’t think! Feel.
表題通り、なんてものを作ってくれたんだ! と思わされる作品です。映画の持つパワーが圧倒的。それでいて親子愛や家族愛まで過不足なく描かれるバランスのよさ。
こういった作品がアカデミー賞最有力といわれるのなら、今後の映画界にも期待できると明るい気持ちで劇場を後にしました。
ハッハッハ、マルチバースに終止符を。
マルチバースってのは、最初は映画ファンが頭の中で夢見てたこと実際にやってくれたじゃん、て喜んでたけど続くとなんでもありでなんだかなぁって思ってた。
そこへ数多の賞を獲得した今作の登場。
頭の良い人がマルチバース人気を逆手にとってなんでもありあり、しっちゃかめっちゃかなコメディを作ってもう二番煎じ作れないような内容でマルチバースに終止符を打ってくれるのでは、と大いに期待して寝不足の中を観に行った。(予告そんな感じだったけどなぁ)
Part1面白いぞ。Part2ここからもっと面白くなるぞ。Part3そうか今から弾けるのか。
ワクワクワク、アレアレアレ。大怪獣のあとしまつだってあんなに笑ったじゃないか。どうしたんだ。笑えよ俺。楽しめよ俺。
多分睡眠不足の中観に行ったのが悪かったんだな。
これはマルチバースに終止符どころか、二匹目三匹目のどじょう狙って次から次へと出て来るだろうな。なんでも出来るもんね。個人的には打ち止めにしてほしいけど、サメ映画みたいにマルチバース映画ってジャンル映画化してくんだろうな。
どうせならインディ・ジョーンズネタも入れてあげればよかったのに。
明日はスピルバーグ観に行こ。
苦痛でしかない132分〜ゴールデンラズベリー賞なら納得
auマンデー『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』
アカデミー賞10部門11ノミネートされてる作品ですが、公開4日目のシアターは、目を疑うくらいガラガラでゆったり鑑賞
カンフーとマルチバースを融合させた異色作って事ですが、ゴールデンラズベリー賞の間違いちゃう!?
カンフー映画も好きだし、MCUでマルチバースにも理解ありますが、コレはまったく合わず・・・
噂通りの熱演のミッシェルヨーと対峙する娘が、渡辺直美かと思ったらやしろ優にしか見えなくてコント観てるようで、何度か席立とうかと思いました(-.-;)y-~~~
マルチバースの見せ方は、スパイダーマンやドクター・ストレンジの方が断然面白かったし・・・
コレが、トップガンよりエンタメ映画として評価されるとしたら映画好きとして👎👎👎
#映画鑑賞
#映画レビュー
#エブリシングエブリウェアオールアットワンス
#ミッシェルヨー
#キーホイクァン
ガラスの仮面YEOH
マルチバースは役者にとって、色んな演技が出来る醍醐味
冴えない中年、カンフーマスター、京劇歌手など
【以下ネタバレ!】
<キャスト>
〇ミシェール・ヨー
白髪混じりのおばさん、トップ女優、岩
アクションシーンは流石の一言
随所に感情の機微も織り交ぜ
一番良かったのは、ソーセージマスタードケチャップ
〇キー・ホイ・クァン
あたい、この“若き日の大村崑”みたいな男に惚れちまったよぅ
頼りなくかん高い声でオロオロする奴が、おっさんの必須アイテム・ウエストポーチで大立ち回り
セレブタキシードで煙草片手に愛の痛みを説く
一番良かったのは、腹刺されても「優しくしよう」「争わないで」と訴えたり、自分のせいで何かがどうにかなってると嘆くも妻への愛を伝えるとこ
もっと色んなエイモンドを見たかった
※感動の最たるは、役者人生の紆余曲折を涙まじりに語る受賞の場面やけどね
〇ステファニー・スー
全部可愛かったねー
仏頂面も、サイケな衣装の数々も、チンポカンフーも
〇ジェームズ・ホン
さすがの一言ですわ
近年の“かっこよ老いぼれ”では「Mr.ノーバディ」のクリストファー・ロイドに比肩する
〇ジェイミー・リー・カーティス
ソーセージバースのピアノは泣けた
〇穴兄弟
いやー、良かった!
あのシーンでアカデミーとったら、ほんと奇跡や!
<ストーリー>
観た後、「エブエブ」が色んな賞を取ったやら、感動する背景やら、アジア系の主義主張やLGBTQ思想を事前に知ってしまっていた事に後悔
何も知らないまま、メッセージを感じたかった
前もって知っていたので、どうしても“色んなシーンを何かの何か”に読み解こうとしてしまい🐼「こりゃー、昨今の流れからアカデミーあげないといけんやろうな」と余計な考えが
映画の主題の“親子愛”は、自分が1人には感じる立場でもあり、もう1人には拒絶している背景もあるので手放しに感動出来なかった
生まれた時から鬱積したものは、はたしてあの様に一度のやり取りで霧散するのか...
案外、そんなものなのか...
私は、まだジョイのように受け入れられずにいる
面白かったが長い。
ただのナンセンス映画としか感じられなかった そこまで理解してたら見...
ただのナンセンス映画としか感じられなかった
そこまで理解してたら見に行かなかったけど
見ない方が良かったとまでは思わない
最近逆差別というか
白人優位な訳ではない作品が
やたらと持て囃されてる気がする
最初からB級扱いなら傑作だけど
2時間でまとめて欲しい
ちょっと中だるみ
ウエストポーチをウエストに付けるな
序盤、移動しながら、人物も入れ代わり立ち代わりしながら、早口で会話が繰り広げられる。
更にアメリカ在住の中国移民ということで、文化や常識の基点も分からず無駄に疲れた。
ウエストポーチを用いたアクションは面白かったが、相手は職務に殉じているだけの警備員。
まぁここはコメディとして割り切ります。
しかし、肝心の設定がよく飲み込めず。
「最弱だから最強になれる」という、まるでラノベのような設定だが、より遠くに飛ばなくてはならなくなるだけでは。
ダウンロードした能力が切り離される条件も不明。
何より、鍛えてない身体で同様の動きができるなども違和感が強い。
ジョブ•トゥパキと闘ってたかと思えば父親と闘っていたり、そもそも税務局員はじめその他大勢は何故襲ってきたのか。
何故途中でジョイに戻ったのか。
ず〜〜〜っと闘ってるから、途中ウトウトしてしまい、あまり理解できてないかも。
事件の発端は、若いときに大抵の人が通る虚無感による希死念慮でしかなく、マルチバース通してそれか、と。
落とし所も捻りなく『愛』に帰結し、これもマルチバースを経験したからこそ、というものでもない。
映像表現、テーマ、映画的要素などそれぞれ盛り込みすぎで、カオスといえば聞こえはよいがまとまり不足。
この作品に限らず、詰め込むときはバランスを考えてほしい。
奇想天外、めまぐるしい…。
渡辺直美が出てましたよね⁇
良い話だった。
映画のレビューというのは
自分が1人で観て(又は複数人でまみて振り返り足りない部分を)感想補完し合いつつ再度考え直す
ことが前提だと思っているので実際観てから他者の評価を気にするものだと思っている
なのであらすじ等は不要と思いますが
基本はコメディにしつつ監督の伝えたいことを突きつけてくる映画だった
評価は分かれるだろうという感想。
自分は何が言いたいかを汲み取れて
その表現にも不快感というほどには拒否感は覚えなかったので
少なくとも"合っていた"のだろう
キャスティングや同性愛等のテーマについても色々な人に向けて作りたかったからというだけで問題には感じなかった
オチについても「やっぱり映画はこうやって終わらせたいじゃん?」ということで。
“No rules.”
あまりの低評価にビビりながら劇場へ。ハードルが下がったせいか、私は割と楽しむことができました。とはいえ、超絶カオス世界がジェットコースターのように展開されるので、途中からストーリーを追うのを諦めましたが(笑)。多分、「ワケわからん」と思って観るよりも「観たことのない映画」だと思って観るのがオススメかも。そうすると、シンプルな「家族な物語」が浮き彫りになって、多少は観やすくなるんだと思います。特に「二つの石」のシーンは良かったです。「マルチバース」という概念は馴染みがありませんでしたが、現実世界では平凡(或いは平凡以下)な登場人物たちにも何らかの「可能性」や「希望」があることを示しているのかもしれないなぁ、などと思いながら映画館を後にしました。
なんか最後、いい話にして感動させようとしてたみたいだけど、設定が複...
初めてだ
初見だと、多少、眠気が有っても寝ないのに、この映画は、あまりにも訳が分からなさ過ぎて、眠気が無かったのに寝てしまった。
初見の時に寝たのは初めてだ。
目当ての映画までの時間潰しに見ただけだから、全く期待して無いのに「カネと時間を返せ」と思ってしまう。
いくら「マルチバース」で、「カンフーの達人な自分」の能力をダウンロードしても、ハード(この場合、自身の肉体)が「修行も訓練も積んで無い主婦」なのに、達人と同じ動きをして肉離れや骨折、脱臼すらしないのは、さすがにおかしいでしょ。
「あの」トロフィーが妙に見覚えのある形だと思ってたけど、形から連想した「ブツ」そのままの使い方をした時には、笑わずにはいられなかった。
「ブツ」を使ってジャンプしても、その「ブツ」を撤去したら弱くなるのはなんなん?
ダウンロード済みなら、「ブツ」が無くても強さは変わらないのでは?
この辺で、ますますワケわからなくなった。
素晴らしき感動のおバカSF映画!
この映画は100人が観て100人が「最高!」というWell-Madeな映画ではありません。
なにせ、死体から出るオナラで命を救うというおバカ映画「スイスアーミンマン」の監督ダニエルズですから。そして制作にマーベル映画のルッソ兄妹という最強タッグです。
この映画にはこれでもかという程のテーマ、おかずが満載です。
・家族愛(夫婦愛、親子愛)
・ADHD(多動症(マルチタスクで脳がパンクする))
・アジア移民、LGBTQ+クィア、人種差別
・カンフーアクション
・映画パロディ
・下品でおバカ
これだけの要素をマルチバースという世界に落とし込みます。
前半は呆れるくらいおバカですが、後半は感動の涙。
普遍的な家族愛がテーマになっていますが、現代社会のSNS論争や、ナショナリズム、人種差別問題などのメタファーにもなっています。
映画を見ながら「わけわからない」からと言って、考えることをやめてしまうと、それで終わりです。
上面上はおバカで下品な映画ですが、とっても私たちが生きる上で大切なことを改めて気づけさせてくれます。
最高におバカで下品、マニアックでオタクでカオスな最高の映画でした!
全735件中、521~540件目を表示