「ついに狂ったか!?アカデミー賞!?」エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
ついに狂ったか!?アカデミー賞!?
作品賞、取っちゃったよ...。
本当に、イカれてんじゃねぇの?
少なくとも私はこの映画の面白さを一生理解できない。残念です。(2023年3月13日)
うっひょー笑笑笑 こりゃ意味不明だ笑笑
予告はものすごく面白そうで、今月トップクラスに期待していたんだけど、駄作もいいところ。決して、「面白くない!」って言う訳では無いんだけど、予告の方が本編よりも断然見応えがあったため、それは如何なものかと。2020「パラサイト 半地下の家族」、2021「ノマドランド」2022「コーダ あいのうた」と、昨年はその前の2年に比べて万人受けするいい作品だったのですが、本作は類を見ないテイスト。まさか、これが作品賞取るんじゃないだろうな...。
序盤は面白そうな映画が始まりそうな雰囲気はあったし、MCUで疲れきったマルチバースというジャンルを、目新しく斬新に切り込んでくれそうでテンションは上がった。ハチャメチャでカオスなストーリーは個人的には結構好みだし、開始20分時点では、珍しくアカデミー賞受賞(予定)作品で楽しめるタイプの映画かもと期待。ぶっ飛び方は意外と良いところを突いていて、刺さる人には刺さりそうなテンション感でした。
ただ、話が膨らんでいけばいくほど、「何を言っている」「何をしているんだ」の押収で、見るのが疲れてきてしまう。もう、どうでもいいやと投げ出したくなる。ごちゃごちゃで難しくて理解できないー!!じゃなくて、ただ単に要素をてんこ盛りにして観客を困らせようとしているのがキツい。結局はシンプルなところに落ち着くし、オチとしてはいいかもしれないけど、こんだけ馬鹿馬鹿しくハチャメチャにやってきたのはなんだったんだ、って思ってしまう。
何故そんなにすぐ受け入れられる?という疑問も残ったり、ソーセージの国に気分がめちゃくちゃ悪くなったり、理解不足なのかベーグルは本当に意味がわからなかったり、とにかく全然ハマれなかった。プロレビュアーがこぞって高評価つけているのには、なにか理由があるのでしょうか。エンドロールが流れ始めると、「ああ、ようやく終わってくれた」と、思わず言いそうになるくらい、退屈でした笑
どの部分がアカデミー賞受賞のきっかけなんでしょうか。いやまぁ、斬新ではあるんだけど、面白いか面白くないかが最重要じゃない?これなら、「バビロン」が受賞して欲しいんですけど。デイミアン・チャゼルが2回も作品賞に導いて欲しいんですけど。...かなりガッカリです。やっぱり、アカデミーにはもう期待しません。
追記(2023年4月6日)
コメント頂いて初めて知ったのですが、どうやらアカデミー賞が2024年から作品賞の審査基準を大きく変えるようで、それがあまりにも狂っていたためご紹介。検索するとすぐ出てくるのですが、もう3年も前の記事。本当に怒りでしかありません。
実はこの作品、アカデミー的には思想先取りの優等生的作品だということを後で知りましたのでお伝えしたく、筆をとりました。
ご存知かもしれませんが「アカデミー作品賞新基準2024」としてググッてみてください!狂ってますから(笑)。
コメントありがとうございました。グラミー賞、ウイキペディアで確認しましたが、1960、1970、1980と誰もが納得の豪華布陣なのですが2000年以降確実に劣化してますね。おっしゃるとおりです。ポール・サイモンが意外にも過去受賞してたのは懐の深さ感じましたが・・ノーベル文学賞、アカデミー賞、グラミー賞、世界三大無価値おバカ大賞なのは相違ありません。ノーベルも無価値な干からびたくだらない作品ばかりです。勉強になります。ありがとうございました😭
ホントですか❗️ビックリ‼️嫌な予感はしましたが・・・コレ通常の神経なら残り1時間で時計🕰見出すほど観客置いてけぼり、ただアメリカン🇺🇸ヤンキー能天気が喜びそうな作品ではありました。多様性とか道徳の授業ではないので要件から外してほしいです。ベーグルが🥯抽象的で訳分かりません。
どんなに相性の合わない映画でも、それなりに、何をしたかった、とか、こういうことやってみたかった、というのは、一応想像できるのですが、これだけはどうも😅
もしかして、トイレ以外の理由で、早く終われ❗️と思わせたかったのか…