ブラック・フォンのレビュー・感想・評価
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何かしたらいけない規制ありきで作られたのだろうか?
冒頭は自分好みの始まりで主人公の置かれている環境と数少ない友人との交流、オカルティックな夢を見る妹のエピソード、父親過剰な虐待などをさらりと見せてくれる。
友人が行方不明になった所までは「中々に上手く撮っている」印象だった。
このホームドラマの様な雰囲気から転調し当然ここから凄まじい事が起こるに違いない…と期待していた。
だが、イーサンホーク演じるグラバーが出てきた途端に自分の中に違和感が…。何だろう…迷作?「こどもつかい」を観たときの雰囲気が急に感じられたのだ。
あのヘンテコな車、お面、ちょっと胡散臭い手品師…巧みに元気な男の子を誘拐している変態がこんな奴なのか?と
誘拐した数人は明らかに暴力も辞さない少年たちでグラバーが上手く始末できたのか疑問残る。
そしてオカルトに寄せるのか?それとも幻聴、幻覚に寄せるのか?物語の進行からすぐに分かってしまう。
その流れで謎めいた雰囲気を作っているのだが、この作品で最も謎なのは監禁しておいて、殺そうとする以外に大した事をしない事である。
普通(普通ではないが)するだろ?こう言う殺人鬼は。
目を背けたくなるようなイヤな事するだろ?
その為にリスクを冒して誘拐してるんじゃないのか?
自分の欲望を満たす事の為に、色々するだろ?
と…このような作品を観ようとしている人は思うはずだ。(あくまで自分の偏った見解)
なのに…コイツは何がしたいんじゃ!となる。
死が終点なのは当然としてその過程は無いのか?
それ故にグラバーの偏執ぶりが規定の怪人物の域を出ない程度でそれほどの恐怖感は無い。
ただ従来のこう言った作品と比べてそう思うだけで、実際にこんな目に遭えば、フィニー程勇敢に立ち向かえないだろうとは思う
そう言う意味ではこう言った作品を見慣れていない人にはまだ見易い作品だろうし意外に心に残る作品かもしれない。
伏線回収が素晴らしい
黒電話は勇気を鳴らす
続投予定だった『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』を降板したスコット・デリクソン監督。
逃した魚は大きかった…かもしれないが、キャリアへの影響はナシ。
寧ろ、本来のフィールドに戻って手腕を存分に発揮。
ホラーではないが、ホラー色も加味されたサスペンス・スリラー!
1978年、コロラド州デンバー北部のとある町。
“グラバー”と呼ばれる誘拐犯による子供の失踪事件が続いていた。
主人公の少年フィニーも学校の帰り道、誘拐されてしまう。防音の地下室に監禁。
誘拐犯との駆け引き、何とか脱出を試みようとするが…。
…と、誘拐&監禁のワンシチュエーション・スリラーの定石を踏んでいるが、それだけには非ず。トリッキーな要素がポイントに。
タイトルになっている“黒電話”。地下室にあるが、線が切れている。
ところが! 度々鳴る。
恐る恐る取ると、子供の声。同じく誘拐され、そして恐らくここで殺されたであろう子供たち。
切れた電話から掛かってくる死者からの電話という、まさかまさかの超常現象ホラー!?
誘拐され監禁されている上に、心霊現象。恐怖に恐怖の上乗せ。
しかし、そうではなかった。
死者からの電話は、味方。
電話を通じて、脱出の方法や危険な行動を控えるようアドバイス。
殺された子供たちが、自分たちの無念を晴らしてくれるように。
ほとんどが近所の子供たち。中には知ってる子や友達も。
序盤なかなか本筋(誘拐~監禁)に入らず、冒頭の少年野球、学校でのエピソード、他の子供たちの誘拐が挿入されるが、それが意味を成してくる。
学校でいじめられているフィニー。勉強を教えた事がきっかけで、一人の少年ロビンが助けてくれる。唯一の友達だった…いや、友達だが、彼も誘拐。
そんな彼からの電話。誘拐犯に立ち向かう勇気を与えてくれる。
俺たちの代わりに!
父子家庭のフィニー。父はアル中で、妹グウェンと息を潜めて暮らしている。
妹には不思議な力が。予知夢。
警察しか知らない誘拐犯が風船を持っているという情報を夢で見て知っていたが、かえって刑事から追及されるハメに。
グウェンの予知夢は母親から受け継いだよう。が、母親はこの力のせいで心を病み…。
父はそんな娘をたしなめる。時には暴力で。
自分の力に悩んでいたグウェンだったが、兄が誘拐された事により、この力を使って兄の行方を探す。
警察や父をも動かす…。
DVやいじめの描写はなかなかにハードで、見ていてしんどい。
子供たちが抱える苦悩、不安、トラウマ…。
それらを乗り越え、兄妹愛、友情、家族、周囲との協力をこぼす事なく描く。
勿論、サスペンス・スリラーの醍醐味はパーフェクト!
地下室の閉塞感。
ドアには鍵が掛かってない時もしばしば。実はこれ、誘拐犯の罠…。
誘拐犯が珍しく寝落ちしている隙を見て、脱出しようとする。寝ている誘拐犯を背に、鍵のロック開け。
ホラー的な味付けも旨い。
突然鳴る黒電話にはドキリとさせられる。
幻影で、子供たちの幽霊登場描写は下手なB級ホラーより出色。
70年代という時代設定もいい。
現代舞台なら携帯電話やGPS機能などが絡んでくるだろうが、それが無い事によって、黒電話や予知夢などが重要キーとして活きてくる。
『IT』のモデルになったジョン・ウェイン・ゲイシー事件も同年代。不穏な雰囲気を醸し出す。
不気味なマスクを被り、挑発的な言動。『フッテージ』でも組んだイーサン・ホークの怪演もインパクト放つ。
勿論、主役の子役二人も奮闘。
本当にデリクソン、コミック・ヒーローよりこっちを撮って良かったのでは?
『ストレンジ2』の時ホラー色が濃厚になるとの事でスタジオとクリエイティブな面で衝突し降板したらしいが、本作でのスリル演出/ホラー描写にその鬱憤晴らしを見た。(でも、あちらの代打となったサム・ライミは思いっきりホラー色出してたけど…?)
死者からの黒電話は、一人の少年の勇気と成長。
いじめられっ子だったフィニーが誘拐犯と闘い事件から生還した事で、学校で一躍英雄視されるのは童心に響く。
憧れの女の子に声を欠けられ、洒落たラストシーン。
見事な“Fin”!
2022 188本目
ホラーじゃないけど、緊張と解放が小気味良いサスペンス
予告編の出来が良くて楽しみにしていたのに、上映期間が存外短くて見逃した作品。Amazon primeの有料コンテンツで観られてよかった。
導入部とタイトルバックが不穏な空気感を盛り上げ、主人公の少年フィンが犯人の手に落ちるまでの展開も無駄がなくグイグイと引き込まれていき。イーサン・ホーク演じる犯人のキャラクターや行動に関しては、あれこれ疑問やツッコミポイントがあるものの、ラストの疾走感が悪くないので、面白かった!という印象で終われた。
ほんと、惜しむらくは、犯人グラバーがひたすら不気味なだけで、やってることはわきが色々甘く見えるのがねー。せっかくイーサン・ホークなんだから、もっともっと狂気も恐怖も出せたはず。また、なぜ少年ばかり狙うのかとか、過去の犠牲者がどんな恐怖を味わったのかとか、そのあたりがもう少し深く描かれていたら、さらに怖さや、フィンを助ける少年たちの思いが際立ったんじゃないかと思うけど。
でも全体のまとまりは良いし、ちょっと青春ものな味付けも嫌味なく効いていて、サスペンスとして楽しめると思います。
ちなみにラストで犯人と対峙したフィンの行動や台詞は、原作のエッセンスに結構忠実で、そこも良かったです。
どこかチグハグ
監禁された少年が幽霊の助言で助かる・・・と聞いたら新鮮なアイデアに聞こえるが、どこかチグハグでコンセプトが曖昧に感じた。
●幽霊…つまり奇跡はうまく配列しないとご都合でしかない。なんで主人公だけ幽霊の声を聞けて、それまでの犠牲者と違って助かったかとか、腑に落ちないところが出てしまう。
少年に霊能力があってその能力で忌み嫌われている…とか?妹は予知夢を見るとか奇跡の安売りみたいに感じる。
●幽霊のアドバイスも中途半端で逆に主人公がピンチに陥る。何なんだろう?
●犯人がただの狂人とかイーサン・ホークが演じた割に安っぽい。仮面を被せるなら身近な教師が犯人とか意外性が欲しい。
●妹の通報は的外れだし、最後は電話で殴るだけで犯人を撃退。絶妙な脱出劇はなかった。
名作「ミザリー」みたいなのを期待してたけど、違ったね。
子供たちの努力だよ
幽霊が恐いんじゃなかった。
虐待かと思ってた父親は本当は怖くなかった。ただ子供を守りたかっただけ(多分・・・)
殺された子供たちがみんな諦めない子達で良かったね。
妹ちゃん本当に可愛いかった。いかにもThe妹って感じ。
主人公は初めはそうでもなかったのにラストはめっちゃ格好良くなってた。
終盤での収束が心地よい
公開から遅れること1か月余り、地元映画館でもやっと上映されることとなり、遅ればせながら鑑賞してきました。予備情報をあまり入れずに行ったので、まさかのホラー要素にビビりまくりましたが、サイコスリラー作品としてはなかなかおもしろかったです。
ストーリーは、ある街で連続少年誘拐事件が発生し、親友もその被害に遭ったフィニーが、自身も誘拐されてベッドと黒電話とトイレしかないような地下室に監禁される中、断線しているはずの電話が何度も鳴り、そこから聞こえるヒントを頼りに脱出を図るというもの。脱出のカギを握り、事件とも大きく関係する不思議な黒電話が、本作のタイトルとなっています。
序盤は、フィニーの人柄や周囲の人物との関係性、妹・グウェンの夢など、以降の伏線となる要素を盛り込みながら、ゆっくりと展開します。しかし、フィニーが誘拐されてからは一気に緊張感が高まり、まるで脱出ゲームのような展開と、奇抜なマスクをかぶる犯人に監視される恐怖、謎の黒電話の真相が絡んで、スクリーンから目が離せなくなります。
一方、外では妹のグウェンが、夢の暗示を頼りに必死で兄を探す様子が描かれ、残された家族の不安や焦りが伝わってきます。このお告げ的な夢や謎の黒電話など、全体的にどちらかというとオカルト的に展開し、この部分の謎が少々気になるところです。しかし、それ以上に気になったのが、脱出の成否です。そういう意味では、兄妹の必死な姿が、観客の疑問を押し切っており、二人の子役の演技力が本作を成立させているとも言えます。
また、黒電話からのヒントをもとに試みた脱出方法はことごとく失敗しますが、それらが最後に収束していく展開は悪くなかったです。と同時に、困難に直面しても諦めない、わずかな可能性にも懸ける、失敗も成功へとつながる、そして何よりそれを自身の手でやり遂げた達成感と自信など、地下室での経験がフィニーに大きな変容をもたらしたという構図もよかったです。とはいえ、地下室の様子の変化に犯人が気づかないのは、ちょっとツッコミたくなりました。
出演は、フィニー役にメイソン・テムズで、地下室でしだいに変容する少年を見事に演じていました。妹グウェン役のマデリーン・マックグロウは、兄を思って行動する姿が、クールでキュートでした。犯人役のイーサン・ホークは、本作の雰囲気を一手に背負う、ヤバさ全開の演技が秀逸でした。
ここからは一人だ
1979年デンバーにて、子どもが行方不明になる事件が多発。マジシャンのフリをする男にさらわれてしまった少年フィニーだが、現実にリンクした夢をみるという妹が、この能力で兄を探そうとする物語。
仲良しのフィニーとグウェンの姿が微笑ましい序盤から一転、黒いバンと黒い風船の男が現れてからは一気に不穏な展開に。
謎の地下室にある、線が切れてつながらないハズの電話の存在感が不気味でグッド。
フィニーくんの頑張りは応援したくなるし、そんな彼の為にガチで闘うグウェンちゃんも可愛いですね。石はガチでビビったけどw
終始、ホラー要素を纏ったサスペンスであり、ミステリーな展開もあったりで、画的には代り映えしなくも飽きはこないし、次はどうなるのか気になって目が離せない。
欲を言えば、いじめられっ子で頼りない描写がある割には、誘拐後は思いの外フィニー君が冷静なので、絶望感がちょっと薄いのと、もうちょっとヤマダくんやロビンくんとの関りを見せて欲しかったかも。
あと、可愛いアホが真相を突き止めた内容を知りたかった(笑)ナイスキャラでしたね‼
その他、お父さんの気持ちがしっかり描かれていたのは良かった。
最近、体力的にホラー映画を敬遠してた節があるのですが(笑)、そこまでキツくはなかったし、子ども達との話や工夫を凝らした作戦等々、見応えのある掘り出し物だった。
「イーサン・ホーク、お前は許さん」となる(熱演ゆえ)一作
『黒電話』という短編小説が原作の本作、少年少女が暴虐な存在に立ち向かう、という話の筋のためか、あるいは子供達の年齢や背格好、舞台となる住宅街の雰囲気が似ているためなのか、はたまた意図的な演出なのか、ついつい『IT』や『ストレンジャー・シングス』を連想してしまうし、実際のところ結構似通った部分もあります。といいつつ、前半は連続誘拐事件を巡るミステリー色の強い展開が続くため、もしかしてこのままリアル寄りの物語で進んでいくのかな、と思い始めた中盤以降に、予告編にも使われたなかなかショッキングな場面が出現し、不意を衝かれます。
この転換点でちょっと作品のリアリティライン(現実性の度合)を見失いそうになりますが、それ以外の場面に関しては、基本的に目の前で起きていることをそのまま受け取ってしまえば話の筋を見落とすことはなく、変な映像上のトリックもないので、どちらかというと「素直な」作りの作品と言えます。
それでも初めて黒電話が登場する場面では、一応心の準備ができていたつもりだけど思わず飛び上がりそうになるし、主人公が視線をふと転じると想像もしていなかった風景が飛び込んできたり…、と、要所要所に恐怖演出を入れるあたり、ジャンル映画としても余念がありません。
少し内向的な主人公の視線では腕っ節が強くて頼りになる友達も、より圧倒的な暴力の前では為す術も無い、という痛ましさを受け止めつつ、それでもなお難局を打開するために力を合わせていこうとする力強さには、怖さを忘れて思わず胸が熱くなります。
イーサン・ホークはマスクやメイクで素顔を見せないためなかなか彼とは気がつきにくいんですが、その憎らしさはかなりのもの。特殊な能力とかは使わない、普通に異常な男だけにその狡猾さや残虐さがかなり生々しく、とにかく嫌な気持ちにさせる演技を見せてくれます(ほめてます)。「お前は『ヘレディタリー』(2018)のパイモンにお仕置きされろ!」と思わず心で罵ってしまったのも一度や二度では。
まだあどけなさの残る少年ギャングの気合いの入り方にも感嘆!
ハラハラドキドキ
キッズvs誘拐殺人犯の攻防戦にオカルト要素が入ってくる、ITのような雰囲気を感じる作品。
誘拐されてしまうお兄ちゃん(フィニー)と、予知夢を見る不思議な力を持つ妹ちゃん(グウェン)の2人が、それぞれ頑張る物語ですが、まぁーーかわいい!この兄妹への好感度がめちゃくちゃ高かったので終始楽しく観れました。パニックになるのが普通の状況なのに、冷静にできることをトライするフィニーが子どもとは思えない度胸の座り方で凄かった。父からの虐待の必要性はこの要素だったのか…?ちょっと繋がりは分かりにくかったかな。
イーサンホークはずーーっと不気味なマスクをつけているのでお顔が見えず残念でしたが、イカれたサイコな雰囲気はさすが。ただ、この犯人のバックボーンや動機などはスルーで終わってしまい、消化不良感も否めず。
父との結末もあれでいいの…?笑
でも全体的にはノスタルジックな雰囲気とハラハラドキドキ展開で満足度は高め。
夏にぴったりのホラー風味の強いスリラー作品。楽しかったです。
原作者は宮沢賢治を読んでいる
上映しているのは知っていたけど、『X』を優先して、放っていましたが、大変良くできています。(『X』も好き!)
やはり、スティーブン・キング的に不思議なことは不思議なままですが、スティーブン・キングより良いかも。
本作は、間違いなく宮沢賢治を読んでいます。
明日のジョーだという人が多いようですが、絶対『セロ弾きのゴーシュ』です。
地下室でやることもなく過ごしている少年のところに、不思議な友達が訪ねてきて、お節介を焼きます。
上手くいかないので、イライラして来るのだけど、最後に役に立つ、というお話し。
妹も、飲んだくれ親父も、マスクも、馬鹿な弟もキャラが立っていて、好感が持てます。
残念なところは、地下室も、食料も、衣服もイマイチ臭そうでなかったところです。
そこは、現実離れして舞台の、『プラットフォーム』見たいです。
『悪魔のいけにえ』を目指すのであれば、汗臭さや不潔具合も大事な要素だと思うのですが。
一方、出血の量が実は多くなくても、怖さには関係ないことは、両者で共通しています。
PG12の範囲のスリラーとしては傑作だと思います。
僕もがんばろうと思った
困難に立ち向かう時は、先人の無念を引き継ぎ、鍛錬し、独自の工夫を重ね、勇気を持って実行するべき。
まさにそのような進歩の結晶であるロケットの使われ方も印象的だった。
子どもたちが(時間差で)力を合わせ、強敵を倒すジュブナイルホラー。
妹役の子もすごく良かった。
まるで韓国映画のようなリズミカルな罵倒も最高。
これは実質少年ジャンプなのでは
黒電話って外国もあるんだ・・・(断線してたが
犯人の謎の鬼みたいな仮面のトンチキ設定で、途中までツッコミどころ満載で見てたのですが、少年がどうなるのか気になって最後まで飽きない展開でした!
ピンチに陥りそうな少年を、今まで誘拐された子たちが助けるのがウオオオって熱い。
妹も勇敢で素晴らしい・・・・・・・惚れる・・・・・・・
冷凍庫のシーンは私も絶望にうちひしがれて泣きそうでしたが最後は猛犬よけにアレが使えて良かったよ・・・( ;∀;)
最後には兄妹愛・親子愛、そしてまさかの少年ジャンプのスローガン「友情」・「努力」・「勝利」を感じるようなめちゃめちゃ良い作品でした!!!!!!!
美少年と強い女児が好きな方は見るべき。
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