映画刀剣乱舞 黎明のレビュー・感想・評価
全43件中、21~40件目を表示
色々惜しい
三日月推し、継承視聴済み、ステ未視聴有り、ミュ未視聴の人間の感想です。
良いところ
三日月、山姥二振りの三巴のアクションが最高に格好良い。
動きも効果音も布のピラピラも。布プロスゴイ。
このシーンを観られただけでも映画館に来た甲斐があったと思います。
三日月の神通力がまさかの事態。おかわりください。
継承で撫で切っていたへっしーがご本人のスタンス変更により名に違わず圧し斬りに変化したところ。一撃に重みがあって大変見応えありました。
評価が割れてるVFXも良かったと思います。
時間遡行軍のぬめっと感や酒呑童子の変化のところなど。
仮面ライダーよりチープだと書かれてる方達もいますがそんな風には感じませんでした。(仮面ライダー好きです。)
ただ、プロローグのダークなテイストと本編のテイストの落差が激しく急にどうした?と思いました。
ちょっとなー。と思ったところ
柄本さん、津田さん、竹財さん。セリフあったけどとても短い。出演してもらう意味あったかなー。箔づけ?
前回の八嶋さん、山本さんはキーパーソンでしたが、今回の三人は単なるきっかけで、その後何の絡みもない。彼らが演じる必要性を全く感じめせんでした。ベタな展開かもしれないけど柄本さんに裏からもっと操ってもらいたかった。
酒呑童子の髪型と衣装。現代版について。
後ろ姿を中心に引きで撮ってるシーンが残念。
衣装がフィットしてるタイプで、しかも中山さんスタイル良いから、大きめのズラと体のシルエットの違和感が凄い。
髪型ロングにするとか、変身後は未知の力で衣装をゴージャスにするとか。なにか方法はなかったんでしょうか。
刀剣集合の集合の仕方。
アクションシーンはキレッキレで、これを観にきたんだ!と思ったものの、登場シーンはいかにもー。な感じだったのでちょっと残念でした。
クライマックスのシーン。
殺陣祭りな刀剣男子を観にきたはずなのに自分は一体何を観せられているのか。
ヒロインのラスボスの説得シーンを長尺で観せられても???
仮面ライダーのヒロインと違って、成長過程観てないから愛着湧いてないんです。かといって愛すべきキャラという感じでもなかった。ギャル審神者だったら違う感じかたになったかもしれません。
なんにせよ刀剣が乱舞してるところ観たかったんですけども。
説得後も国広と三日月が一太刀ずつで終わってしまい肩透かしをくらいました。
三巴のシーンがあったんだからとクライマックスにも期待してたので。
いろんな所を部分部分で見ると役者さんや技術者の方々の強みや熱意が感じられるのに、肝心な所が薄く、全体的に大味に感じてしまうのは脚本の問題なんでしょうか。
審神者と刀剣の組合せがいくつかあったのだから、どうせなら無双の部隊別ストーリーの用にそれぞれにフォーカスした話を割り振ってほしかった。変にヒロインに偏ってしまったので刀剣乱舞らしさが薄れてしまっています。
主演の三日月推しの自分ですら、ちょっと足りないなと感じたので、他の推しの方達はさらにそう感じたのではないでしょうか。
消化不良感があるため、全体的な満足度は前作の継承の方が高かったように感じます。
ですが、役者さんの魅せ方、VFXの質感、効果音へのこだわりとても楽しませてもらいました。
4Dだったらもっと楽しそう。週末もう一度観ようと思います。
次回作にも期待しています。
ゲームでは国広を初期刀に選んだため、長義は敬遠していましたが、映画を観て、ちゃんと育てようと決意しました。長義は良いキャラです。中の人も含めて。
戦隊ヒーローもの/仮面ライダーのフォーマット
「歴史は勝者が作る」っていう話だね。敵の方にも十分な理由があって、それに与してしまう刀剣男士にも共感できるね。
「刀剣男士」ってゲームの方でも公式にそういうんだっけ。刀剣女子に対置して作られた言葉なのかなあとも思ったんだけど。それが冒頭で「刀が擬人化して現れたものを刀剣男士と呼ぶ」みたいなナレーションで堂々と語られていておかしかった。
そこからは、刀剣男士が集まって、ああでもない、こうでもないやるんだけど『これは、仮面ライダーと同じ作り方か』と思ったの。仮面ライダーの映画も、なんかヘンテコ設定が入って、その下でああでもない、こうでもないするね。
そして色々とやっていると大決戦になり、スカイツリーの上で女子高生が敵の内面に話し掛けると改心し、一気に刀剣男士有利に。ここから刀剣男士が続々と出てくるんだけど、これ、戦隊ヒーローものの映画で良くあるね。歴代ヒーロー全員集合みたいな感じ。
ここで、女子高生が念じると、刀剣男士が実体化するみたいな描写に見えるんだよね。実際に、刀剣女子がいて、その人達が強く想ったから刀剣男士は2.5次元化して実在してるよね。そのかぶりかたがいいなと思ったの。
三日月宗近を観に、東京国立博物館に行くのいいね。確かに良い刀剣が出品される。特別展が本館で催されてるのを観て「東博は特別展は平成館か表慶館でやるんだよ」と思ったりしながら観てたよ。
「へっしー」とへし切長谷部の仮の主人になる女優さんがいいなと思ったら柳美稀だった。いいよね。もっと色んな作品に出て欲しいな。
原作ファン以外はお呼びでない映画
刀剣男士達をいかにたくさん出演させて動かすか、に特化している映画だった。
原作ファンなら恐らく楽しめるだろうが、純粋な映画としての完成度でしか作品を楽しめない私のような原作未プレイ勢からすると、非常に中身のない退屈な映画だった。
まず、ストーリーが薄い。
せっかく複数ペアの群青劇、という魅力的な設定なのに、全く活かされていない。
各ペアの人間ドラマや因果関係が一切なく、『その人or刀でなければならなかった』理由が全く無かった。とりあえず人気のあるキャラクターを中心に選出したのだろうか?
唯一長谷部×ギャルはラストでネタばらしがあったが、それにしても薄すぎる。
敵の伊吹も、社会に対する怨讐は凄まじいはずなのに、ラストでJKのなんの説得力もないスピリチュアル発言で改心するのがチープすぎた。
機能不全家族という社会問題を扱うなら、問題の本質や当事者たちの背景にそれなりの理解を示しすべきだと思う。
彼らを最も苦しめているのは、本作のJKのような無知で無責任な正義感を振り回す、衣食住に恐らく苦労をしたことがない安全圏にいる人々なのに、そんな彼女の自分勝手な我儘がまかり通ってしまったのがとにかくおぞましかった。
とりあえず監督は一度ザ・ノンフィクションを観るか、大久保公園にいる未成年トー横キッズ達にインタビューでもしてみたらいいのではないか。そうすれば少なからず、彼らの心の闇があんなチープな説得で払われる程度のものではないと分かるだろう。
そしてそんなJKに同調する三日月も意味がわからない。刀なんだからもっと死生観シビアな時代の価値観を持っているのではないのか?それとも道具だから自分の意志は持たない、というイエスマン設定なのか?
ラストの博物館でJKと伊吹がすれ違うのもエグすぎた。JKは恐らく平日昼間に高校の課外学習で来ているのに対し、伊吹は福祉団体職員と思われる女性に連れられて来ている。ということは、伊吹はまともに高校にも通えず、正しく歴史の敗北者(=社会的弱者)として描写されている可能性が高い。恐らく『伊吹も苦しい思いをしたけどちゃんと日常に戻っているよ〜』という救いを描いたつもりだろうが、この対比表現は正直悪意があるとしか思えなかった。
JKが頑なに伊吹やその弟をかばう理由も分からなかった。戸惑いを見せるぐらいなら分かるが、友人を廃人にされており、かつ人類の存亡がかかっているのに、あんな堂々と庇われると逆に怖い。トロッコ問題でトロッコをぶっ壊せるほどの実力や解決策があるならまだしも、無力で非力なJKがなんで刀剣男士たちにあんなキレることができるのか…?仮に自分の選択がバッドエンドに繋がったとしても被害者面をするんだろうな…。
あとこれは言うだけ野暮な気がするが、歴史を改変するのが目的ならもっと他に効率的なやり方がある気がする。
未来から来ているのになんで時代と共に淘汰されたはずの鎧や刀をわざわざ使ってるの?
銃の方が武器として殺傷能力が高いのは分かっているはずだし、そもそもあんなドンパチやらなくても歴史の分岐点に関わる人の寝込みを襲うとか、毒ガスばら撒くとか、なんかこう、もっと他にあるだろ!と思ってしまう。
武力行使だけではなく精神をコントロールするとか、インセプションのように夢に干渉するとか、そういうの使わないなら未来から来たっていうSF設定の意味なくないか?
殺陣に関しても、正直そこまで感動はしなかった。『1.2.3!1.2.3!』というリズムに合わせて刀を振るってるようにしか見えず、『殺し合いをしている』といった臨場感が全く無かった。どちらかというと舞踊に近い印象だった。
ここらへんは歌舞伎を見てどう思うか、という問題と同じで、殺陣に対するある程度の知識がないと感動できないのだと思う。実写キングダムのような迫力のある戦闘シーンを求めると肩透かしを食らう。
刀剣男士も終始ただのコスプレ集団にしか見えなかったので、厚化粧やカラコンをすればヨシ!だけではなくもうちょっとCGなどを使って神秘的な雰囲気を出してほしかった。特撮ヒーロー系に耐性があれば違和感なく世界観に没入できたのだろうか?
…などなど、クレーマーの如く色々と書いてしまったが、恐らく監督は私のような原作未プレイ勢をそもそもターゲットとして想定していないと思われるので、つまり私が楽しめなかったのは監督の狙い通りなのだと思う。
この映画は原作が好きなファン向けの、いわゆるファンサービスであり、普段ゲームをプレイしたり課金をして支援しているファンへの制作者たちからの恩返しなのだ。だからこれでいいし、これが正解なのではないか。
オリキャラが主役?
刀剣男士を見に行ったのに、オリキャラ(敵)とオリキャラ(JK)が延々話の中心でした…
知らないキャラ(JK)が知らないキャラ(敵)に説得してるシーンとか、そこに尺使うなら、ギャル審神者と長谷部の顕現シーンとか入れてくれよってぐらい長かった。
なんであんなにJKの横顔カット入れたがるの?お偉いさんのお気に入りなの?だったら押し出す所間違ってるよ?男性向けコンテンツでしなよ。
ラストに刀剣男士大量に出すだけじゃなくて、ちゃんと本編通してキャラの掘り下げをして欲しかった。
1はキャラ中心で面白かったのに残念…
せっかく現代に刀剣男士が居るっていう美味しい設定なのに、全然生かされてなくて、別に現代じゃなくて良かったくない?
本当にもったいない…
もっと脚本で遊べる所あったのに、どうしてオリキャラ中心にストーリーを組み立ててしまったんだ。脚本を練る時間と予算が無かったのかな。
まあでも、現代だから刀剣男士ゆかりの人物もいなくて、オリキャラ全面の脚本になってしまったんだろうな。それにしても、もうちょっと刀剣男士のシーン増やして喋らせてくれたら良かったのに。ただ日常会話してるだけでいいから。知らないキャラの苦悩葛藤<<<<刀剣男士の日常会話
話の構成とか表現が特撮っぽいなと思って脚本家調べたら、そういうの書いてる人だった。どうりで、刀剣男士を一列に並べて走らせるわけだよ。完全に仮面ライダー大集合だもん。
カット変わったら怪我した所に包帯巻いてるとか、JKの能力で家見つけたのに、長谷部が普通に辿り着けてる事とか、刀身でファスナーあける所とか、他にもいろいろ、子供向けならそれで良いんだけどね。気になっちゃうわ。むしろギャル審神者に包帯巻いてあげる長谷部とかそういう細かい描写が見たかった。
刀剣男士の殺陣はかっこよかったし、ギャル審神者もJK審神者も可愛かったけど、設定を活かし切れてなかっただけにもったいない。
戦闘シーン以外が酷い
期待して行った。
3日目の日曜日昼間なのに客が私だけ。
戦闘シーンは良い、ほんといい。
ほんと。
刀剣男士は悪くない。
しかしだ、
酒呑童子はやはり童子切を出せないなら題材としてどうよ、とは思った。
仮の主らと各々を、強いて言うならJK以外を深堀りして欲しかった。ギャルと長谷部、窓際と長義、それぞれで1作作った方が面白かったんではないか?
浅すぎて無駄遣い感が酷い。
とにかく戦闘シーン以外は浅いし、何でも突っ込むなよと。
前作が良すぎたのか?とすら思ったし。
ストーリーは最早無しで
ひたすら時間遡行軍との戦闘シーンの方が
満足出来たかもしれない。
それくらい酷い。
次作も作って欲しい、口直しに。
何度でも言うが戦闘シーンは素晴らしかった。
舞台を観に行けたら行きたいと思った。
刀剣男士は悪くない。
脚本とか演出とか監督は駄作を作った事を反省して欲しい。 ふざけんな。
動員数は多少行けるかもしれないが、それは刀剣男士が好き、刀剣乱舞が好きという客だ。
戦闘シーンは迫力がありかっこいい
戦闘シーンは迫力も強くかっこいいです。
しかしながらそれを覆い尽くされるほどストーリーが酷いです。
かっこよかっただけに感情がぐちゃぐちゃになります。
こういうのが好きなんでしょ?と下手な夢小説を強制的に見せつけられたような気持ちになりました。(夢小説を卑下するつもりはありません)
あくまで三日月とJKのダブル主人公(後半からはずっとJKのターン)という認識をした上で視聴した方がいいと思います。
始まりの意味深さ要らなかったと思います。
ストーリーのレベルが低いので。
伊吹が鬼になるまでの覚悟や意志、弟への執着が強いからこそ時間遡行軍を取り込むほどの鬼になったにも関わらず
それが周りの友達に恵まれているJKの 「心の中にいる弟の声を聴いて!」「 弟は…なんて言ってる…? 」レベルの訴えで止まるレベルのものじゃないでしょ。
そんな簡単に目が覚められるんだったらこんな事態にはならないんだよ。
何を見せられてるの?伊吹JKを殺してしまえば無敵じゃんって思えてしまう程。
人を廃人にすることすら躊躇わないやつが人を殺せないとは信じられない。
JKの思いを聞く力が強く JKが思いの糸が見えるのは分かります。
三日月が審神者になる才能があるかもしれないみたいなこと言っていたレベルなので相当強いのでしょう。
だったら仮の審神者としての神主と政府関係者は何。
彼らの力はただのJKにすら負けるって事?
なにこれ
ストーリーを簡単に説明すればしゅ○キャラです。
ストーリーが好きならしゅご○ャラ見たほうが満足感あると思いました。
とにかく戦っている刀剣男士が見たい人向け。
やってるのゲームだけ(Lv160くらいだからそこまでやってない)。しかもしばらくやってない(一期一振、鶴丸の極が出たあたりまではそこそこやってた)。アニメは見たり見なかったり。刀ミュとか刀ステは全く見てない。でも前作の継承は見た。そんな人の感想です。
現代(2012年)が舞台という時点でわくわくだったのですが、ツッコミ所は多々あれど、殺陣が格好良かったのですべて良しって感じの映画です。歴史好きな方は前作の継承の方がいいと思います。平安の鬼退治が起点だけど今作は歴史はそんなに関係ないので知らなくても全く問題ないです。
前作に比べてとっつきやすそうな現代という題材で、総じて二次創作を見てるような気分でした。以下まとめ。
●良かった所
・殺陣が結構ある。格好いい。ずっと見ていたい。
・現代が戦場になる。学校の屋上と空港と高速道路と渋谷スクランブル交差点で大立ち回りする刀剣男士が見れるよ!そして何も知らない女子高生が(仮の)審神者になるという設定つき!えっいま二次創作見てる???くらいの気持ちに毎秒なったし、実際百万回は使われてそうな設定だけど見ていて楽しい。
・三日月宗近を持って三日月宗近を見に東博へ行く女子高生。学校についてくる三日月宗近。抹茶ラテマキアートを所望する三日月宗近。コスプレか何かと勘違いされて女性たちと一緒に写真を撮る三日月宗近。
何もかも二次創作で一億回妄想されてそう。でも高速バスに乗る長谷部はレベル高すぎ。
・ギャル審神者と長谷部のかけあいが面白い。長谷部が力を失いかけていってる→「へっしー地味になってってる」は何回見ても笑いそう。でも最後にちゃんと名前が明かされた所は良かった。ギャルらしくない特殊な名前だなあと思ったけど、そういうことですかあ。このギャル審神者と長谷部でスピンオフやってほしい。
・三日月主役かと思えば、最後の方であんたも主役や!ってなった山姥切国広。やってくれると思ってました。ありがとう。
・「うちの本丸の山姥切はこいつなんでな」。正確には何て言ってたか記憶が定かじゃないけど、これも二次創作で百万回くらい言わされてそう。山姥切問題を映像化してくれてこの二振の関係が好きな自分は感謝です。あとこの映画の本歌さん、ちゃんと審神者の名前覚えててくれてお礼も言ってくれる。優しい。
政府職員のその審神者も、同僚には窓際という名の給料泥棒扱いされていたのに、誰には気付かれなくても物に宿る声を聞く審神者のことはその物(神様)がちゃんと見ていてくれたんだなあ、となって温かい気持ちになった。この職員さんのスピンオフもほしい。神職のおじいちゃんも一緒にね!
●気になった所
・せっかく鬼退治というか酒呑童子の話なのだからもっと源氏兄弟をメインにしても良かったのでは???あと酒呑童子を扱うならあのまま平安の方が面白かったのでは???あの安倍晴明と藤原道長もっと見たかった。とはいえ995年だったら藤原道長と安倍晴明の年齢感逆なのでは?
現代を舞台に作りたいが先にあって、一般に知名度があるような題材を使って、メディア展開も多い人気のキャラクターをメインにして、あと鬼退治だから源氏兄弟も出したのかなあと考えるような構成でした。何作もやる舞台とは違うし、映画という性質上とっつきやすさを重視するんだろうからしょうがないね。
・全日本国民が抜け殻状態になっているはずだけどスカイツリーから見た道路では普通に車が往来してる。実際いきなりみんな意識失ったら多重事故起きまくりなはずなのでラストの演出を考えたらそこまでは出来なかったのか。CGとか含め、色々ガバガバだなあと思った。
・子どもが振り返るシーンはホラー。ホラー耐性ない人は夢に出てきそう。
・割とちゃんと人が斬られるところが映ってるし、DVのシーンはほんの短いものだけど、きっと身近な人もいるんだろうから、見てて気分が悪くなったりする人がいないか心配。刀剣乱舞観に行って現代のDV見せられると思わんじゃん。斬られるシーンにしても時間遡行軍じゃなくて人間が斬られる所をあそこまで映すんだなあとちょっとびっくりした。映倫Gだけど、PG12くらいあってもおかしくなさそう。
・あのお兄ちゃん(伊吹:たまたま同じ名前(か苗字か)であの首飾りを手にしたのはその縁もあったのか、本当は違う名前なのかはわからないけど。パンフレットとか買ってないのでわからない)の家庭環境が「今日を生きるのに必死」という、千年もの過去からずっと変わらない、虐げられてきた者側なのはわかるけど、女子高生が訴えかけるシーンが肝な分、女子高生もお兄ちゃんと弟くんも、もうちょっと背景を掘り下げてほしかった。
身近な人が助かるなら他はどうなってもいいお兄ちゃんと、身近な人が大変なことになっていても、人を殺すなんて!歴史を守る以外にももっと大事なことはないの?という女子高生。普通の女子高生って身近な親しい人の無事以外のことまで考えられるほど正義感が強いのだろうか。そういう背景があるんだったら納得するけれども。物の声を、何を言っているのかわからないしうざいだけ、と言っていた女子高生が三日月宗近との交流を通して、あの場面では声を聞いてほしいという説得になったのかなあと思うけど、敵を思いとどまらせるためのああいう類いの主義主張って、嫌いとまではいかないけど見かけるたびになんだかなぁってなる。わかったような口聞いてごめんなさい、みたいなことは言ってたけどこれはこのシーンを見てなんだかなぁと思った観客に対するフォローですか。
あの辺は映像のつくりも相まってなんだか特撮見てる気分になった。
・スクランブル交差点で刀剣男士たちが立ち回りをするシーンについて。格好いいのは格好いい。でも意識を取り戻した人たちが多くの刀剣男士が現れてからじっと見守ってくれてたけど、2012年だったらスマホはそんなに普及してないだろうから携帯のカメラでは普通にバシャバシャ撮ってそう。あとそれより前の場面だけど、存在消えかけてるはずなのに長谷部と源氏兄弟めっちゃ粘る。本歌さんは速攻退場したのになぜなんだ。仮の主を避難させたから?それと時間遡行軍が大量に送り込まれてきて絶望、という場面があったけど何の盛り上げもなく三日月さんと女子高生があそこから抜け出していつの間にか次の場面に行ってしまったのはなかなかの衝撃だった。俺たちに任せて早く行け!くらいの見せ場はあっても良かったのでは?その見せ場をつくるためじゃなければ何のために大量に送り込んだんだろう。ラストシーンへの仕込みですか?敵、仕事してくれ。
他にもありますが鑑賞後すぐにばーっと書いた感想はこんな感じです。
色々書きましたが、とにかく戦ってる刀剣男士が見たい!二次創作なんでも来い!民は割と楽しめた映画だったのではないでしょうか。歴史に対する解釈とか刀剣男士同士の関係とかその辺りかなり詳しくこだわりが強い人は見ない方がいいかもしれません。
私としては、刀剣男士自体のキャラ解釈がおかしいとは特に思わなかったですし、おおよそ楽しんで見れました。原作ゲーム勢で一番気にするのはキャラ解釈(人によりけりだと思いますが)だと思うので、その辺はそれほど心配しなくても大丈夫だと思います。
まとめると、映画館に二回目を観に行くまでは行かないけど、一回観る分には楽しめた映画でした。DVDになったら殺陣とか観たいシーンだけは観ると思います。
脚本が最低
前作のストーリーが面白かったため、今作への期待も高かったが、脚本がひどすぎる。
VFXも宣伝で自慢げにしていたわりにはあまりにもチープ。
JKが主役で刀剣男士が添えものになっている。
JK以外の仮の主の存在感が薄い。正直、キャラクターとしては、薄っぺらいいい子ちゃんなJKよりギャルや神主、公務員のほうが魅力的だったので、どうせオリキャラ主軸でやるならもっとこのあたりを掘り下げてほしかった。
山姥切と伊吹の出会いも描かれていないため、彼らの絆もわからない。
彼らの絆がわからないので、最後に山姥切が首を斬るシーンも全く響かなくなっている。
なお、その直前のJKによる説得(笑)シーンは呆れるほどひどかった。薄っぺらく冗長。生まれて初めて退屈のあまり映画館でスマホを取り出したくなった。要らないシーン演るな。
唯一良かったのは殺陣。
また、役者陣の演技は素晴らしかった。
最後にあらゆる本丸からの応援が来るのも熱かった。
星1つはここ。
だがそのすべてをチープな脚本が台無しにしていた。
自分が観たかったものではなかった
最近刀剣乱舞を追うようになり、前作や過去のメディアミックスが評判だったこともあり、いくつか視聴した上で、期待して観に行きました。
人間同士のドラマに刀剣男士がアクション用に添えられていた印象で、求めていたものではありませんでした。
自分は刀剣男士の覚悟や歴史・主への思い、仲間同士の関係が好きだったのかなと再認識しました。
仮の主のキャラクター設定は面白そうなものがいくつかありましたが、魅力が伝わってくるシーンがあまりなくて残念。
本丸に残った男士たちも好きなキャラがたくさんいたのですが、ストーリーに絡むこともなくもったいなかった。
スカイツリーの説得シーンは浅い台詞回しからのご都合展開にチープなCG、謎の無風状態が加わり、耐えられませんでした。
刀剣乱舞のファンの方に勧めるには刀剣男士のストーリーへの絡みが少なく、刀剣乱舞を知らない歴史・刀好きの方では脚本が稚拙で満足できないだろうし、子どもと観るにはグロが厳しく、誰におすすめすればよいのか迷います。
欲張ってしまった結果どっちつかずになったのかなと感じました。推しが銀幕に映るのを何度でも観たい人は楽しいかな。
星1.5は殺陣のシーン。三つ巴は迫力があってよかったです。
俳優さんは好演してくださったと思うんですが、やはりそれだけでは何度も観るのは厳しいです。
脚本がひたすらにつまらない
ストーリーがつまらない。前作が良かったので期待してたがとても残念
前作が刀剣乱舞の世界の話だったのに対し、今作は今生きてるあなたにも審神者の血が流れてるかもみたいな感じ。現世の人間主軸で話が進む為、刀剣男士を見に来たオタクは物足りないと思います。というかJKメインなら予告の段階で教えてくれ。
一応、一期一振や小烏丸、堀川骨喰もメインキャラみたいな扱いだけど驚くほど出番がない。なんなら見せ場もほぼなし。セリフも数えれるほど。
唯一、いいなと思ったのは長谷部の仮の主が黒田の子孫だったこと。適当そうな子だと思ってたけど、最後の別れのシーンで明かしたのは あの子なりに長谷部のことを見守りたかったのかなと。
個人的に気になったのは堀川の口調。刀ステ見てないから解釈違いなのかもしれないけど、堀川ってもう少し丁寧なイメージだった。土方の荒っぽさがあんな日常から出てた?全体的にクオリティ落ちたようにも感じた。もう少し顔面偏差値高かったイメージだけどそうでも無い?ミュの方がキャラの完成度高そう。でも一瞬映るだけでそのキャラを表現するのは難しいと思うので、これは仕方ないと思うことにします。
前作見ただけの知識、最初から映画として見てない感想
刀剣乱舞は前作を2回鑑賞、ネタものとして面白いシーンとアツいシーンが観られたら良いなと足を運ぶ。
良かった部分とこうすれば良かったのに部分を述べようかなと。
良かった部分は現代という前作とは違う目新しさ、JKの女の子が可愛かった、途中別の本丸刀剣男士が日本各地に召喚されるシーン、酒呑童子が最初に鬼になるシーン、スクランブル交差点に数々の刀剣男士が召喚されるエンドゲームみたいなシーンかなあと。あと内閣の刀剣男士の別れるシーンも好きだった。原作好きだと召喚されるシーンはアツいんだろうなと思う。あんなん大好きよ。
悪かった所というか、そもそも映画として見てないからそこはある。スカイツリーのシーンは不安いっぱいでしょうがなかったし原作好きの不満が多いの分かる。あと今作メインキャラのバリエーション豊かなアクションシーンが見たかったな。前作は個性的なところは描けてた気がする。
纏めると俺が求めてたのはしっかり見られたからOKだし3作目も制作されて欲しいから布教なり高評価はしていく。あと普通に刀剣乱舞をもっと知りたいしコスプレもしたい。ただ今回不満を持った人の処理というか救済があればなぁぁと。
期待ハズレ
良かった点
ギャル審神者がイヤミのない明るい良い子だった
神職審神者が前作との繋がりを匂わせる
公務員審神者の自らの職務を理解している行動
最後の刀剣男士大集合
殺陣
良くなかった点
ほぼ人間がメイン、ラスボスすら人間がどうにかする
上記3名の審神者の描写がメインの女子高生審神者と比べかなり薄く、モブ状態
ジャンプスケアがある。映像よりも大きな音が辛い
CGがチープ
ラスボス戦が冗長
描きたいシーンを描くだけで繋ぎや話の整合性は割とお粗末だと思いました。神職審神者が京都から東京に行くのに飛行機は…北野天満宮から伊丹空港へ?普通に京都駅から新幹線で品川に行った方が渋谷に近いのでは?
ラスボス戦前も時間が無い!と緊迫した空気だったのに突然女子高生審神者が戦いたくないと長々と話し出し、今やる!?と思いました。
時間もなく目の前には大量の敵…という状況だったのに一気に冷めます。
酒呑童子に乗っ取られた青年を説得する時も話が長く、同じ内容を何度も繰り返すので中弛み感が凄かったです。
セリフに関してはよくあるお涙頂戴系だなと思いました。青年の過去に対して薄っぺらい。
また、その後の刀剣男士大集合は嬉しいサプライズでしたが、ポスターに映ってる男士達の描写が山姥切国広、山姥切長義、三日月宗近以外とても少なかったので、大集合を描くならその前に三振以外にもう少し時間を割いて欲しかったな…と思ってしまいました。
刀剣男士が観たくて映画に行ったので人間の描写が多く、見せ場も人間が沢山…というのは非常にガッカリしました。
ギャル、神職、公務員の3名もせっかくいい設定をしているのにギャルに少し見せ場がある以外男性2名はほぼなく、渋谷でも後ろで立ってるだけというのが残念です。
また、エキストラの方々が似通った外見の女性ばかり抜かれていて、渋谷があそこまで属性、性別が偏る事ってほぼないので違和感でした。
ただ、推し刀が映画に出たのが嬉しかったので☆1です。
ですがもうリピートはしません。
期待してたけど、裏切られた感ある
刀剣乱舞で1番期待していたのが、【殺陣】。
2作目は1作目に比べると殺陣の時間が少なく感じガッカリ、話の流れも女子高生がメインな感じがして期待していた分すごく裏切られた気分です。
“審神者”を消す為に、平安時代の呪いをつかって、現代の人間から想いを消せばいいって考え方は好きだけど、
想い=小鬼の設定が…あの小鬼より、光の玉でも良かったんじゃないかって思っちゃう。“鬼”に繋げたかったのか?
本当に申し訳ないですが、今回よかったところは
三日月宗近、山姥切国広、山姥切長義の三振りの三つ巴の殺陣。あれだけもっと観ていたい。
長谷部推しとしては感無量でした
人の想いを呪い変え、それを利用しようとする時間遡行軍、仲間と歴史を守る刀剣男士のお話
内容としてはそこまで複雑でもないし今までになかった現代を違和感なく舞台にした内容が個人的にとても見やすくて良かったです。
長谷川推しとして1番嬉しかったのは仮の主実弦の正体が黒田の末裔であったこと
明言はされてないけどわざわざ別れ際に正体を明かすってことは絶対末裔でしょう
最初から実弦は長谷部に関してかなり寛大でちょっとモヤっとしてました
塩対応されたり怪我しても心配する態度すら見せないのに一切責めない
年齢的に(大学生くらいなイメージ)長谷部のあの態度だったらそもそも東京まで一緒に行ってくれなかったんじゃないかな
これは実弦が長谷部について全て知った上で見守ってたんではないかと…
実弦の内心が全く描かれていなかったので詳細までは分かりませんが
正体を明かすまでの態度を考えると刀ステジョ伝の黒田長政を思わせるように感じられました
抜けてるように見えるけど優しく聡明で周りをかなりよく見ているところ
複雑な心境の長谷部を優しく包むところとかもう色んなものが込み上げてきて泣きました
あと実弦の元に送った長谷部の主について
今回の出陣した刀はいくつかの本丸から派遣されたもの達の中、長谷部の本丸は1振りのみ
危険な任務と承知の上で長谷部を送り出した主の長谷部に対する信頼と黒田の末裔の元に送った愛の深さよ
だってわざわざ福岡に送ることなくない?
政府からの要請で東京行けって言われてるのにわざわざ福岡からスタートってもう意図的に巡り合わせたとしか思えない
今回の映画のメインキャラクターは三日月と山姥切ズでしたが長谷部への愛も沢山感じられて素晴らしい作品でした
語彙力がないので日本語ぐちゃぐちゃで申し訳ない
色々な意見があるとは思いますが、私は今回の映画はとても満足のいく作品でした
刀剣男士の活躍は見応えがあるが総じて安っぽい作り
ゲーム本編プレイ中、メディアミックス(特に舞台)なども鑑賞しています。
良かった点
・各刀剣男士の解釈、演じ方
・殺陣。特に室内や夜の森など、困難が予想される場所での迫力ある殺陣を見られるのは圧巻。
・仮の主の設定
・終幕に向けての盛り上がり
残念だった点
・話の説得力のなさ。言いたいことを作中で見せず「〇〇で〇〇で、〇〇だったんだ!」と不自然に主人公に喋らせるシーンでガッカリしてしまった。
・各設定の見せ方の浅さ。上述の通り、仮の主の設定は面白いのになぜ彼らが主になったのか、どのようなやりとりで出会ったのかの掘り下げがほぼない。
メインキャラであるはずの伊吹と弟の話もあまりに唐突で、「福祉の手の届かない児童虐待・ネグレクト」など重いテーマを盛り込んだのに「使いたい要素だけを使った」感が否めない。
その他「なぜ?」が明かされないことが多すぎる。それが自然に受け入れられるものならよいがそうではないので違和感が残る。
(なぜ遡行軍殲滅後の渋谷に誰もいないのか、なぜ想いを取り戻した群衆の誰1人スマホで撮影をしないのか、なぜ長谷部はあのアパートに来られたのか、どうやって山姥切国広は伊吹に出会った?など)
・映像がチープ。ウィッグはガタガタ、某男士はうっすら髭の跡が見える、小鬼や子供はなぜあれほど画面に馴染まない映像を使った?
クライマックスのスカイツリーのシーンも、空に違和感がありすぎて集中できなかった。
繰り返しになるが一部刀剣男士の活躍や見せ方、殺陣はファンとして非常に嬉しいものでありラストの盛り上がりはとても良かった。
だからこそ主人公に状況を語らせる台詞回しの陳腐さ、そのくせ「想い」という単語を連呼して感動を与えようとする浅薄さがあまりに残念。
何がしたいのかわからなかった。
面白かった ※追記有り
色々惜しかった。観劇直後、SNSで見かけた「減点方式なら75点、加点方式なら5億点」がめちゃくちゃ的確で膝を打ちました。
脚本家違うならそりゃ作風も違うわな。
追記:2回目観に行きましたが、今回主人公が刀剣男士ではなく人間だからそう感じたのかも。(メディアミクス刀剣乱舞作品で人間が主人公なのは恐らく初めて)
あと1回観ただけじゃ情報量多くて処理出来てなかったので何回か観た方がいいです。スルメ映画です。
仮面ライダー好きな人は好きです。あと、前作「刀剣乱舞-継承-」は時代劇よりの少し特撮っぽい「ネオ時代劇刀剣乱舞」でしたが今回は「特撮版刀剣乱舞」でした。
山姥切長義めちゃくちゃかっこよかった。
殺陣は前作より更にパワーアップして帰ってきており、大変見応えがあってもちろんかっこよく楽しかった。剣戟の音も凄くかっこよくて監督が初日舞台挨拶で言っていた様に使い回しが1つも無く全て違う音で、より臨場感が増して良かった。
クライマックスシーンで他の本丸の刀剣男士達が沢山出てきて戦う所は胸熱でしたが、周りの見守ってるエキストラの方々はもう少し怖がって逃げる人や、怖くて離れつつも見守る人などもっと他の行動してる人がいて欲しかったです。刀剣男士それぞれの仮の主の所に登場するシーンはワクワクして良かったのですが、エキストラの顔をカメラに抜く時が女性ばかりで辟易しました。審神者は男性も居るので男性もカメラに入れて欲しかったです。
内容は、1番好きになったのはへし切長谷部とみつるさん(ギャルの子)ペアで最後のシーン含めて良いキャラクターで良い清涼剤でこのペアでドラマ観たいくらい面白かった。山姥切長義と各務ペアはもう少し各務さんのセリフと2人の掘り下げが欲しかったなぁという印象にでした。
山姥切国広・いぶきペアも同じような印象で、それがあったら最後の首斬るシーンの重みの感じ方ももっと違うものになっていただろうなと感じました。源氏兄弟・倉橋ペアは解釈一致で存在感ありつつも邪魔しない1番絵になってたペアだと思います。
1番メインストーリーの三日月・琴音ペアといぶきくんとの話がフワフワしてて没入感が無かった。後半の琴音ちゃんの鬼化したいぶきくんに「あなたの中の声を聴いて!」と語りかける所が「一般家庭でぬくぬく育った子が、物の声が聞こえることを差し引いても偉そうに語ってんじゃねぇ」と冷めました。10代~の若い子には響く所があるかもしれませんが賛否両論だと思います。
次の第3作に繋げたいので見に行きますが、それが無かったら1回観て終わりな作品でした。(追記:2回目観た方が面白かったです。どうして)ほんと時間が足りなかった。演出や技術・役者陣・は「映画」だったんですが脚本が「連ドラ」よりだったのが本当に惜しかったです。本当に脚本だけ!もし本当に連ドラだったら手放しで賞賛してたかもしれなかった。設定は面白かったから尚のこと惜しかった。あとちょっとホラー要素あったのはビビりました。ほんと一瞬なんですけどね。次は同田貫正国が遡行軍と一騎討ちするところとか見たいですね。小林靖子さんまた脚本に関わってくれないかな。
たくさんの要素ばかり詰め込んで誰の物語かわからない
今作はあらゆる要素をもりもりに詰めた映画となっていて、いろんな審神者と刀剣男士の組み合わせが個人的には凄く気に入って観に行きました。
素材1つ1つはいいものなんですが全体的に上手く合体されていないので、没入感が足りず現実に戻ってしまうような感覚を覚えてしまいました。
【良かったところ】
舞台で観てきた役者さんたちの演技の安心感は半端なく、映画でも私の知っている刀剣男士達で最高にかっこよかった。
刀の音も最高にマッチしていて興奮する。
アクションのカメラワークやテンポもよく、とにかくキャラクターの「かっこよさ」への演出は最高だと思う。
【微妙だったところ】
JK審神者の琴音に共感できないシナリオになってしまっている。JK審神者という要素には凄く期待していたのに上手く活用されていない。
カフェでのシーンは琴音の思春期らしさと三日月のマイペースなやり取りが面白く、琴音の友人の見舞いでのシーンは2人が打ち解けてる描写がありここらへんまではよかった。
問題は執務室でのシーン。みんなが危機的現状を話し合う中、協力を求める三日月に対して琴音は「それって、あの人を殺すのを手伝えってこと?」と空気が読めない返事をする。もうこのセリフが戦犯すぎて、急に現状を理解できていない頭お花畑JK審神者になってしまっている。
その後も口論を続けるのに都合よく敵が襲来し、三日月とは結局ちゃんと話し合えず、共闘することもなく我が道を行くJK審神者。敵を説得するJK審神者は出しゃばりすぎて正直見ていられなかった。
説得のポジションは敵と一緒に行動していたまんばちゃんであれば説得力が全然違うものになった気がする。
そもそも拐われたポジションのまんばちゃんの影も薄く、酒呑童子との関係を描写されていないので酒呑童子の人間性も浅いものになっていた。
いざ酒呑童子の首を切っても本人は死んでないので、琴音のセリフはなんだったんだよと意味がわからないことになっている。
全国に刀剣男士が顕現するシーンでは合成が酷く刀剣男士がなかなか浮いており、意味のない別撮りVFX合成になっている。これでVFXシーンをカウントするにはクオリティが低い。
VFXに関しては正直怪しいところはまあまああるが映画をつまらないものにしている要因までにはならないので予算頑張れ!としか思わない。
力が抜けた刀剣男士達をグレー表現にするのはちょっと突っ込みたいけど…
長義の「誰でも審神者になれる可能性がある」は
プリキュアかよと突っ込まずにはいられないし、この設定は正直余分要素。
【まとめ】
この映画があまり面白く感じないのは、キャラクター達とのいろんな関係性はあるはずなのにそこの描写が弱いまま物語を無理矢理終わらせてしまっているところだと思います。アクションシーンは最高に興奮するのに、話の本筋に戻ると冷めて観ちゃうので温度差が激しく辛かったです。
JK審神者が戦犯であればギャルが主人公でいいよと思ったのですが、結局ギャルが主人公でも脳内お花畑にされると思います。JK審神者という要素が悪いのではなく、あまりにも多い要素を上手く纏められていないシナリオが残念です。
うちは!!!!刀剣乱舞大好きなのに!!!!なんでこんなレビュー書かなきゃいけないんだよ!!!頼むから次も作ってくれよな!!!!
アクションだけは良かったかな
あくまでも個人的な感想ですので悪しからず。
前作が時代劇として完成されていた&刀剣乱舞はメディアミックスでやり尽くされていて難しかったんだろうな、という同情も加味してもこの評価に落ち着きます。
アクションや衣装、CGなどは流石の映像美です。刀剣キャスト陣も安定していましたし、新規キャストの源氏兄弟も良かったです。
ただ、中盤以降のストーリー、脚本が酷い。
僅かに評価できる点はギャル審神者のシーンと内閣府の設定。
ここをもっと掘り下げていればまだ良かったかもしれません。
いかんせん、JKのシーンが長い。かといってこのJKが時の政府や審神者関連で何かの伏線を持っているというオチもなく…
JKとラスボスの青年のやり取り、意味不明なほど長かったのが1番辛かったですね。
ストーリーとしてはありきたりで感情移入もできない。
残業帰りに見た私も悪いんですが、ウトウトしてました。
別にJKと青年の心を通わすシーンが見たければ別の映画見に行きますよ。笑
こっちは刀剣乱舞の映画を見に行っている訳で…
刀剣乱舞を使って自分のやってみたかった映画を作ってる感が強いと思います。
今回、全体的に舞台刀剣乱舞に引きずられたストーリーでした。
その前提がなければ三日月が山姥切国広をあそこまで気にかける(堀川を差し置いて)描写はしなかったように思いますし。
私はそんなに舞台に触れてない人間ですので、一部刀剣男士に対して解釈違いを起こしました。
一時期の山姥切問題も頭をよぎってキツかったですね。
刀剣男士選出の時点で分かりやすくこのキャスト出したいんだろうなっていうのは透けて見えてましたが、割とエコ贔屓ありありに見えました。
最後のシーンでもサブリミナル鶯丸してて、ああ出したかったんだね。って
刀剣男士大量出演!総力戦!のシーンも出しときゃいいだろ感が強かったですね。
どうせこういうオチにするなら、最初からずっとアクション路線で行けばよかったのに、
変にJK審神者とラスボス青年の掘り下げするから中途半端な感じがしました。
総評としては
これならもっと刀剣乱舞に対して理解度の高い同人作家の方が面白い話にできそう。って感想です。
前作の脚本は時代劇として完璧で男士達の魅せ方が上手かっただけに今作のしんどさが際立ちます。
もう次回作は期待できそうになくて残念です。
脚本変わっちゃって残念
刀剣乱舞ファンです。
良い感想
映像、アクションは相変わらずかっこいい!
見応えありますし、ファンサシーンがファンサしてます。画面としては本当に楽しく、美しかったです!
仮の審神者とのシーンや設定も、妄想膨らむ余地のある感じでした。
自分の本丸の面倒みよう、渋谷にピン立ててこよう!と、刀剣乱舞ONLINEに帰りたくなる作品でした!
脚本が自分には合いませんでしたが、それでも、脚本にある面白い要素を映像で何倍にも膨らませて見せてくれたと思います。
ラスボス戦以外は、ワクワクしたし、面白かったです!
マイナスの感想
ストーリーというかセリフがつまらん。脚本家、変わってたんですね……
せっかくのラスボス戦、なんで仮の審神者の女優さんの顔アップを長尺で眺めて、あんまり上手くないセリフの掛け合いを聞かされなきゃならないの……人間同士の会話で終わるなんて、残念すぎた。
言いたいことは分かるけど回りくどいし長い。せっかく映像なんだから、セリフだけで見せるんじゃなくて、もう少しうまく匂わせなりしてほしかった。
無理に重苦しすぎる設定(虐待など)を入れてるけど、回収が雑なので、もう少しライトな設定で良かったんじゃないかな?と思う。
総合的に、脚本周りにん?????となるけど、演出、役者さんなどの力で見応えはあります。
刀剣乱舞知らない人に勧めるなら、圧倒的に、継承。
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