「終始、胸が苦しくなる映画」ロストケア 光陽さんの映画レビュー(感想・評価)
終始、胸が苦しくなる映画
松山ケンイチさん演じる斬波のやっていることは殺人であることに変わりはないが。。。気持ちがまとまらずに簡単には感想は書けそうにはありません。皆様のレビューをじっくり読ませていただいてもう少し考えたいと思います。
事件発覚後の戸田菜穂さんと坂井真紀さんの反応の違いは、このテーマには答えがないということを意味しているのかもしれません。
とにかく観ていて終始、胸が苦しくなる映画でした。
日本で進む超高齢化社会。誰もが介護によって不幸にならないための制度やサポートをもっと国は推し進める必要がありますね。
日本の死刑制度についても考えさせられました。
松山ケンイチさんと長澤まさみさんの対峙のシーン、ふたりとも譲らず素晴らしい演技でした。
柄本明さんの演技も凄すぎと思いましたが、柄本さんの2023年の公開作品がすでに4作で公開予定もすでに5作は確定、日本の映画会は柄本さんに頼り過ぎではないでしょうか。
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2023年3月28日
見ていて胸が苦しくなったのは私も同じ思いです。
レビューに書きそびれましたが認知症の高齢者に接したことがあったこと、直視することが出来ない現実
亡くなった母を介護したことが記憶に鮮明にあります。検事と容疑者の対峙する演技も真に迫っていました。
グレシャムの法則さんのコメント
2023年3月25日
柄本明さん。
好々爺、裏社会の大物、妖しい村落・集落の不気味な長老、認知症進行中の老人…何をやっても凄すぎますね。
この年齢層の役柄について、映画界は独占禁止法を発動したほうがいいかもしれないです🤣