RRRのレビュー・感想・評価
全679件中、381~400件目を表示
ケインとアベルが爆裂したかの如く面白い
分かりやすいくらいの勧善懲悪に、愛と友情、裏切りや和解、しっかりとした構図があった上で、さらにそこに見た目の面白さがあれこれ加えられていて、軽快で迫力満点の音響と音楽とともに、3時間ずーっと楽しめました。
王道を行くタイミング─これでもかというくらいに神的な瞬間を、ゆっくりと丁寧に、惜しげもなく見せてくれて、笑ってしまうくらいのカタルシスを感じてしまいます。
映像的な対比、音楽的な融合、徹底した分かりやすさをとことん追求していて、それが稚拙とか単純ということに成り下がるどころか、絶大なる安心感を与えてくれて、超エンタメにどっぷりと浸ることが出来た気がします。
歴史的な背景とか大義名分という要素もまた、この単純明快さを助けていたように思います。ただ派手に踊って戦うだけということではなく、その派手さの中に大いなる野望を見いだすことによって、完全にこの作品の虜になってしまいました。
重厚で濃密な作品を軽やかに楽しく堪能出来ました。
これぞボリウッド映画?!
イギリスによる圧政の歴史までエンタメ作品の素材にしてしまうほどの幅の広さというのか、奥行きの深さというのか…そういうことは特筆すべき一本だったと思います。評論子は。
同じ素材に基づいた映画といえば、評論子に思い浮かぶのは『コットン・メリー』(イスマイル・マーチャント監督/1999年/フランス・イギリス・アメリカ)なのですが、同じようにイギリスによる植民地支配の非人間性を描くにしても、『コットン…』のように湿っぽく(失礼!)描かれるよりも、もっと訴えかけられるものがあったとも思います。
これぞボリウッドの真骨頂と言うべきなのだろうと思います。
(追記)
3時間の長尺映画であることを、少しも感じさせない一本でもありました。
同じような体験は『沈まぬ太陽』(若松節朗監督/2009年/日本)以来でした。
『沈まぬ…』のときはストーリーの展開に没入しているときに、いきなり「インターミッション」の画面が出て思わずのけぞりましたが、本作の場合にも「えええ~、ここで中断かよ」と意外に思うほどでした。(当劇場では幸いにも中断なく映写続行!)
間断なく作品を楽しめたのも幸いでした。
「マガディーラ」「マッキー」「バーフバリ」と傑作を産み続けるラージ...
「マガディーラ」「マッキー」「バーフバリ」と傑作を産み続けるラージャマウリ監督最新作。普段はAmazonPRIMEでスマホかテレビ画面で見ているのだけれど、さすがにこれは劇場の大きなスクリーンで見なきゃだめでしょ、ということでやっと見にいけました。
公開から2ヶ月ちょい。亀有あたりのハコでもまだ大盛況。前から5列目に陣取る。
映画は期待通り。ストーリー、テンポ、音楽どれもが一級品。主演の男二人の見事にシンクロする超高速ナートゥダンスには釘付け。ハリウッドでは作り出すことのできない壮麗なアクションシーンの数々はもはや芸術品。事実が明かされるシーンでウルウルするのはもちろんの事、ふたりの息の合ったアクションシーンにすら感動して涙が溢れて止まらない。
泣いて笑って熱くなり、心で踊って3時間。あっという間。もっと見続けたい。数多くのインド映画を見たけど、本当にどれも外れなし。楽しいひとときを与えてくれる。これこそがエンターテイメント。最高です!
大 興 奮
これほど激アツの映画があっただろうか
確実に死に至るような怪我をしてもしれっと回復する不死身性に思わずツッコミをいれてしまいそうになるが、ストーリーが激アツ過ぎてそんな事どうでも良くなってしまうくらい激アツの映画だった
前例踏襲の内側に置きに行った感。
神話で成功した手法を史実(か?)に転用して失速。
驚きの怪作快作バーフバリ(特に2)の良さ、
即ち神話世界を何でもアリとわざと曲解し、
天真爛漫に映画で遊び尽くす喜び、
この底抜けな遊び心が消えて、
こんな感じで良い?的な前例踏襲の内側に置きに行った。
無理に面白がりたいが無理。
細かけぇ事はいいんだよ!!
話題の本作!上映時間が3時間と聞いて尻込みしていましたが、先日観てきました。
なんと言いますか、最初からテンションMAXで気付けば終わっていました。
細かい所で突っ込み所がありますが、気にせず見てください(*ノ∀`*)
私的にはナートゥが一番の盛り上がりシーンかなと思いました笑
インド映画も一皮剥ける転換期かも知れません!
是非、本作は映画館で!
小さな事は気にせず没頭せよ
子どもを助ける偶然から出会った二人の男たちが、無二の親友となりながら戦っていく話。何と戦っていたのかもよく思い出せないけど、観ている時は時間を忘れて夢中になっていました。インド映画で想像するようなみんな踊るようなシーンはあまりないですが、随所にインドっぽさがでてます。これくらいの楽天的な人たちが世界を引っ張っていく気がしますね。おススメです。
インド人じゃないと…イェーイ!って見るのは難しい
アクション、踊り、ハチャメチャなパワフルさ。楽しいは楽しかったけど、インドの民族精神発揚映画なんで、ちょっと一緒にイェーイ!ってわけにはいかなかったなぁ。『バーフバリ』みたいなファンタジックな世界観だったら良かったんだろうけど。
あっという間
トイレが不安で通路沿いの前の方に席を取りましたが、そんな心配いらなかったです。
夢中で観てました。
ダンスも歌もお話しも面白くて途中えーと思ったところも最後にはスッキリできて爽快な気分。
終わった後興奮しながら友達と話をしました。
子供や職場でも、面白いとおススメしました。
上映してる間にまた観に行きたいです。
身体の奥から痺れる興奮に酔いしれる!!
インド映画を観たのは初めてですが、熱気とか気合とかとにかく洋画にはないような熱さに痺れました!!!
何がいいか、一つは脚本が素晴らしいと思います。2人の出会い、友情、そこから変化し捻れる物語、、終始興奮して見てられました。特にラーマがビームと目を合わせられないシーン(ネタバレ防止のため)は何回見ても、胸も心も体全体が熱くなります。(ラージャマウリ監督、ありがとうございます😭👏)
二つ目は、ナトゥナトゥです。Do you know ナトゥ?👀観れば絶対にわかる良さですね。ダンス最高!ちなみに他の歌も全部いいです。
三つ目は、特に女性はラーマビームのかっこよさに酔いしれるでしょう。私の母はあれからチャランくん(ラーマを演じている俳優様)の過去映画を漁るほどベタ惚れですが、私は2人とも最高に推せます。ちなみにビジュアルだけじゃなくて演技力にも惚れます。
まだ上映されているので、逃さないでください。見る価値しかないです。私はまだ2回しか観ていませんが、少なくとも後5回は観たいです。
一緒に劇場で観ましょう!!!
エンタメの粋を集めた
評判通り、これでもかというくらい、ドンパチと友情と勧善懲悪を詰め込んだ作品であった。
人とCGを惜しみなく使い、インド映画を知らない人にも良いところを伝えている。
自分もほとんど見たことなかったが、インドの踊りがいいところで混ざっている。
あまりにも反英国が過ぎるが、協力している女性が可愛らしく描かれているのがフォローというところか。
3時間、ほとんど動かずにスクリーンに夢中になった作品は久々だった。
インド衝撃映像+マッチョすぎる修二と彰+走れメロス
とてつもない。
映像がヤバすぎる。
見たことない構図、見たことないカット割りのオンパレードで怒涛の3時間。
でもアタマの1時間はアバン!
とんでもアクション映画かと思いきや、歴史、民族、インドの階級社会、身分差別…と実はシリアスな主題に派生していきジワる。
マッチョ、男の友情、汗臭さ、ホコリっぽい。
それらを一気ににポップに昇華させてしまう音楽とダンスの力強さ。
二転三転する構成は、クドいようでもあるが王道。
目が離せない。
そして拷問シーンでは容赦なき残酷描写。
目を背けたくなる分、感情を引き込んでいく。
「走れメロス・インドスペシャル」を最小限のセリフで作って見た、というか。
VFX、CG、モーションてんこ盛り。
こぼれまくってるイクラ丼。
ここまでやるとは。
とんでもない映画。
激しい楽しい
印象的なシーンが続く。ストーリーわかりやすい。アクションもダンスも激しくて楽しい。なにこれ、強すぎ、笑。みたいなところもなくなはないけど、全体的に痛快に進みます。女性陣も美しくて。満足。
楽しめた
ナートゥもパーティでストーリーの中に溶け込んで、違和感もなく楽しめた。
全体的に展開はいつもの奴やな。
マサラ上映で観たいな。
主人公の2人はわかるけど、他の男達のヒゲ面は、お父さんなのか、おじさんなのか、わかりにくいのはインド映画あるあるやな。
3時間があっという間
アクションシーンの連続で常に目が離せませんでした。あれだけ暴力を受けてすぐに復活するのはなぜかなど細かいツッコミどころはありますが、気にならなければ素晴らしい映画です。
『バーフバリ』とは違う!
「植民地時代のインド」を舞台に。
避けては通らないテーマなのかなぁ?
『バーフバリ』のノリで見ると、期待半分⁈
という感じでした。
ポップス界の、男性グループのダンスに、
参考になると思えるほどの独創的なダンスは
圧巻です。
ザ・娯楽!ちゅうか娯楽でいいじゃん!
長丁場だけど存分に楽しめた!サイコー!!
・思い描いたものを全部実現させました!という凄い映像。金いくらかかってんだろ。(調べたらインド映画史上最高額の97億円だって!)
・スローモーション多投。
・熱いアクション、熱いストーリー、熱い男。
・インド映画のヒロインって、なんでこういつも私のタイプなんだ。。
・イギリスわるっ。白人わるっ。
・支配される側の憤りと悲しみがひしひしと伝わってきた。
・最初の動物捕獲のシーンはてっきり生活の為と思っていたが、まさかこんな見事に回収されるとは。
・ラーマは覚醒したということ?神だったの?きっかけがよーわからんかった。
・インド風ダンス(ナートゥ)は、どうもコントシーンに見えるときがあるよ。
・結局最後にわかりやすい武器もゲットしたのか。(これはどうなのよ?)
・ラーマもビームもモデルは実在したインド独立運動の英雄とのこと。それと同時に二大叙事詩の「ラーマーヤナ」「マハーバーラタ」の主人公も重ねているとのこと。
観終わった後、拍手したかったわ。
あーほんと楽しかった!ありがとう!!
「ショーシャンクの空に」にインドのエキスを投入した感じ!
インド映画「RRR」を観た。「ショーシャンクの空に」のような勧善懲悪のストーリーに喜怒哀楽の振り幅を大きくした感じで、大迫力の映像と音楽で感動した・・。絶対に映画館で観るべき!
全679件中、381~400件目を表示