RRRのレビュー・感想・評価
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インド映画のレベルは高いですね!
不死身と言えるほどに屈強で勇敢な男2人を描き、見たことがない様な珍しいアクション映像と全編にインド音楽が流れます。割とテンポ良く進むので飽きる事はないのですが、190分と非常に長いので観る為には覚悟が必要です。
期待しすぎたかな
迫力があり、分かりやすく、十分楽しめた。3時間など感じさせない構成も◎
ただ、同じ監督の「バーフバリ」(特に王の凱旋)があまりに強烈で、3回以上繰り返し観ても心沸き立つ内容だったため、どうしても私の中でハードルを上げてしまっていたようだ。
ラーマは、最初不気味な存在だったが、だんだん魅力的になった。ビームは、安心感がある。
最高でした
いやあ、面白かった
インド映画恐るべし
主人公の2人はランボーも
ビックリするほど強く
アクションシーン満載なのに
突然インド映画お得意の
ミュージカルになり
3時間の長編にも関わらず
退屈せずあっという間でした
ぜひおすすめです
まあまあだった
『バーフバリ』がそんなに好きではないので見ないつもりでいたら、あまりの評判のよさに見に行くと思ったほど苦手でない。しかし、だからと言って熱狂するほど好きではないので世評とのギャップに寂しい思いをする。
見たことのないアクションが見られるが、派手過ぎて好みではないし、主人公には弾が余裕で当たらないのはスリルを感じない。
休憩は10分くらいちゃんと入れて欲しい。
密度も熱量も異様に高いあっという間の3時間!主演のふたりの大暴れにインドの歴史まで組み込んだ貪欲さに脱帽です。
声を合わせて主人公たちをみんなで応援しながら劇場で見る。「応援上映」という方式があります。音楽ライブのような楽しさを味わえますが、ふさわしい作品は限られることでしょう。インド映画にはピッタリですね。伝統の歌とダンス、派手なアクション。シンプルな勧善懲悪の物語。そしてスクリーンからほとぱしり、観客を巻き込んでいく主人公たちの激情。応援上映でもヒットしたS・S・ラージャマウリ監督の「バーフバリ」2部作がそうでした。今回のラージャマウリ監督の新作も、要素は全てそろっています。
1920年、英国植民地時代のインド。冒頭で、無数の群衆が弾圧の抗議のため警察署に押し寄せます。インド人警察官ラーマ(ラーム・チャラン)はたった一人でその中に飛び込み、大人数と組み合い、格闘しながら群衆のリーダーを掴まえて生還するのでした。
場面は変わって、南部の村を英国人の総督スコット(レイ・スティーヴンソン)と部下たちが訪れます。総督の妻キャサリン(アリソン・ドゥーディ)は村の少女を気に入り、強引に連れ去って行くのでした。
ゴーント族の村の闘志ビーム(NTRJr.)は少女の奪還のため総督の公邸があるデリーへ向かいます。一方、総督襲撃の情報を得て、ラーマは襲撃者たちを逮捕する捜査の責任者に立候補します。ラーマには秘めた目的があり、そのために実績を上げて出世することを急いでいたのでした。
そんな主人公の2人、ラーマとビームの出会いは、デリーの川にかかる鉄橋を走行中の燃料運搬列車が爆発。川の真ん中で火に包まれた子供が助けを求めているときでした。偶然居合わせたふたりは目と目を合わせただけでわかりあい、無言で完璧に連係し、命がけの大アクションで少年を救いあげるのです。普通なら、橋から飛び降りて子供を救うことになるでしょう。けれども火に包まれた状況なかで、ふたりは手順を重ねていきます。ふたりが一本のロープを持ち合い、それぞれ馬とバイクに乗って、ロープの端をつかんで橋の両側から飛び出し、クロスして少年を救出するのでした。
このことがきっかけでビームとラーマは、義兄弟のような絆で結ばれた友となります。しかし、お互いの正体を知るよしはありませんでした。
こうしてふたりの友情とライバル関係の始まるのです。やがてお互いの正体を知るときが訪れるのです。ふたりは友情と使命のはざまで苦悩することに。
物語は一度は2人が、運命のいたずらで反目し合いながらも、強大な支配者に挑む姿を描かれていきます。
インド映画史上最大の製作費を投じたという触れ込みの映像世界は、視覚効果と圧倒的な物量によるスペクタクルの連続です。。
ふたりが出会うきっかけとなった子供を救う序盤の場面では、いきなりフィナーレに匹敵する激しいアクションを見せつけて、のっけから度肝を抜かれました。本作では手数が違うのです。救出の過程で幾つもの見せ場をつくっています。
さらに救った後にもう一つ見せ場があって、最後に2人ががっちりと手を結ぶ。ふたりの関係の始まりが、一言のセリフもないままけれんをこってりと積み上げた濃厚な視覚サービスで、物語に引き込まれる仕掛となっていたのでした。
、その後もビームとラーマが、総督の公邸で開催されるパーティーに令嬢の招待で訪れたとき、社交ダンスを蹴散らして、ふたりが披露する激しいダンスが見物です。驚異の持久力を見せつけるのでした。
その後ビームは野獣の群れとともに総督の公邸を襲撃します。ラーマとは激烈な一騎打ちを繰り広げるのでした。
このとき捕まってしまったビームが脱獄するとき、友を助けるためラーマは英国に反逆し自分が捕まってしまうのです。
敵だと思っていたビームは、ラーマの思いを知って後悔します。そして単身ラーマが監禁されている収容所に救出に向かうのでした。
救出の最中に足を痛めたラーマをビームは肩車したまま、押し寄せる英国の大軍をだったふたりで迎え撃つのでした。
もう冒頭からラストまで、普通の作品ならクライマックスとなる派手な見せ場の連続です。象徴的なのは、序盤に見せるマスゲームのシーン。巨大な人柱の大俯瞰など、画面には人がぎっしりで、密度も熱量も異様に高い。主演のふたりの大暴れにインドの歴史まで組み込んだ貪欲さに脱帽です。
人によっては、本作のやり過ぎ、あからさま、ご都合主義を批判する人もいることでしょう。確かに物語にご都合主義的な部分もあるものの、途中のインターバルを挟んで、2時間59分の上映時間はアッという間に過ぎ去りました。
アクションの連続でも飽きないのは、それがあくまで2人の激情の体現として描かれているからでしょう。幾多の辛苦を耐え忍んだ主人公たちが、怒りのパワーを大爆発させるクライマックス。カタルシス満点の英雄譚です。
さらに、実写とCGが巧みに組み合わされ、あり得ないアングルや動きを可能にして興奮を盛り上げていきます。スローモーションやストップモーションも実に効果的。もはや実写というより、実写とアニメーションの中間のように思えてきます。それを不自然に感じさせないほど、主役2人の生身の動きは素晴らしかったのです。彼らの超人的な肉体が映像にリアリティーを与えているとおもいました。
コロナ禍で応援上映は難しくなりましたが、観客たちの心の大合唱が聞こえる気がしました。
最後に、ラーマとビームはいずれも実在のインド独立の闘士ですが、ストーリーは完全な創作であり、その活躍にはヒンドゥー教の聖典である叙事詩「ラーマーヤナ」が重ね合わされているそうです。神話的英雄の冒険が、これ以上ない名手の手によって、壮大かつ繊細に描かれるのです。
すでに米国でも大ヒットし、アカデミー賞候補と噂され、インド映画の歴史を変えるかもしれません。ただひとつ気になるのはこれがインドの「国民映画」として作られているまさにその点です。
インド独立の神話はあまりにたやすくヒンドゥーの神話になってしまうのです。ヒンドゥー至上主義のイデオロギー的にはそれでいいのでしょう。だがこの映画で寿がれるインド独立の英雄には、ガンジーもネルーも無関係にされてしまったことが気になりました。
「どうせ筋肉もりもりの男たちがいちゃいちゃする話なんでしょw」と侮っていたかつての自分を、両手持ちの二丁小銃で蜂の巣にしてやりたくなる作品
3時間とかなり長尺なんだけど、『バーフバリ』二部作からさらに磨きのかかったラージャマウリ監督のストーリーテリングと色々な意味で高密度な映像のため、結末まで存分に楽しめます。インド映画やラージャマウリ監督のファンだけでなく、予告編に心動かされた人であれば誰でも楽しめる大作となっています。
…と言いたいところなんだけれど、『バーフバリ』二部作が架空の王国を舞台とした、神話物語として観ることができた一方で、『RRR』は約100年前の、イギリスによる植民地統治下の近代インドの物語で、主人公二人も実在の独立運動の英雄をモデルにしています(実際の彼らはこんな筋肉もりもりじゃない上に、面識もなかったそうだけど)。そのため『バーフバリ』ではどれだけ敵の兵士がなぎ倒されようが首が飛ぼうが、一種のファンタジーとして解釈できるけど、本作でイギリス兵に痛めつけられる人々、主人公に蹂躙されるイギリス兵の描写はかなり生々しく、現実感があります。そのため流血表現が苦手な人にだけは、事前の心構えをおすすめしたいところです(本作がG指定なのに、『バーフバリ』[2015]がR15+指定なのは一体なぜ!?)。
それとイギリス統治下において、植民地政府を支える官吏として多くのインド人が働いていた、という事実があったことも頭に入れておけば、主人公のひとりラーマ・ラージュ(ラーム・チャラン)の立場がすんなり理解できると思います。
ビームとラーマの友情、というよりも、いちゃいちゃぶりがどの程度描かれるのか、半ば期待していたんだけど、予想を上回る濃厚さ!ただこの要素も後半の盛り上げのための手掛かりとしているあたりはさすがです。そして中盤に展開される圧倒的なナートゥダンスは、インド色を前面に押し出すのではなく、そこにもうひと味加えることによって、一層迫力ときらびやかさを増していて、さらに高揚感を高めています。画面を埋め尽くす大群衆と併せて、この場面は大スクリーンだからこその醍醐味を存分に味わうことができます。さらにこの場面は、ロシア-ウクライナ戦争前のウクライナの首都キーウで撮影されているとのこと。それを知った後でその壮麗かつ歴史的な建築物を想起すると、また別の感慨が増します。
主人公二人に敵対する大英帝国(イギリス)植民地政府の統治者達は、紛うことなき悪の権化として存分に残虐ぶりを発揮するんだけど、ラージャマウリ監督もさすがにそれだけじゃまずいと思ったのか、インド人に心を通わせる人物も登場させて描写上のバランスを取っています。ただやはり扱いが難しかったのか、この人物の行動原理が少し不明確で、ここだけが本作の中で(ほんのわずかな)引っかかりとして残りました。役割としては重要なんだけど。
インド独立運動を扱っているため、物語にナショナリスティックな傾向が加わること自体は必然性があるんだけど、その思想的な称揚はエンディングにとどめておいて、本編ではどちらかというと、「こんな超人的に戦闘能力の高い英雄がイギリス人をなぎ倒してくれたら、先祖の苦しみも軽減されたのに…」という「実現して欲しかった歴史」を願う痛切な思いが伝わってきます。これが単なるスッキリ爽快ではとどまらない、ある種の余韻を残した結末に繋がっています。同様に歴史上の悲劇を救済したいという願いを込めた作品として、『T-34 レジェンド・オブ・ウォー』(2019)を連想してしまいました。内容的には全く異なるけど。
ラージャマウリ監督は影響を受けたと公言する作品、監督の中に、香港映画関連を特に挙げていないようだけど、後半のアクションはどう見ても香港ノワール作品では…。ただこっちは、拳銃から小銃に火力アップ!ビームがチョウ・ユンファに見えそうになりそうなところ、体格が違いすぎてそうはならなかった…。
インドパワー恐るべし
娯楽に徹したありえない演出、キレキレのダンス、重層的なストーリ展開。
映画の面白さがぎっしりと詰まってる。
三時間もうお腹いっぱい。
特にインド映画お約束のダンスは、多幸感あふれててすごく好き。
☆5つじゃないです。☆9つです。
2022年劇場鑑賞243本目。
劇場入口に製作者の意図を尊重してインターバルの映像をそのまま出していますがインターバル無しですぐ本編続きますと書いてありました。珍しいですね。
インド映画のデフォは3時間超えなので、20分くらい休憩を入れて売店でチャイを買ってロビーで飲んで戻るのが普通だそうです。いや、せっかくインターバル入れてくれてるんだからトイレ行かせてよ!
結局3分抜けてもストーリーが把握できそうなインターバル直後に行くことになりました・・・。
まぁそれはさておき。日本に入ってくるインド映画って結構カットされていることが多いんです。バーフバリとかラジニ・カーント主演のロボットのカット版と完全版を見比べた方なら一目瞭然ですが、基本ダンスシーンを削られています。
でもインド映画のデフォルトの一つダンスを削るなんて正気の沙汰じゃないんですよ。で、この映画、後でどれくらいカットされているのか調べた所、オリジナルが182分、日本公開版が179分。つまり3分削られているんですね。どこが削られているのかまでは調べられなかったのですが、ここからは推測になりますが恐らく本編ではなく映画が始まる前の配給会社や制作スタジオのロゴパートではないでしょうか。今回インド史上もっとも制作費用がかかったとの話で関わった会社も膨大な量なのでしょう。最近はどのインド映画でも配給会社のロゴが3分は続くので、そこを思い切って切ったのかもしれません。
やっと内容ですが、タイトルの意味を説明して出すのに40分使っています。その後に色々ありまして、凄まじいダンス「ナートゥ」をはさみつつクライマックスへ。ここでもう映画として大満足なんです。ところがこれインターバル前なんですよ。ちょっと結末変えればここまでの90分で一本の映画として完結できており、満足度も非常に高い。それなのにまたここから真相が明らかになり最後の大暴れにつながるわけです。前半を独立した一本として☆5つ、後半だけで☆4つですかね。前半はいうことなしですが、後半はストーリーにちょっと雑さが見えてきたのが☆4つ、で、一本の映画なので合わせて☆9つです。
日本なら絶対前編後編にして金倍払わせようとするから。ネタバレはさけたいので詳しくはかけませんがダンス、3時間超え、主人公がやたら強いなどのインド映画要素が抑えられつつ興味深いストーリーでした。
しかしインド映画のダンスは本当にすごいですし、この振り付け別の映画で見た気がするなぁということが自分には一回もないです。そんな何十本も観てきた中でも「ナートゥ」は今までで一番すごかったです。
バーフバリさえ超える物凄い満足感
レビュータイトル通り。バーフバリは神話の世界、ある意味なんでもありだった。本作は現実世界を背景にしているだけ身近に(戦前現実的ヂャないんだけど)感じられる。3時間の長尺ながら全くダレる時間帯がなく、スジも混乱させない力技。何度も登場するスペクタクルシーンも画面が豊かで満足感を底上げする。
インド映画というと想像するダンスシーンも筋にきっちり組み込まれた前半部も素晴らしいが、何と言ってもエンドロールの多幸感。シータ役の女優さんの笑顔がまたいい!
何はともあれ、いま劇場で見るぺき作品てす!
未だかつてこんなに小さいエンドロールはあっただろうか
CGはぎこちないし、薬草の効能が凄すぎるし、エンディングのインドの偉人達?は全然誰だか分からない人達ばかりだし(知識不足で有名な方々であったなら申し訳ない)、展開がご都合的な部分もあって、色々とツッコミどころはある。(ネタバレになるので深くは書けないが)
しかし、それらを一蹴するテンポの良さと勢いが、この作品にはある。
約3時間の長丁場だが無駄なシーンは無く、二人の主人公の背景を余すことなく描き切り、爽快感のある終わり方へと導かれる。
巷ではトップガンマーヴェリック級、といったキャッチコピーもあるが要所要所の迫力も凄く、特に数ある格闘シーンはどれも心沸るものばかりでアクションを期待して観にきている観客の方々の期待を裏切らないものになっていると思う。
インド映画にありがちな、突然踊り出す、といった展開もなく、むしろ途中で出てくる踊りのシーンはこの映画の中でも屈指の胸熱シーンだ。
インド映画としては劇中での踊りが抑えめな分、エンディングではこれでもかといったくらい踊る。
どれくらい踊るかというと、肝心のエンドロールが画面の端に追いやられて、これでもかというくらい縮小され、画面の85%が踊りの映像になるほどだ。
これほどまでに衝撃を受けたエンドロールはジュラシック・シャーク以来だ。
インド映画だと思って侮ることなかれ、鑑賞後にこの感想を書いている私は少なくとも私はもう一度観に行こうと思っている。
少しでも気になっている方は是非劇場で観てほしい。おそらくテレビで配信サービスを使って観たとしてもその面白さは半減してしまうだろうから。。
Naatu Naatu〜♪
救出劇にはマグネットパワー、友情パワーを使い、
傷の治りも早く、まさに完璧超人(byゆでたまご)
+ヒゲとくれば、ネプチューンマン&キング。
敵をバッタバタ蹴散らす様は、さながらヘル・ミッショネルズ。
または屈強なマリオブラザーズか。
インド映画は初体験だったが楽しめた。
ナートゥソングは脳内リピートがとめどない名曲。(つ≧▽≦)つ
ちょいご都合主義なところはあるが、
長時間感じない、圧巻の3時間だった。
トイレが近い人は
後半の歌のシーンで行くと良いかも。
山火事と洪水の友情で常識を覆せ!
ラーマはキャラクター・オブ・ザ・イヤーです。ラーマ役ラーム・チャランは『新感線』のときのマ・ドンソクくらい火が点いてもおかしくない(英語も流暢)し、S・S・ラージャマウリ監督は本人が望みさえすれば100%ハリウッドで映画作れる。
【Rise】『スパイダーマンNWH』に『トップガン マーヴェリック』、そして……という今年を代表する映画的事件となった2作を超えて今年一番のブロックバスター映画になる作品があるとしたら、それは本作しかない!!! 全観客の手と心に消えない闘志という武器がガッツリ握られたに違いない!それくらいアメリカにかち込んでほしいレベルで『マガディーラ』コンビが正真正銘やってくれたと心底ガッツポーズ!"見たことある"という王道から誰も見たことない景色を作り上げ、物語を紡ぐ天才かよ(ex.親友対立、大義のための潜入捜査)。こういう映画を見ていて笑うって基本的には"芳ばしい"映画に多い気がするけど本作の場合は"こんなことありかよ!思いつかないって!"という最大級の賛辞でド肝を抜かれる。描き方・持っていき方が上手くて、アイデア・表現力も半端ないから思考停止!
【Roar】胸アツ!! 映画史に刻まれるであろうラーマの初登場シーンは必見です。刮目せよ!使命感に燃え真っ直ぐに取り組みながらも気が利いて面倒見のいい気さくクールイケメン枠な常識人ラーマと、森からやってきた目のかわいい優しいクマさんみたいなビーム。対照的な二人を映し出すようにまた画面の中でもくっついたり離れたりみたいなイメージがある気がした。二人が初めて出会い、知り合うキッカケとなる救出劇もヤバいし、なんなら本編中そんなシーンが次から次へとポンポン出てくる異常さよ。ダンスバトル大好き♪そして、一対多数やよく分からんハンドサインと相槌だけで常人じゃ思いつかないワケ分からん作戦が完璧に通じ合う阿吽の呼吸な二人など、これまた胸熱な差異を伴う反復が活きてくる。全体的にテンション高いインド(ボリウッド)映画見たことあっても、本作はどれだけテンション高いんだと改めて痛感させられる。けど、それが"矢継ぎ早"というような形でなく、一つ一つがきっちりと時間割かれていて、王道に深い。
【Revolt】装填…狙え…撃て!(東)アジアのハリウッドが韓国なら東南アジアのハリウッドは紛れもなくインド。国民性や文化にバックグラウンドを持つような己の方法論を貫いて、ここまで大成功してみせた点が、まるで本作のテーマ精神性のように響いて格好良い。本当に唯一無二。エンドロールの終わるその瞬間まで大大大興奮!! コレは気持ちよすぎるだろと言いたい胸熱展開連発な山場に次ぐ山場の大盤振る舞いで濃厚すぎる3時間は充足感という心地よい疲労感に包まれ、劇場では自然と拍手が起こっていた。エンドロール最後のダンスシーンの画が止まるところで画面右に流れているエンドロールの文字情報も止まって、そのまま上がりきらずに終わるの斬新。やりやがった、完璧に射抜かれた…バーフバリ超えたよ。歴史モノへの少しある苦手意識みたいなものも吹き飛ぶ。インド映画史上最高予算かけた意味がある。映画の醍醐味ここにあり、理屈抜きに鷲掴みにされてしまった。
P.S. 斜め前のオジサン、こんなスゴい作品じゃ前屈みになる気持ちは分からんではないのだけど、IMAXなんだから普段以上にガッツリとスクリーンに被るからマジやめてくれ!怒
例えれば、ガンジーとマトリックスとグレイテストショーマンを観た時の衝撃と感動をまとめて感じれる‼️❓
植民地時代のインドの鬼畜英国にレジスタンスする歴史観を重厚に高潔に描かれていること。
アクションはマーベルを遥かに凌駕してるのに人間的で品位が高くセンスが良いこと。
歌と踊りは稀に見る最高品質。
それに主役だけでなく多くの登場人物のキャラが凄くて魅了されること。
もちろん、脚本がてんこ盛りなのに三時間でも短く感じるほど。
間違いなく今まで観た数千本の映画のベストテン入り🎞🎟と感じた。
今世紀最高の映画を是非。
熱量山盛りの寓話
実在のモデルはいるみたいだけど、総合すると「インドがイギリスの圧政から権利を勝ち取る寓話」という方向性の作品。
だからこそ、メチャクチャな流れや演出も比較的スンナリ入って来る。
特撮モノやスーパーヒーロー、ロボットアニメでも最近はやらなくなった様な、これ見よがしの「ミエ」や「アオリ」のオンパレードを、あくまで「ただの人間」で見せるのが気持ちが良い。そこがむしろこの作品の真骨頂でもある。
もちろんインド映画特有のダンスや歌も、観客には「キ、キター‼️」になるように調整されている。
上映時間は3時間と長めだが、この3時間に盛り込まれた「見どころ」は、おそらく普通の作品の数倍。「熱量」も数倍。
その過積載とも言える要素を、主人公の二人が見事にエンタメに昇華させている。
(ここから多少ネタバレ)
自分の信念や正義の実現の為に、大量殺戮が正当化される後半の流れは、もちろんカタルシスMAXの快感はあるものの、現代の映画作品として、特に日本人にはなかなか飲み込み難い部分もあるなあ、という印象は否めない。でもアメリカやフランス、また強国に隷属させられていた地域や階級の人々のように「自由は自らの手で勝ち取るもの」という歴史や思想を持っていれば、当然「これもアリ」なんだろう。
アクマルが見せしめの拷問に耐える姿に反応した人々の「兵器ではなく、人間そのものが武器」っていうクダリを観て、最後はもう少し平和的な結末を予想していたが、結局大量の銃器を手に入れて「ヨッシャー!」というのはさすがに違和感はある。とはいえ、それも日本人だからそう感じるのかも知れない。
前述のとおり、これは寓話なのだから。
いや、ホントにエンタメ要素山盛り、途中ダレることもなく最後までマックステンションで突き進む、最高な3時間でした。
ステマ映画
やたら評判がよかったので観に行ったがツッコミどころ満載のぶっ飛んだB級映画。
つまらない訳ではないが面白くもない凡作。
主人公の1人が急に髭を生やしたり髪型変えたりしてたので冒頭のシーンでインド人相手に無双してた奴と同一人物だと気付くのに時間がかかった。
看板に偽りなし!
「最高濃度の映画体験」って…思っていた私がアホやったわ…濃いわ濃いわほんまに濃い!
顔も映像も演出も内容もありえへん…それが最高に良い。
こんな映画体験なかなか出来へんわ。日本でもハリウッドでも絶対に製作できない作品やわ。これは体験せんと損や!
R R R
凄い難しい事を考える必要ナシ、楽しみました。
アクションが凄いです、ストーリーが単純で勧善懲悪なんですが、前半があれだけ後悔ありました。
アクションの連続技が半端ないです.技がスムーズなので
余り違和感無く見れました。
私ダンスが好きなので素晴らしいダンスでした。
また、インド映画みます。
ありがとございました。
٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
190分は短い
インド映画と言えば独特の歌と踊りに終始してストーリーもよくわからないものだろうと興味はなかったが 予告編を観て思い切って鑑賞する事にした
冒頭から圧倒されるアクションシーン 面白いじゃないか ストーリーもわかりやすく植民地時代のインドを舞台に超人的なアクションも楽しい、動物のCGは少し技術的に弱いが あっという間に190分が過ぎ去った 男優達は髭で最初は皆同じ顔に見えたが女優さん達は美しいのも良いね
おすすめ度1番 ぜひ映画館で
全く飽きない3時間
ありえない、ご都合展開はあるもののとても面白く、満足の一本です。バーフバリよりもっと漫画のような展開が多く笑いながらもカッコいいと思うシーンがてんこ盛り。
イギリスの奥方のクズっぷりが最高?でもっと狂った鬼畜っぷりを発揮して欲しかった。
途中途中の伏線の貼り方もよくできております。しかし、主役2人の怪我からの復活の仕方が常人離れしており、それだったらそこまで痛めつけなくともいいんじゃね?と思うシーンもまた、てんこ盛りでした。
ダンスシーンは少な目ですが効果的に入れ込んでおり、いい塩梅でした。微妙に合ってない感じもよかった。
ジェーンの立ち位置だけが最後まで不思議な感じでした。
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