RRRのレビュー・感想・評価
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強烈なナショナリズム
レビュー大絶賛のインド映画。リズム感があって3時間を飽きさせずに駆け抜けるが、全編には強烈なナショナリズムが‼︎
英植民地時代を描き、イギリス人が見たら戦争が始まるんではないかレベル。褐色人種にピストルの弾はもったいないと、棍棒で殴り殺す英国人。テロで報復し皆殺しにするインド人。凄まじい。
英国軍人のボスの心臓を撃ち抜く返り血が「英国帝国永遠なり」のロゴに血飛沫となって飛ぶ。韓国で同じような日本批判の映画が作られたら、どうなるだろう。トップガンを強く批判した身としては手放しでは評価が難しいが、侵略される側から描いたと言うことで、この点数とした。うーむ、難しい。
衝撃の3時間!大画面で体験すべし!
泣きながら、手に汗握りながら観て、終わったら体が熱くなってました。
5回観ました。最高すぎて!
とにかくスクリーンで体験してください。
アクションが多くハードなシーンもありますが、画と音楽が美しく、トップ俳優2人の演技も素晴らしくて、こんなに感情を揺さぶられる映画なかなかないと思う。
映画好きな人なら観て損はないのでは。
いや観ないと損なのでは。
美しく洗練された馬鹿エンタメインド映画の到達点
突っ込みどころ満載の演出や展開をチカラと勢いと場面のカッコよさでねじ伏せているように見えて(実際そういう様子はあるものの)3時間に及ぶ物語の流れ自体はまったく淀みがなければ無駄もなく、すべての展開に意味がある。
導入(子供の誘拐、警官の狂気的な暴徒鎮圧、ケモノの捕獲)は必要最低限の役割を果たしながら、インド音楽を流しながら髭面のオッサン2人の蜜月の日常を流す冒頭にはいささかたじろいだが、実際この導入と冒頭が映画全体に貫かれたラーマとビームの友情と信頼の基盤になっていたりする。それぞれが命を賭して達成しようとする目的にも、強い説得力がある。
新海誠が最新作ではRADWIMPSねじ込みを我慢してたのに、本作ではなんの惜しげもなく音楽ブッコミするものの歌詞がしっかり状況や心理の説明になってて退屈せずに楽しめる。
相当にバカをやってるように見えてしっかりと土台ができたそれは、痛快エンタメインド映画のひとつの到達点なのではなかろうか。
その他細かい感想
・肩車ライフル二丁拳銃は頭がおかしい。映画のリロード史に残るリロード。
・インド人にとってイギリス人はどんな鬼畜生に描いても許される存在なのだろう。(アメリカ映画におけるソ連やヨーロッパ映画におけるナチス)
・ダンスパーティーのイギリス人がみんなノリが良くて可愛い
・ラージャマウリはゲームが大好きなのだはなかろうか。FARCRY系のFPSあるあるが無数に詰め込まれてる(敵を一掃する都合のいい場所にある爆発物、都合のいい時に奪える乗り物、固まって殺されてくれる敵、なくならない矢)
・トラックのドリフトで突っ込んだトラックから捕まえた野生動物が飛び出るシーンかっこいい。調教してないから当然ビームにも襲いかかる
・村人は銃より筋トレと弓矢修練したほうが強くなれんじゃねえか?
・スタッフロールのインド独立の功労者と思しき連中が全然わからない
これでクライマックスか!?と思いきやまだ終わらない長編。
これぞボリウッド。
途中にお約束の歌ありダンスあり。
いよいよクライマックスか!?と思いきやなかなか決着がつかず3時間。
インドでは、マジでインターバルが入るらしい。理由は分からないけど女性にはウケがいいみたいで私のヨメも大満足してました。
ド派手な演出とアクションを"浴びる"映画
顔の濃ゆい男前、躍動する筋肉、ド派手な演出とアクション。私がインド映画に求めているものは全て揃っていて楽しく鑑賞できました(笑)。
インド映画は大体長尺ですが、それでも3時間という上映時間に「途中で飽きないかな…大丈夫かな…」と思っていましたが、そんな心配は無用。気づけばあっという間に3時間経っていました。
体感的に上映時間の半分くらいはアクションシーンだった気がします。
エンドロールまで楽しく観れますので、ぜひ次から次へと繰り出される演出とアクションを浴びてください。
インド映画史上最大製作費をかけたという触れ込みは伊達じゃないなと思いました。
文句なく星5!と言いたい作品ですが、ちょっと歌のシーンがくどいかなと感じた場面があり、星-1ということで…。
これは個人差があると思うので、ダンス大好き!歌大好き!という人は気にならないと思います。
またイギリス植民地時代のインドが舞台ということもあり、人種差別的な表現が結構激しいです。
この作品に出てくる白人は大体クズな描かれ方をしています。
演出だとしてもそういうシーンを観て気分が悪くなる人は避けた方が無難です。
ここまでやられたら文句のつけようがない!圧巻の、そして怒涛の179分!
インド的な大袈裟な表現が、この映画の醍醐味を創り出している。
圧巻の、そして怒涛の179分だ。
こんなことは史実にはないと思うが、まあいいでしょう。ここまで自分の国を美化できて、誇りを持てるなんて、素晴らしい。
こんなに分かりやすいストーリーを、これだけ豪快に、そして繊細にエンターテイメントとして創れるなんて、うらやましいの一言だ。
よく179分でおさまったと思う。これなら一晩中でも出来そうな勢いだ。
この映画に理屈は要らないでしょう。劇場の椅子に座って、身を委ねるのみ。
あとはジェットコースターに揺られて、歌って、踊って、愛に友情に希望に勇気にと、てんこ盛りの内容だ。
観ることが出来てよかった。レイトショーで観ましたが、疲れるどころか元気をもらいました。
やっぱり映画は予算かけて、時間かけて、手間かけて、そんな映画を観たいですね。
#182
土煙ダンス!
見どころ満載ですが、楽しさでこちらの感情がふにゃふにゃにほぐされたのが「土煙ダンス?シーン」
インド映画なんで、ダンスありきなんですけど、
それでも群をぬいたダンスシーンではないかと思います。
とにかく180分楽しかった!
2回見ました‼️
めっちゃいい!!
今年見た中で1,2番目にいい映画だった🥹🫶
トラックにかかってる布めくったらビームと動物達が出てきてカッコ良すぎたしラーマとビームカッコ良すぎるし踊ってるシーン永遠と見てたかった🥺
ジェニーの名前長いんだよ〜!って言ってるビーム面白くて可愛かった❗️
18時からの映画で周りに見てる人もたくさんいた。
これぞエンターテインメント
迫力あるエンターテインメントなのに、つい涙してしまうほど感情移入してしまう。
バーフバリも良かったので、今回もと思ったが
さすが期待を裏切らない。
劇中に出てくる歌もいまだに耳に残っている。
ダンスあり、歌あり、友情あり、愛あり、
まぁ本当にすばらしい。
他の映画が色あせて見えてくる。
星5個じゃ足りない
私の人生はRRRを見る前とRRRを見たあとのふたつにわかれてしまったのでは無いかと思うほど素晴らしく、強烈なものでした。
私は突然歌ったり踊ったりするコンテンツが大変苦手で、ミュージカル映画などもチャレンジしてみるもののあまり得意ではなく、正直最後まで見きれたことがありません。
インドもまぁ……そんな感じだしな、と食わず嫌いしてました。
結果的に言うとIMAX2回目を無事すませてきた人が現在レビューしています。
先週たまたま本来見る予定だった映画の席が取れず、時間が空いたのが幸いでした
レビューの星の多さで予約したので、映画ドットコムの皆様には感謝しています。
以下ネタバレ"無し"感想
ビジュアル、ストーリー、アクション、ダンス、歌、どれをとってもとにかく最高でした。
特に○○……と続けようとしたのですが全部話すことになりそうなのでやめます、終わりが見えません
ですが最後にこれだけ。
インド映画だからなんも分からないんじゃないか、つまらないんじゃないか、と敬遠する方がいたら安心してください。
日本人が大好きな激アツ展開や友情要素が盛りだくさんで、もう本当に日本人向けの映画です。(特にゴールデンカムイやジョジョなどの系統が好きな方はぜひ)
どうか信じて見に行ってください、よろしくお願いします。
熱量がおかしい
3時間という狂気の長さにびびっていたけど、近所のシネコンで最終日だったので思い切って鑑賞。
アッッツアツの激辛カレー映像が、口にドバドバ押し込まれてくるんだけど、グイグイ飲み干せてしまうのはインド超魔術?
大英帝国の悪役っぷりとヤラレっぷりの良さも、なかなかの役者でありました。
観ると熱量にあてられる作品。素晴らしい!
蜂起せよ!!咆哮せよ!!反抗せよ!! 燎原の大火と覆舟の高波、相容れない2つの魂が混ざり合う時、革命の狼煙が上がる!!
1920年、イギリス植民地時代のインドを舞台に、鋼の肉体と鉄の意志を持つ2人の男、ラーマとビームが、それぞれの使命を果たすために命を燃やすアクション超大作。
監督/脚本は『マッキー』『バーフバリ』シリーズの、巨匠S・S・ラージャマウリ。
主人公の一人、とある使命に燃える警察官アッルーリ・ラーマ・ラージュを演じるのは『マガディーラ 勇者転生』『ランガスタラム』のラーム・チャラン。
👑受賞歴👑
第95回 アカデミー賞…歌曲賞!
第80回 ゴールデングローブ賞…主題歌賞!
第88回 ニューヨーク映画批評家協会賞…監督賞!
第48回 ロサンゼルス映画批評家協会賞…作曲賞!
ぐわぁぁぁぁぁぁああっ!凄えぇぇぇえええ!!!🔥🔥🔥🌊🌊🌊!!!
スクリーンから迸るパッションが脳みそを揺らす!心臓が激しく脈打ち、身体中を血液が巡る!
顔は笑う。眼球からは謎の涙が溢れる。マインドがラーマとビーム、2人の英雄に支配される!!
蜂起せよ!咆哮せよ!!反抗せよ!!!
時代も国も飛び越えて、ラーマとビームの意志が私の胸の奥に鋭く突き刺さってしまいましたーーーっ!😠💥💥💥
とにかく凄まじい映画。筆舌に尽くしがたいとはまさにこのこと。
脚本的に「えっ。それはどうなの?」と思うところも確かにある。
3時間という長丁場ゆえ、なんとなくダレてしまう時間帯もある。
しかし、この映画の魂はそれらの欠点を補ってなお余り有る!!!
あまりにも人間離れした戦闘力を持つラーマとビーム。
特に冒頭、数万人の大群衆と戦うラーマはほとんど範馬勇次郎。…というか「グラップラー刃牙」の中で、勇次郎が説いていた圧倒的多数との戦い方をラーマが実践していたことに驚いた。まさかラージャマウリ監督やスタント・コーディネーターのキング・ソロモンさんが「刃牙」を読んでいたということはないだろうが、強さを追い求める男たちの発想はやはり似るのだと得心が行った。
とにかく、ラーマとビーム、この2人の人間離れした強さに説得力を持たせる圧倒的な筋肉。これが素晴らしい💪✨そしてあの圧巻の胸毛。いやー、セクスィー…。
驚愕の肉体が繰り出す、アンビリーバボーなアクションの連続。
特にクライマックス、”神”へと変貌を遂げたラーマとビーム、その神々しさと言ったら…🙏
アニメや漫画などにはよく主人公の覚醒シーンというものがありますが、本作はそれら全ての覚醒シーンを遥かに上回るとんでもないカッコよさでした!
おだやかな心をもちながら、はげしい怒りによって目覚めた伝説の戦士…。これが超インド人か…。
インド映画お得意のダンスシーンも素晴らしく、踊り出したくなってしまいました。
あのジェイクとかいうイギリス人、なんか結構仲良くなれそうな雰囲気があったから、彼が再登場してビームに手を貸す、とかそういう展開があったら最高だったかも…。まぁそんなことやっちゃうとさらに尺が伸びちゃうからね。しょうがないね。
燎原の炎のような情熱と、舟を覆す大波のような迫力。
炎と水がガッチリと手を組み、Riseし RoarしRevoltしてくれる夢のような映画!
『トップガン マーヴェリック』といい『RRR』といい、今年のアクション映画界は一体どうしてしまったんだ!!最高じゃないかっ!?
とにかく1人でも多くの人間に、この映画を鑑賞してほしい。この衝撃を全身の細胞で受け止めるべしっ!!
…余談だけど、筋肉とかアクションとか胸毛とかテンションとか、物凄く「ゴールデンカムイ」っぽさを感じる映画だった。
「ゴールデンカムイ」実写化するらしいけど、ラージャマウリ監督が作ってくれないかな…。
※インド映画弱者の私はインド映画=「ボリウッド」と認識していたんだけど、これは間違いであることが判明!
ボリウッドとはインド第2の都市、ムンバイを中心に作られる映画のことを指すのだそう。言語はヒンディー語やウルドゥー語。
この映画はフィルムナガルという地域で製作されたテルグ語映画であり、このような映画のことを「トリウッド」と呼ぶらしい。
恐ろしく人口の多い多民族国家だからこそ、このように言語によって映画業界が区分けされているのですね〜。
※※本作の主人公、ラーマとビームは実在の人物をモデルにして創造されたキャラクター。
それすなわち、革命指導者のアッルーリ・シータラーマ・ラージュ(1897 or 1898〜1924)とコムラム・ビーム(1900 or 1901〜1940)。
この2人は生年こそ近いものの接点はなかったようで、1920年にこの2人がもしも出会っていたら…、というIfストーリーがこの映画な訳です。この辺も「ゴールデンカムイ」と似てるな。
現実では悲劇的な最期を迎えるこの2人ですが、映画の中では神となり八面六臂の大活躍を見せる。
こうあって欲しかった、というラージャマウリ監督の思いが伝わってくるようです。もし史実通りになるのならこの4年後にラーマは殺されてしまうわけなのだが、この世界線のラーマは絶対に死ななそう。というか、どうやったら殺せるんだ、と言いたくなるレベル…💦
※※※本作のラーマとビームが、実在の革命家ラージュとビームからインスパイアされて創作されたキャラクターだというのは前述の通り。
しかし、実はそれだけではないようです。
ラーマは叙事詩『ラーマーヤナ』の主人公ラーマ、ビームは叙事詩『マハーバーラタ』に登場する英雄ビーマをモデルにしている。
実在の人物と神話上の英雄という、二重の影響を受けて誕生したキャラクターだからこそ、荒唐無稽でありながら親しみやすさも兼ね備えた人物として、主人公2人は描かれているわけですね。
ちなみに『ラーマーヤナ』は、攫われた妻シーターを取り戻すため、英雄ラーマが羅刹の王ラーヴァナに戦いを挑むというお話。ラーヴァナにシーターを攫うように唆したのは、ラーヴァナの妹シュールパナカーである。
ラーマは弓の名手として描かれる。
『マハーバーラタ』はパーンドゥ王の五王子vsクル国の百王子の戦いを描いた物語。
ビーマは五王子の一人で怪力の持ち主。今でもインドでは怪力の持ち主のことをビーマと呼ぶのだそう。
宿敵ドゥルヨーダナによって、毒蛇による毒殺を試みられている。
IMAX大いに満足
前評判、期待通りのインド大スペクタクル・ハチャメチャ映画。面白かったです。内容? 一日本人の私にとって、特に考察するようなものは何もない(断言)!ただ楽しむだけー
まぁ敢えて言えば意外と大ダンスシーンに突入しまくる展開が少なかったのと、出てくる英国人がほぼ全員完全なレイシストかつサディストとして描かれていてちょっと可哀想に感じた二点ほどがありました。あと日本でも、製作者が意図した幕間インターミッションが取れる時間割余裕が欲しいですね。
映画10本分の見応え
映画好きなら楽しめる作品です。
しかし、3時間あるので長い作品が得意では無い方は、ずっとノンストップなので疲れるかも。
映画館で鑑賞した中でも、トップガンマーヴェリック並みに満足出来ました。
確かに長く感じなかった
他の方も言っているように3時間の映画なのにスタッフロール含めて長く感じなかった。とあるインド映画紹介の片田舎が言ってたとおり、重めのテーマなのに後味が良いのは勧善懲悪がはっきりした明快な結末とそこに至る過程の全面に、エンターテイメントを意識した画面作りができているからだと思う。恋愛が中心にないと死んでしまう邦画とか、ポリコレ優先のハリウッドとも違うエンタメとしての映画を観た。
目と目で通じ合う…かすかに色っぽい?
評価☆5が多いのも納得。なんと濃ゆい物語なんだ! 日本人なんで知らなかったが、インド人なら誰でも知ってるらしいヒーローを2人揃えて、涙あり笑いあり、スーパーアクション満載で魅せる! みなさん書いてるけど、3時間あっという間だった。
とにかくすごい。ラーマとビームの運動能力と回復力ったら! こりゃ死んだかもと思うと、次のシーンでピンピンしてるんだもん。彼らは初対面で、目と目で通じ合って、あうんの呼吸で少年を助ける。火と水の出会い。この出会いから救出の流れ最高。特にラーマに惚れた。この俳優さん、馬にも乗れるし、踊れるし、なんでもできるね。
インド人から見れば、この時代のイギリス人はこんなイメージなんでしょうね。そのイギリス人に従い、同じインド人を棒で殴り倒すラーマは、最初は悪役にしか見えなかった。差別され、ビームの拷問を見せられ、インドの民衆は我慢に我慢を重ねて、いよいよ沸点に達する。そして因果応報、悪代官は成敗されてスッキリ。ひとつ気になるのは、ジェニー。偏見のないフラットな人物なのはいいんだけど、ビームが鞭打たれてる時、反応が薄くないかな。やめて~と叫ぶでもなく、泣くでもなく、ワンカット顔をゆがめるだけ。ラストに向けて、ちょっと説得力が足りない気がする。
群舞シーン大好き。キレキレ。インドのダンスって、肩の使い方がかっこいい。ナトゥーダンスも2人が息ピッタリ。あの足さばきはマネしたくなる。このビートって、二拍子? 南米のフォルクローレと通じるものがありそう。エンディングでは、男子2人に負けじと、シータも表情豊かに踊りまくる。この子、ほんっとにかわいいなぁ。あ、監督もいたような…?
You Tubeで、インド映画の舞踊シーンに、まったく違う音楽を付ける動画をあげてる人がいる。サザエさんとか、CM曲とか、Jポップとか。すごい面白くて大好きなんだけど、RRRでやるならどんな曲がいいかなあ。あの早い踊りに、ミディアムテンポを合わせると、けっこうマッチするんだよねー。鬚男とかサカナクションとかどうかな。シンクロムービー、ぜひ見たい!
今年一番かもしれない
多くの映画レビュアーさんたちが大絶賛していた本作。私の住む映画過疎地・秋田県では上映が無かったため、お隣の岩手県にて鑑賞いたしました。インド映画であること以外は事前知識は無い状態での鑑賞です。
結論ですが、めっっっちゃ良かった。今年は『トップガン マーヴェリック』が一番かと思っていましたが、匹敵するレベルの作品です。とにかく最初から最後までクライマックスのような展開が続き、全くダレるシーンが無い上に、3時間の映画を観終わってから「もう一回観たい」と思わせるほどのクオリティでした。細かいところまでこだわって作られているのが画面を通して伝わってきて、本当に最高です。間違いなく今年一番観るべき映画だと思います。
2022年12月と2023年2月、2回鑑賞しました。
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1920年代、イギリスの植民地であったインドでは英国軍によってインド人が厳しく弾圧されていた。英国軍に攫われた女の子を助けるために暗躍するビーム(NTR Jr.)とインド人でありながらイギリス側の警察で活動するラーマ(ラーム・チャラン)は、敵同士でありながらお互いの素性を知らぬままに知り合い、大親友となる。
・・・・・・・・・・・
観終わってから振り返ると、意外とストーリーはシンプルなんですよね。単純で分かりやすい。
しかし、分かりやすいストーリーでありながら、火と水のようなメタファーであったりインドの神話や歴史を基にした比喩や演出など、数えきれないくらいの映画的表現が隠されています。いかに監督が細かいところまでこだわり抜いているかが、スクリーン越しにも伝わってくるくらいの作品でした。
完全に個人的な経験則ですが、「劇中で映画のタイトルが出てくるシーンが素晴らしい作品はもれなく名作」という法則があります。ここ3年くらいで約350本の映画を観てきましたが、今のところ例外はほとんどない気がします。本作『RRR』もまた、タイトルの出てくるタイミングが秀逸で素晴らしかったです。
主人公の二人が映画開始30分ほどでお互いの素性を知らぬまま出会い、流出した重油が火災を起こす川に取り残された少年を助けるシーン。アイコンタクトと簡単なジェスチャーだけで意思疎通をした二人が、息の合った圧巻のアクロバティックで少年を救出し、固い握手を交わしてお互い名乗り合う。そこでタイトルの『RRR』という文字がバーンと出てくる。
私はこのシーンでテンションが上がりまくって思わず笑っちゃいました。ここまでテンションの上がるタイトルは初めて見たかもしれません。
とにかく序盤から終盤に至るまで、退屈するシーンが全くない。無駄なシーンが一つもない。
3時間近い上映時間の映画は今まで何本も観たことがありますが、観終わってから「もう終わっちゃった」と思った作品は本作が初めてです。
ところどころにインドの神話をモチーフとした演出があるので、本作を鑑賞する際にはインドの神話や風習を知っていると更に楽しめると思います。しかしながら、知らなくても十分すぎるほどに楽しめますし、劇中に出てくる神話モチーフの演出について解説している方も多くいらっしゃいますので、そういう解説を観てから二度目の鑑賞に挑むのも違った楽しみ方が出来て良いかもしれません。
2022年公開映画では間違いなくトップクラスに面白い映画でした。オススメです!!!!
汗かいたわ!
あっという間の3時間だった!
次から次へと興奮が続く
乱闘、友情、親子、ダンス、裏切り、信念、恋愛、、まだまだ語り尽くせない!
どんだけ込めてるんだよ!という感じだ
ありえない展開も、動きも、そんなの突っ込むどころかもっとやってくれ!とどんどん引き込まれる
普通だと、山場はいくつかあっても、途中に落ち着くシーンがあったりして。そろそろ終盤だなぁーと盛り上がっていったり。
それが、この映画はずっとトップギアのまま!
落ち着くなんて暇もない
ここまで興奮した映画は初めてかもしれない
パワーをもらえた映画でした!
アクション有り、ロマンス有り、BL有り、歌有り、ダンス有り、抗英有り、そしてリアリティー無し...な超ウルトラスペクタクル満漢全席映画!!
屈強な青年二人が最初は敵同士として出会いつつも固い友情を結び、やがて圧倒的武力のイギリス領インド帝国に対して敢然と戦いを挑む姿を描く一大アクション叙事詩。
実在の独立運動指導者二人をモチーフにしているというのがウソのようなスーパーパワーぶりで、アベンジャーズのメンバーに居ても何の違和感も無いですがその心身の強靭さに加えて歌やダンスも人心を動かすほどのレベルなのでもうアベンジャーズを超えてます。
言ってしまえば"おバカ映画"なのですが、それをこれだけの熱量と規模(製作費7200万ドル超・・・『アベンジャーズ/エンドゲーム』の1/5ぐらいか)で作り上げてしまえばもうそれは偉大で崇高なるおバカでしょう。
全819件中、581~600件目を表示