RRRのレビュー・感想・評価
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2022興奮をありがとう
これぞエンタメ
インド人最強!!!!!
ボリウッド最高!
今回、初めて劇場でボリウッド(インド映画)を鑑賞したんですけど、お世辞抜きでめちゃくちゃ面白かったです!
公開前のアバター超えてるかも?
前評判がすごく良かったので鑑賞したんですけど、平日のかなり遅い時間からの上映にも関わらず、ほぼ満席でした。
ストーリーはけっこうベタです。日本で昔からある、悟空とベジータ?ナルトとサスケ?みたいな関係性のW主演のお二人なんですが、この二人がとにかくアベンジャーズに入れるレベルの超人です。後半なんて、火と水の神が降臨されたのかと思うほど。。。
ぜったい人間じゃねーだろこれ笑
でもそういうありえないアクションも踏まえてかなり面白いです。
中盤のナートゥ(インド特有の超高速シンクロダンス)がめちゃくちゃかっこよくてすごいです!
曲も超カッコイイ!CD買いたくなるレベルです!
まぁまぁお二人ともごっついのに、すっごい踊れること踊れること。。。しかも歌唱力もすごい!
あと、ヒール役の英国将軍夫妻が、なかなかのヒールで完全に死亡フラグ立ちまくりです(笑)
でもなぜか娘は超いい人!そういえばその娘さんは終盤どこ行ったんだ!?
両親ガッツリ殺されたのでちょっとかわいそうな気もするんだが。。。
エンディングではインドお決まりのみんなで楽しくダンスタイムが始まります(笑)
とにかく、漫画を実写にしたのかっていうくらい派手な演出がかなり多いので映画館で観たほうがいいかも?エクストラの人数もエグいです!笑いあり涙ありで大満足な映画でした!
凄いけど重い
友情とアクションとダンスが最高!と聞いたので劇場に観に行った。最高なインド映画は最高だからだ。マガディーラみたいな熱くてカッコいいアクションを堪能したかった。
英領インドの話だとは知らなかった。バリバリ現代が舞台だなんて、いや現代が舞台なのはいいんだけど、バリバリイギリス人と戦って殺しまくってるのは、エンタメとして呑み込みにくいものがあった。出てくるイギリス人が1名除いて軒並みカスなので勧善懲悪ものとしては機能しているんだけど、何ぶん歴史的につい最近のことだしイギリスは今でも健在だし、こう…よっしゃー殺せー!とは言いにくい。
ラーマの過去も、ビームが受けた仕打ちも、物語として素直に消化はなかなかできないよね。
あと思ったより残酷表現が強めだった。冒頭の、モブが岩山に転げ落ちてボキってなるところは「そんな…モブが何をしたっていうんだ…」という気持ちになるので、ちょっと…。鍵を左手につけてたオッサンのラストもエグかった。こいつは色々したが。
その辺の居心地の悪さを除けばいい映画だった。やっぱりアクションは1000点満点!あまりにもカッコいい!ラーマの銃の腕前、ビームの力強さ、最高。
ダンスシーンは瞬きする間も惜しいほど輝いていた。もっとたくさんダンスシーンがあってもいいと思う。上映時間を伸ばそう。
ラーマとビームの友情も大変に熱かった。使命のために親友への思いを押し殺したラーマ、それが大義のためだったと気づくビーム、ついに分かり合う2人。一生一緒にいてくれ。
話の流れ的にはビームの方がやさしくていいヤツって感じなんだけど、そのビームが「自分は一族のために戦ったけど、ラーマはもっと大きな、国全体のために戦ってたんだ」って気づくのが尊い。
そして2人の目力の強さよ。表情だけで感情を表すのがバチクソに上手い。カッコいい。1000点。
あとラーマが脚を痛めつけられてなお腕を鍛え続け、「俺は腕だけでもお前を殺す」という目を向け続けたのもバチクソカッコよポイントで1億点。結果ではなく行為のためにやる、という信念が重い。こういう人を絶対に敵にしたくないなと思う。
しかしスコットも大物態度を崩さないのがいいな。ラーマの裏切りに気づいて発砲するところはカッコよかったし。インド人じゃないからか、アクションシーンはあまりなかったけど、もっとスコットの大物演出があってもよかったのでは。上映時間を伸ばそう。
ツッコミどころはちょいちょいあった。ジェニーは後半ほぼ空気だけどビームの侵入を手引した挙げ句、スコットを殺したビームと抱き合ってる。お前本当にそれでいいんかというか何だったんだお前の立ち位置は。ジェニーのことをもっと掘り下げるには時間が足りないと思うので上映時間を伸ばそう。
あとラーマが「ビームを見て、武器以外の革命があることを知った」って言うから武力革命やめんのかなと思ったら故郷にモリモリ武器運んでて笑った。
シヴァ神のイケメン像が見られたのでそこもポイントマシマシ。弓で戦うラーマを見て、あ〜つまり現代のラーマーヤナなのね〜と合点はいった。ラーマーヤナは読んだことない。観終わったあと調べたけどビームのモデルもマハーバーラタの登場人物なんだな。ていうかラーマとビームって実在の人なんだな。もう知らんことだらけだったのでインド独立運動のことはもっと知らなきゃいけないんだろうな…と思いました。
総評、めちゃくちゃ面白いけど現代史として直近すぎるので素直に面白がりにくい。ダンスはもっと多くてもいいので上映時間を伸ばそう。
酷かった
インド強し!
インド映画のエンタメの強さを目の当たりにしました。
このオリジナリティ勝てる気がしないです。
ハイテンション、斜め上な展開、差別抗議のナートゥ
全てが最高、置いてかれるなよって言われている感じです。
何を取っても想像を超えてくる、ワクワクさせてくれる
これぞ映画だと思います。
求めていた楽しいダンスでエンドロール!
余韻ではなく脳疲労?毛穴が開いた感じ?
なんだこれは、これがインド映画か、、!という衝撃
とにかくついていかないと置いていかれるし
作品の深いところの理解はまだできていないとも思う。
最後にビームが望むのが、読み書き
終始はちゃめちゃな事しておいて
未来に必要なのは読み書きができて
自分で考える力だという結論にグッと来ました。
そして、ラーマがとにかくかっこいい
祖国のために冷酷な警官として勤め上げ
ビームを可愛がる面倒見の良い兄貴肌
愛情深く思慮深く、不屈の精神の持ち主
そして悲しい過去を持つ、、
すきだ。
トップガン超えて、2022年、マイベスト映画!
ずっとクライマックス
序盤に3つ種が蒔かれ、少年の救出を起点に3つのストーリーが1つの物語に繋がる構成。
この種から何が咲くか全く分からないものの、面白くなる予感しかない根拠なき高揚感。
名前は伏せますが、①Aを助け、②Bを助け、③Cを助けるという話の進め方ですが、
正直①で終わっても映画として充分完成されているのにも関わらず、まだある!まだある!の連続で
しかもずっと面白いから
まだかよ~という不満は一切無く、寧ろ
またかよ最高じゃん!となります。
こんなに濃くて面白いものを三時間も魅了してくれて感謝しかない
熱射病対策が必要な熱すぎるド派手アクション
IMAXなど音響のいい映画館で!
友情も使命も諦めない
大英帝国支配下のインドで、突然英国に連れていかれた妹を取り返したいムキムキ羊飼いと、ある使命の元に大英帝国の警察として野心を燃やす男が出会い共に戦う話。
もう楽しすぎてずっと笑ってた。アクションもCGも音楽もダンスも歌も火も水も全てを全振りしまくった大サービス映画。脳がとろけまくった。
全振りしてるとこはしてるけど、引き算もちゃんとされてて、特にインターバル後ラーマ中心の物語はインド映画というよりハリウッド映画のような雰囲気。銃撃戦とか音楽もそんなになくて普通に戦争映画だったし。
ラーマの物語は、ビームを解放するために最後瀕死になりながらも一生懸命警察を抑えて抑えて平原の向こうに見えなくなっていくビームを見つめる、、で、終わっても良かったと思うんだけど、そこからまたインド映画の雰囲気に盛り返すのが今作最高。友情も使命も諦めねぇぞ!まだまだやるぞ!!って感じ、『トップガン マーヴェリック』と同じだね。
後は割と前半のフリが後半にちゃんと生かされてる部分もあって、大娯楽作品とはいえちゃんと作ってあるのも良い。例えば、ラーマがわざとダンスで負けるように、ラーマは人知れず誰かのためを思って行動出来ることが示されてて、後半のビームを助けるところに効いてくる。あとは、2人のイチャイチャシーンがただのファンサだと思ったら最後の戦闘でちゃんと活かされてる。
以下特にツボにハマったシーン。
・やっぱり大英帝国の屋敷に獣を放つシーン!!3Dじゃないけど飛び出して見えたし、なんなら脳に直接見せられてる感覚した。これ、CG入れてる時絶対楽しかっただろうなぁ(笑)自分が放った獣に襲われてるのも草。
・食事なし筋トレ。空腹時の筋トレは逆に筋肉を分解させるのにちゃんとムキムキということは、自らタンパク質を生み出してるっていうことですか!w
ダンスシーンが楽しい
大傑作! 「大義」と「スター性」と「身体性」のすべてを備えたヒーロー&バディ・ムーヴィーの最高峰!
圧巻の三時間。
断言していい。娯楽映画としては、今年どころか、21世紀を代表する大傑作。
って、たぶん観た人間の大半は同じこと思うよね(笑)。
まだ映画館で公開しているうちに観に行けて、本当によかった。
唯一文句があるとすれば、インド公開時にあった「インターバル」を、日本の映画館(というかチネチッタ)では、なんで取ってくれないんだ??? バカなんじゃないの???
面白すぎておしっこちびるぜ、とかよく言うけど、
ふつうにお洩らししちゃいそうだったじゃないか……(笑)。
まあ、なんていうか、千葉ちゃんがハリウッドまで渡ってずっと撮りたいって夢見てた映画って、こういう映画だったのかもしれないなあ、ってちょっと感慨にふけってしまった。
きっとそう思ったのは、ラーマのほうのオッサンの目元が、ちょっと若い頃の千葉ちゃんとか、今の真剣佑を思わせるからかも。
でもハリウッドですら、こういう超王道のクッソ面白い究極エンタメ映画みたいなのって、ありそうでなかなかないもんね。
少なくとも、アメリカ人がアホなピッチリスーツとマント着けさせたスター俳優揃えて作ってる、くだらないアメコミ映画の100倍は面白かったわ。
しょうじき、この映画についてはあまり語ることがない。
ただただ、ひたすら面白い。
裏も表もなく、ほぼエンタメとしては完璧な映画。
両雄が、最初は友情を培い、中盤は相克し、終盤は共闘する。
話はそれだけだが、もうそれだけで十二分におつりがくる。
大満足。こんな楽しい映画はめったにない。
お話の祖型としては、当然さまざまな「バディ・ムーヴィー」「潜入捜査もの」「親友対決もの」の名作からインスピレーションを得ているはずだ。『フェイス/オフ』、『インファナル・アフェア』、『ヒート』、『フェイク』……あと、古い「男の友情」映画で、『明日に向って撃て!』とか『冒険者たち』とか(ヒロイン不在だけど)。独立戦争映画のジャンルも見逃せない。『夕陽のギャングたち』とか。
でも、それらすべては本作のなかで分かちがたく混淆し、新たなる「王道」として再生している。
これが新たに生まれた、バディ・ムーヴィーの最高水準といってもかまわない。
インド映画である、ということ自体が、ある種の「言い訳」として機能している点はあるかもしれない(最初ボリウッドと書こうとしたが、タミル語映画だから、ヒンディー語圏のボリウッドとは違うんだな)。
多少おバカでも、突然踊っても、すべてがやりすぎでも、なんでも許されるのがインド映画。
若干CGがチープでも、イギリス人の描き方がひどくても、人の死に方がゴミのようでも、まるで気にならないのがインド映画。
でも、それはボリウッドおよびインドの映画界が、長い映画製作の歴史を通して築いてきた「特権」でもある。
インドでしか作れない最強の娯楽映画。大いにその登場を祝福したい。
内容的には中国人のつくってる日本鬼子(リーベングイズ)映画と変わらないじゃないか、という意見もありそうだが、英雄が圧倒的な国家権力に立ち向かうのは、むしろ正しい姿なのであって、独立運動は究極的にまっとうな題材選択だ。日本のなんとか侍とか、アメリカの特殊部隊上がりのスーパーヒーローみたいに、国家の犬が英雄ぶってるほうがきっとおかしいのだ。
お話も、一見荒唐無稽に見えながらも、実は脚本にほとんど隙がない。
全ての要素が過不足なく結びつき、大団円に向けて緊密に構築されている。
アクションに関しても、映画10本分のアイディアが、惜しみなく投下されている。
冒頭の狼&虎狩りが、まさか終盤でああいう使われ方するとか、まず気づかないよなあ……。
スーパーヒーローものとしての「説得力」においても、おそらくならハリウッドに勝る。
アメリカのヒーローものは、『ランボー』や『ダイ・ハード』の「生身の不死身ヒーロー」の時代から、より説得力のある「超人性」の根拠を求めて、子供向けアメコミを大人用に捻じ曲げて量産しだしたことで、ある種の「歪み」を抱えることになった。
まず第一に、子供向けの外観とシリアスな内容のズレ。
それから、世界を守るヒーローであることの大義の不在と苦悩。
それは、まさしくアメリカが「世界の警察」の立場から失墜した時期と呼応している。
現実に生きるアメリカン・ヒーローに夢を仮託できなくなったから、米映画界はアメコミの特撮世界に「逃げた」のだ。
ところが、『RRR』の英雄ラーマとビームは、土臭いまでの「生身の英雄」だ。
(なにせふたりとも実在の革命家だから。史実では会ったことはないらしいが)
昭和に回帰したかのような、ブルース・リーや千葉ちゃんタイプの肉体派ヒーロー。
ふたりの能力はおよそ常人離れしているが、そこに「説得力」を持たせるのが、「大義」と「神降ろし」の要素だ。
「独立運動」。これほどの明確な大義はない。
人は「大義」のためなら、人を超えられる。
そして、彼らの人を超える意志に呼応して、インドの神々がその身に宿るのだ。
冒頭から対比されていた、「炎」と「水」の要素が、『ターフバリ』から続く英雄神話に結びついたときは、こちらも胸の高まりが抑えられなかった。
もうひとつの「説得力」は、主役ふたりの驚異的な身体能力だ。
もちろん、ワイヤーもSFXも使っているだろうし、早回しも使っているだろう。
でも、肉体からあふれる生気とみなぎるパワーは、ガチもんの本物だ。
誰よりもタフで強い! 動ける! 踊れる! 演技ができる!
これがラジニカーントの昔から変わらない、インドにおける「スターの条件」。
(その切磋琢磨とふるい分けの「視覚化」こそが、インド映画名物のナートゥ・ダンスバトルなのだ。)
「本物のアクションスター」を起用しているから、当然「説得力」も勝手についてくる、というわけだ。
まあ、ふたりともバリバリの二世俳優であるところに、カーストの国の余韻は感じないでもないが(笑)。そりゃ血統で人を判断してはいけないが、血統が良いのはふつうに誇っていいことだ。だろ? 真剣佑。
もともと『RRR』というのは、ラージャマウリ監督と主演のラーム・チャラン、NTR Jr.(Rはラーマ)の三つのRからとった仮題がそのまま正題になったらしい。
要するに、これは企画ありき、原作ありきの映画ではない。
とにかく、監督ありき、スターありきの映画なのだ。
「二大スターがメガヒット監督のもとで相まみえる」。
なんて昭和な、なんて郷愁をそそるフレーズだろう。
こういうのが、映画だ。
こういうのが、映画なのだ。
いつ終わるのか?それすらも面白い。
バーフバリシリーズ監督の新作。
相変わらず3時間の超大作!
途中インターバルを挟むくらいの長さですが
話が展開してく、展開してくで
おわっ、、た?いや、まだまだ!
と最後まで楽しく見れます。
とにかく楽しい!というのがこの映画の良さです!
音の使い方と演技のど派手さ
中々お目にかかれないスローモーションアクション
インドの伝統的な音楽とダンス
見てるだけで楽しい〜〜!という映画。
1920年代の英国統治下のインドのお話で
意外にも題材は重たいのですが、その分、
インド文化とは!インドのスピリットとは!
という部分が分かりやすく伝わってきました。
内容としては
イギリス軍の内部に入って反乱を起こそうとする頭脳派エリート
攫われた妹を取り戻すためにデリーにやってきた村出身の剛直な男
2人の男が親友になり敵になりインドのために手を取り合う、熱いバディものです。
内容も勿論ですが、作中のナートゥダンスが
強烈なインパクトでした。
記憶に残る部分が1つでもある作品に出会うとときめきますね!
(90年代アニメみたいなEDもかなり面白いです)
3時間程度で植民地の歴史が脳内を駆け巡る
英国植民地時代のインドが舞台。ストーリーは勧善懲悪そのもの。根底に流れるのは、英国側の暴挙と虐待、支配下のインド側の憎悪と復讐。
答えはもう出てる、と言いたいところだが、結果は3時間映像に釘付け。
なにがそうさせたのか?答えはいとも簡単。
歌と踊りとアクションと熱量の絶妙なまでの一体感。それに尽きる。
俳優陣のクオリティの高さとキャラクターの濃さも半端じゃない。
長回しで展開される数々の戦闘、格闘、死闘シーンは、ハリウッドのスキルには劣るが、熱量は倍だ。
要はミュージカルだろう?という頭でっかちな先入観は、すでに死語と化す。
観ている最中にそろそろ歌と踊りがほしいなあ、と期待でわくわくする。
五木寛之は、「民衆は歴史から取り残されるものだから、民衆の記憶は語り継いで残らなければいけないもの」と言っているが、本作にその心配は無用だ。
語らずとも、植民地の歴史が、ものの3時間程度で脳内を駆け巡ってやまない。
男の友情って最高なのであーる!
真剣!
インド映画… 恐るべし!
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