RRRのレビュー・感想・評価
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ノリ! がすべての、インド独立運動映画!
あまり好みではない映画分野なのだが、各所で本作の評判が ずば抜けて高い ので、僕も負けじと、鑑賞しました。
たしかに この映画に新鮮な面はあるが、それが、高評価に値いするレベルなのだろうか?
本作を高評価する方々は 今までにインド映画をまともに観たことがないのだろうか?
本作を過去の他インド"音楽映画"と比べて、斬新だといえるのだろうか?
僕には 西洋風"ミュージカル"ではない よくある"普通のインド音楽映画"のように思えた。
予告編を観る限りでは 主人公の二人が似すぎて、二人を見分けられるか危惧したが
映画の中での片方は 気の良いおじさん だったので、簡単に見分けがつけられた。
二人の主人公を 水と油に例えているが、 ふたりの立ち位置こそ違うが、性格や生い立ちはけして、2極対峙されているのではなく
真髄は似たものどおし なのだと僕は思った。
その中で、ふたりが「納豆」を連呼する 故郷の”納豆賛歌”はインドらしい最高にハッピーなシーンだった。
とにかく 観ている人を楽しませる為だけにつくられた映画なので、映画としての本髄は完璧だと思う。
エンドロールはどうでもいいのか? TikTokの様な動画が画面の多くを占めたので、脇に申し訳程度に出る字が小さくて。。。
お爺さんにはよく観れなかった。 残念
最初に「作品中盤でインターバルと表示されますが、本上映では休憩はございません。予めご了承ください」と注意書きが出るが、
結局インターバル(ブレークタイム)がないので、映画中数人がトイレに行き、更に上演後はトイレが大混雑
ここは映画製作者の意図を理解し、トイレ休憩を採った方が良かったでしょう。
インド映画ならば「「スラムドッグ ミリオネア」の方が、好きだ。
あっという間の3時間!!
題材は実にシリアスで各演者の演技も素晴らしかったですが、それよりも、おまえら!!これがボリウッドだぞ!!!と彼らのインド魂を世界に見せつけてくるような演出と編集にとても感動し胸が熱くなりました。インド映画の歴史に名を残すような作品です。インド映画がより好きになりました。
面白かったです
映像、ストーリー共に楽しめる作品でした。
起承転結が何度もあり、最後まで飽きずに見ることができました。
インド映画特有の歌やダンスそれからストーリー展開、見ている人を楽しめようとする姿勢が映像から分かります。
パーティーに呼ばれてダンス対決(?)や戦闘シーンなどはとても楽しめました。
それでも3時間は長かったです。
最初から最後までクライマックスのような作品なので見ている最中は気になりませんが、見終わったあとは疲れを感じました。
あと座った席が音響機器と近いのか音量に酔ってしまいました。
長いので疲れているときよりも体力のある時にみると存分に楽しめる作品だと思います。
興奮、笑顔、また興奮、そして感動。言うまでもなく満点。
少年漫画の様な胸アツなストーリー、まるでMVの様な心踊る音楽、バトルアニメの様な演出、ハリウッドにも負けない映像、全てがこれでもかと詰め込まれた圧倒的なエンターテイメント。
もう【グレイテストショーマン】を超えるミュージカル的な映画は当分観れないだろうと思っていた。少し毛色は違うが、こんなにも身体の奥底に響く音楽とダンスを堪能したのも久しぶり。
『ナートゥ・ナートゥ』さすが、アカデミー賞歌曲賞にノミネートされただけある。聴いていて、観ていて、あまりの心地良さに口元が緩んでしまった。
ストーリーもただのアクション映画に終わらせない脚本、180分という長尺を火と水、馬とバイク、腕と脚、上手く対照的に絡ませて楽しませてくれる演出、全てがとにかく素晴らしい。
インド映画は初めてだったが、驚く程にクオリティも完成度も高かった。もちろんワイヤーアクションもCGも粗はあり、ご都合主義的な展開もあるが、全く気にならないくらいに楽しかった。シータ役のアーリアー・バットの可愛さも満点。ラストもこんなに楽しいエンドロールは記憶に無い。大満足。
Gレーティングだが1920年頃のインド解放が舞台という事もあり、人が虐げられる描写や過激なシーンは多め。鑑賞の際はご注意を。
往年のジャンプ漫画の実写化
脚本に点数を付けるとしたら0点です。
何発撃っても弾切れしないライフル、減らない矢、再起不能の重症も一晩で回復等々‥‥それすら上回るご都合主義の連続で、リアリティレベルは70年代の何でもあり少年漫画。邦画や今のアニメでやったら炎上必至。
‥‥‥なのだが、何故か成立する圧倒的なパワー。
ニコニコ実況で観たら「そうはならんやろ!」の連続になるだろうシーンの連続も、何故か納得してしまう圧倒的なパワー。
どう考えても死んでるだろってダメージもたちまち消えゆく圧倒的なパワー。
どんな無茶もどうでも良くなる圧倒的なパワー。
そして日本や欧米にはいないタイプのめちゃくちゃ美人ヒロイン。
そんな映画でしたね。
流石映画大国インド
インド映画は長いけど最後まであっという間
最後のエンドロールまでダンスで飽きさせない
音楽、ダンス、恋愛、友情、みんなてんこ盛り
これぞインド映画、娯楽映画って感じ
インド人超人過ぎて笑った
何があっても死なないw
普通の復讐劇としてなら4.5です!
前にも高評価のインド映画で残念だった事がありましたが、自分には合わない作品です。やっぱり曲とダンスがダメ〜それと髭と髪型と顔が皆んな同じに見えてしまい整理するのが大変でした。内容が良いから3時間見れたので損ではありません。
「3回目です。範馬勇次郎」
今年121本目。
1回目 2023年1月25日 字幕。
2回目 2023年7月28日 吹替。
3回目 2024年6月17日 字幕。
冒頭刃牙を御覧になった事のある方なら範馬勇次郎が1人で警官100人を押し下げる場面を思い浮かべた方も多かったと思います。実写で範馬勇次郎が見れるとは。感動を超えていました。2人目もある動物との格闘。この2つの紹介によってとてつもない2人が何をするかが、作品初めからずっと活きてきます。ダンスが圧巻。主人公は監督から「99%じゃダメ100%でやってくれ」と言われたそうです。100%がいかに難しいか体で体現してくれました。見習いたい。
お前も踊るんかい!
正直インド映画は敬遠していたので当初はこの映画は見るつもりはありませんでした。
でも先日「エンドロールのつづき」を見たので、インド映画も悪くないなと感じで見る事にしました。
そもそもRRRって何の略?と思ってしまう調べてみたら、蜂起(Rise)、咆哮(ほうこう、Roar)、反乱(Revolt)の略でした。なんだか少年ジャンプのテーマを連想させるなぁ。
バイク乗りなら間違いなくCBR1000RR-Rを連想するよね。
この映画は本当に観ておいて良かったと思える作品。ストーリーも映像も秀逸で胸熱な映画でした。
これはインド人には超爆ウケの映画だろうな。反対にイギリス人はどう感じているのだろうか。ちょっと気になりました。
公開開始からかなり日数が経っているので1日1回上映ですが、観客数の多さには驚いた。
非常に根強い人気がある映画だと実感しました。
シータ役の女優の方が超美人でした。
勢いがある映画
全体的にパワフルな映画な為、観ると元気をもらう事もわかります。
ストーリーは勢いで最後まで押し通してるので、どうなんだろうと思う部分もあります。
何度か観ましたが、映画作品としてはそこまで絶賛する映画ではなかったです。
最近、他作品よりこの作品が素晴らしいという様な他作品を落としてこの作品を上げる宣伝などを見かける事が増え大変残念で不愉快です。
時空を超えた
今までもインド映画には楽しませてもらったけど、この映画は、一気に引き込まれ、ちゃんとストーリーもわかりやすく、エンタメの見本のように感じた。インドの過去の歴史など全く知らずに見て、どこの国にも大変な時期がいくつもあったのだと再確認した。主演の俳優も魅力的で、今人気のダンスとは違う魂の叫びのようなものを感じる。ただ,カッコよく踊るのではなく、体からあふれ出る感情を、ダンスで表現してこその迫力なのだな、と感じた。
バックビート的に使うスローモーション!
定期的に盛り上がるインド映画。
ムトゥ、ロボット、きっとうまくいく、パジュランギおじさん、そして、本作監督作品のバーフバリ。
他にも盛り上がった作品はあったが、本作はどこまでいくのか、いかないのか。
スローモーションの数コマのずらし方、速い動きのコマのCG処理、土煙、汗、血のCG等、膨大な小さな細かい作業を行っているので、大げさな演出、壮大なストーリー、あり得ないアクションでも飽きさせない。
バックビート的に使うスロー!
も相変わらず。
ただただ凄い!
最後に。
現場で録音したセリフはあまり使用しない、
ハリウッドスタイルのアフレコでのセリフの使い方。
環境音の少なさに、
かなりの違和感を感じるが、
そんな事は気にならないという人の方が、
多いのかもしれない。
本当に最後に。
知り合いが見た回は、
終了後、
歓声と拍手のWAVEが起こったらしい。
うらやましい!
これだから大勢での体験は、
やめられない!最高!
凄い!
血湧き肉躍る映画
RRR?どんな話か想像できない。評判いいの?でも179分は無理。と断念した。だけどアバターはどうしても観たくて観た。だったらRRRも観れば良かったよ。
と思った人が多かったらしく、再上映の会場は満員でした。年配者が多数。観られて良かったです。
インドが大英帝国に支配され、人々が虐げられてきた歴史を踏まえているので、イギリス人は完全に悪者扱いですが、本作はイギリスでも大ヒットしたようです。
内容は、妹をまるで品物のように連れ去られ、必ず取り戻すと誓ったビームと、その英国に仕える警察官で、出世の為に日々努力していたラーマが出会ったことで、運命が変わっていくという話です。
ミュージカルもバトルも盛りだくさん。出演者も演出も濃い。でもそれが面白く、時間の長さが苦にならなかったです。
どう面白いのか説明しにくいですが、人間に例えると、水木一郎さんと藤岡弘さんとパパイヤ鈴木さんが圧倒的な熱量で迫ってきて心をわしづかみにされた感じです。観ないと分かりません。
でも胸焼けしなかったのは、説明が上手くてしつこく感じなかったからだと思います。
あと、ワイヤーアクションが多用されますが、俳優の体幹が強いからかポーズがビシッと決まっていて、アニメみたいですごくカッコ良かったです。
模範的エンターテイメント作品
エンターテイメント作品として大変秀逸であり、良く出来ていると思います。
ストーリーがしっかり練られているし、伏線が少しずつ回収されていくタイミングも良い。アクションも痛快。
特筆すべきは「観客の感情を動かす演出の巧みさ」ですね。
マサラムービーとはカレーのガラムマサラ(複数のスパイスを調合したもの)のようにナヴァ・ラサ(9つの情感)と呼ばれる、勇猛さ・スリル・笑い・哀れ・色気・驚き・憎悪・怒り・平安を1本の映画に意図的に詰め込んである作りです。初めてマサラムービーに触れると、この「盛り沢山」の部分がまずは衝撃的なのかもしれませんね。
また、往年のスペクタクル映画を彷彿とさせる絢爛豪華な画面作りも人海戦術を投入出来るインドならではと感じます。
ただ、個人的にはリピートしたいとまでは思わなかったかな。
それは作品のせいではなく、私自身がこういったジャンルは卒業しかけているだけのことでしょう。(娯楽映画としては秀逸だけど、心に残るものが何もなかったんです。監督もきっとそれはわかっていて、敢えてこういう作品にしたのだろうという気がします。)
私が10〜20代だったならば非常に印象深い作品の一つとなったのは間違いありません。少年誌・青年誌の漫画や小説を読んでいる気分でした。
CGの多用は苦手なのですが今の時代はもうこれが普通ですし、もはや実写・特撮・アニメ・CGの境目はあまり存在しなくなってきているのかもしれませんね。だからこそ、俳優達が実際に行っているアクション・殺陣・ダンス等には感銘を受けるのですが。
本作を高評価せねば、marvelも007もワンピースもるろ剣ももっと点数を下げねばなりませんから星5をつけるか非常に迷いましたが、自分がリピしたいとは思わないのですから少しだけ引きました。
まぁ、4〜5年に1回くらいなら観てもいいかな。
マサラムービーを初めて観たのは大多数の日本人同様ムトゥなのですが、本作はついにムトゥを超えてきましたね。
一度観たらそのアクの強さが癖になってしまうマサラムービー。東南アジア方面に行くとTVで流れている事も多かったのでなんとなく観てましたが(あと日本国内のインド&ネパール料理屋でとか)
ムトゥほど面白くはなく「やっぱり踊るんだなー」と思った程度。
けれども本作はダンスも歌も必要最小限に絞り込み、かつ、非常に効果的に扱っているため「最初っから『世界を獲る事』を狙って作っているんだろうなぁ」と思いました。実際に世界的大ヒットのようですし、本作で初めてインド映画に触れるという新規鑑賞者も大量に取り込んだ事でしょう。
マサラムービーはインドの伝統芸能のみならず、ハリウッドミュージカルや70年代のニューシネマや香港アクション映画の影響を多分に受けて形成&醸成されていますからエンタメの総合商社なのは当たり前かもしれません。昨今はここにジャパニメーションやMANGAの影響も加わっているんじゃないかな?などと愚考致します。
アメリカンニューシネマに見られるような支配への抵抗や政治、歴史、平和、生き様、人生哲学など「ナヴァ・ラサ」を生み出す為の背景が複雑な味わいになるのは当然ですね。
(でも、やっぱり主人公が堂々と歩くシーンだとか細かい感情描写の表現はムトゥとおんなじなんだなーと思ったり。インド流のお約束なのかもしれませんね。)
徹底した勧善懲悪で、悪人は倒れ善人は幸せになる展開も安心して鑑賞出来ます。
(◯◯◯の◯◯が生きていたのは驚いたけれど本当に良かった!)
ヒンドゥー教の厳格な戒律の為に他の娯楽が制限されがちですから許される映画が大衆娯楽として凄まじく発達したインド。他の国々の「映画好き」とは根底の事情からして違います。
色気の露骨表現などにも規制や嫌悪感情が複雑ですからそういう部分の感情をダンスに託す表現も発達しました。
しかし、そんな映画大国インドにおいてもラージャマウリ監督は実に名監督、名脚本家。大した映画職人ですね。感服しました。
バーフバリは未鑑賞でしたので観てみようと思います。
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