「エンターテイメントの中にチクリと社会性」RRR カズさんの映画レビュー(感想・評価)
エンターテイメントの中にチクリと社会性
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生まれて初めてインターバルのある映画を観ました。それさえも面白くて休憩できませんでしたが。バーフバリの監督ときいて期待していましたが、期待の上をいきました。
序盤のナートゥダンスもそうなんですが、大英帝国の悪辣さと人種差別への抵抗がラーマとビームの活躍の説得力になっています。
大変誇張されてますが、差別描写は観ていて腹が立つ分、二人が白人をやり込めるさまはスカッとしました。
この作品以前からそうなのかもしれませんが、今後、欧米映画のナチスや中国映画の日本軍同様、大英帝国はインド映画における絶対的悪役の扱いになるかも知れません。
劇中の肩車などどう考えても滑稽なのに、真面目にやってるのでナンセンスギャグに見えませんでした。
友人に絶対に面白いぞと太鼓判を押せた映画なので高評価です。
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