「映画館で観れることに最大の幸福を感じる」RRR まままさんの映画レビュー(感想・評価)
映画館で観れることに最大の幸福を感じる
観た後は、
まるで運動後のように心拍数が上がり疲れ、
そして余韻ひたひたで大満足になれる
星5つじゃ足りません!!!!!!!!!!!
3回目は念願のマサラ上映で観れました泣泣
3回観ても新たな伏線を見つけて鳥肌がたつ
そして、1回目は度肝抜かれてなんじゃこら状態の興奮だったけど、
2回目からは
熱い友情に涙&ナートゥが始まるシーンで涙
&エンドロールでこの映画を映画館で観れることに喜びと最大の幸せを感じて涙
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ずっとずっと観たくて年を越しやっと。
観れる時間だとIMAXしかなく、お金プラスにかかるしついてないなぁってちょっとしぶしぶ。
結果、IMAXで観れてよかった。
これ以上IMAXと親和性が高い映画はあるのか、
と思うくらいよかった。
"バーブバリ"でインド映画の迫力の凄さ、規模のデカさ、お金のかかりよう、もちろんストーリー性の高さはすでに知っていたため、この映画に対する期待値もでかかった。
(ネトフリの小さい画面で観るのはもったいなすぎた、これを期にもう一回映画館で再映してほしい。)
そんな高すぎる期待値をはるかに超え、
なんなら
今後観る映画に記憶を上書きされたくないと思うくらい。
3時間って聞いて"うぇっ、ながっ"て言いたくなるのに、
407席あるシアターがコロナ禍なのにぎっしぎし。
にも関わらず、途中退場する人がいなかった。
そんな映画ある???
それくらい一瞬一瞬すべてが重くて見逃せなかった。
トイレなんて行けたもんじゃない。
だしなんなら、短い。この3時間は短い。あっという間。
(途中のintervalがインターバルじゃない。し、入るタイミング良すぎる。)
内容は全く複雑じゃなくて、むしろ単純。だけど全く飽きない。
3時間に全てをぎっしりみっちり隙間なく納めてある。だけど全くくどくない。
そんな映画をつくる監督すごすぎる。
そして、全てをやりきり演じきる演者すごすぎる。
(映画に投げ銭文化があるとするなら、財布の中のお金全部渡しちゃう。)
世界一の"兄弟"2人からは、
「命よりも守りたいものがあることの強さ」
を学んだ。
そしてかえって「その強さが、自らの命を守っている」
とも感じた。
(特に鞭打ちの刑で歌を歌うシーン)
至る所に伏線貼ってて、回収しまくるのもすっきりするし、それがまた面白い、笑える。
もちろんツッコミどころもたくさんある。でもそれでいい!そんなちっちゃいことはどうでもいい!!!!
肩車戦法は今世紀最強の戦法だし、
虎も1匹かと思いきやめちゃめちゃ捕まえてるのおもしろすぎる。
ビームがバイク、ラーマは馬が変わらないのも最高だなぁ。
火のつけたバイクで宮殿ぶち壊すのも2人が合わさったみたいで最高だなぁ。
他にも好きなところいっぱい。
言うまでもなく、音楽もダンスも。
もう最後のエンドロールは
"みんなで手拍子する"っていう義務を課したい。
そしてそのままナートゥーダンス講座を。
あぁ…3時間前に戻りたいなぁ…
そして、
おばあちゃんになっても、大迫力インド映画というかラージャマリ監督の映画を観れる体力とお尻は残しておきたい。
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マサラ上映の感想も…!
RRRを好きな人たちと好きな映画に囲われ、
声に出せない思いをタンバリンと、紙吹雪とクラッカーにのせてきた
喜怒哀楽の感情すべてを思いのままに表現できることがすごくすごぐ幸せだった
最高に幸せな時間だった
音が鳴るところで必ずクラッカーをならし、え、?こんなところも???みたいなのもあってクスッて笑えた
①これまで"ビームは虎みたい"とは思ってたけど、3回目みて、"ビームは虎"だってはっきりと分かった
宮殿へ押し入るところで、
トラが与えられたお肉をがルルと唸らせもっていくところと、たいまつを中にいるビームに与えるシーンでシンクロしてるってやっと分かった
②網にひっかかりながら獲物(ビーム)を捉えるシーン
と
鎖にひっかかってマンホールに落ちていく宮殿の鍵を見て本性を出すシーン
③ラーマの胸にある銃の玉を手にとり、胸に刺すシーンは、トラの爪を思い出した
④ビームの鞭打ちのところでは、葉っぱ型の紙吹雪が舞って
スコットの強いアクセントと合わせて3連発クラッカーは笑いがとまらなかった
⑤最後ラーマがお花畑の中でシータ姫と会うシーン
そのシーンで黄色の紙吹雪が舞った
そこからエンディングまで涙が止まらなかった
⑥エンドロールでラージャマウリ監督がでできたら、もうみんな一斉にぱんぱんパンパン!!!!!!
わかる!わかるよぉお!!本当に素敵な作品を作ってくれてありがとう涙涙