「迷い道」MAYONAKA Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
迷い道
21歳の誕生日、処女を失うか自殺するかの2択を自身に科す女性と、上司に避けられていると苦悩し辞職を決意をした中年サラリーマンが出会う話。
拾ったスマホで自分を撮影しながら、SNSで相手を探してカラオケボックスで歌う女と、部長の帰宅を待ち伏せし、酔って対峙し話を聞いて貰おうと付き纏う男。
そんな2人が出会い夜のデートをし…。
2人とも言っていることとやっていることがチグハグ、というか本気が感じられず、本当の思いはどこにあるのかというところ。
伝わるものはあるけれど、公園に行くツマラナイ男も、長いストーキングも、オッサンの長い昔話も、その後の部長もいらなくて、半分の尺で良かったんじゃないかな。
それとビッグアップルから来た男とスマホ紛失の設定は、柔らかくするのが目的かも知れないけれど、ファンタジーっぽくなっちゃうからいらない気がした。
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