「横浜流星くんの静かな演技が新鮮」線は、僕を描く ニョロさんの映画レビュー(感想・評価)
横浜流星くんの静かな演技が新鮮
水墨画というあまり知られていない世界のことがとても簡潔に自然に語られていて、知らなくてもいつのまにかその魅力に浸っていた。
アクション派のイメージが強い横浜流星くんが、水墨画の魅力にハマっていく。心に深い傷を受けていた彼の止まっていた時間が動き出す。押し込めていた気持ちが筆を通して浄化されていくようだった。
彼の繊細な心に気がつき、声をかける水墨画の巨匠、湖山を三浦友和が演じて、素晴らしかった。味のあるいい役者になったなぁ。
静かに感動できる映画だった。
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