「本質を描く、思いきりの線」線は、僕を描く しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
本質を描く、思いきりの線
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原作は未読です。
競技かるたの世界を鮮やか且つダイナミックに描き出していた「ちはやふる」三部作のスタッフだけに、水墨画の世界に魅せられた主人公の青春模様を瑞々しい映像と音楽で描写する手腕が流石の一言。その線で何を描くのか、と云う主題はかなり王道な部類の問い掛けながらも、主人公とヒロインの悩みや葛藤と結びつき、己の心や家族と向き合うことになる展開は青春映画らしかったし、否応無しに感動的でした。
[余談]
水墨画を描くシーン、文章でどう表現されているのか気になったので原作を読みたくなりました。
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CBさんのコメント
2023年4月21日
原作、いいつすよ〜。さすが、本屋大賞、ハズレねえなあって感じです。映画は、よく表現してるなあ、と感心しましたが、小説で、その色彩感覚(墨絵なのに)をあらためて堪能してみてください