「もっとシンプルにして欲しかった」線は、僕を描く まめ太さんの映画レビュー(感想・評価)
もっとシンプルにして欲しかった
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私個人の好みの問題だと思いますが、千瑛さんを無しにするか、もっと抑えた出方が良かったと思いました。
その分、主人公が水墨画を描きまくったり葛藤しているシーンや、師匠や胡峯さんの場面をもっと多くして欲しかった。
水墨画サークルとか美人絵師…というくだりもいらないと思いました。
そして、故郷でツバキを見つけるシーンも、一人で行って霜介自身が花を見つけて拾い、一人で泣く方が良かったなぁと思いました。
主人公の心の変化、水墨画への向き合い方の変化などをもっと丁寧に映像や表情で表現して欲しかったです。横浜流星さんは細やかな演技のできる俳優さんだと思うので、そう言うのをもっと出して欲しかったです。
連載漫画でしたら、千瑛さんの出番があれくらいある方が良いと思いますが、映画なら霜介の心の変化と成長のみに焦点を当ててもらいたかったなぁと思いました。
あと、映画館の設備の問題が知れませんがBGMが結構うるさかったです。
と、不満ばかり書きましたが、根幹となるストーリーも役者さんも良かったです。水墨画自体も水墨画の話も面白かったです。
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