「制作陣、キャスト陣に拍手を送りたくなる作品」線は、僕を描く boc000さんの映画レビュー(感想・評価)
制作陣、キャスト陣に拍手を送りたくなる作品
映像、音楽、芝居、そして水墨画の魅力、いずれもハイレベルで見応えがあった。細部にこだわりが見えてそれらを発見していくワクワク感があった。
この映像化はかなり困難を極めたのではないかとなんとなく感じてしまった。
全体的に演者の芝居がとても良いが、最初のシーンの横浜流星の表情、最後の涙ぐむ清原果耶の表情に特にひきこまれ印象に残った。師匠三浦さん、メンター江口さんの表現やセリフも物語のよきスパイスになっている。
躍動感のある水墨画パフォーマンスもありつつ、登場人物の心の機微を丁寧に描かれ、動静のバランスも素敵だった。エンドロールも曲がいいだけでなく、正に!という表現がなされており、最高。
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