「パーティーシーンだけは受け付けない」線は、僕を描く つるるさんの映画レビュー(感想・評価)
パーティーシーンだけは受け付けない
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だいぶ設定と雰囲気を原作小説と変えてあります。
万人受けを狙うエンターテイメント作品、特に若い人に分かりやすくみてもらうためには必要な設定なのかなと理解してます。
が、湖山会のパーティーだけは受け付けなかった。急にきた外国の大臣…再現Vでお馴染みの白人さん、インフルエンサー、右往左往上下するわざとらしいスタッフあのくだり、富田靖子さんの大御所っぽくない大御所、安っぽくなって残念でした。
主役の2人の繊細な演技、日本家屋の美しさ、金魚が泳ぐ絵、墨が水に滲む絵、霜介の最初の右往左往するかわいところ、最後の過去と向き合って水墨画を描くところの美しさ。そこは何回も観たいです。円盤になったらパーティーのシーンは江口さんの描くシーンまで早送りするかも。
頑固な横浜流星と頑固な監督が話し合って折り合いをつけた演技。見応えあります。
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caduceusさんのコメント
2022年10月23日
つるるさんコメントありがとうございます!仕事が終わった後にレイトショーで見ると、ちょっと記憶が飛んでいるところがありますが、夜行バス思い出しました。私は取って付けたようで、要らないなと思ってしまいましたね。
フランスの大臣は外国人をキャスティングすると、たいてい浮いてしまうので、まあこれも要らなかったでしょうね。
変な演出をするより純粋に墨絵を描くことに集中した方がよかったと思います。
アサシン5さんのコメント
2022年10月23日
パーティーは笑えましたね、水墨画の前でシャンパンとか🍾、フランスの大臣とか、多分、素朴な物語なので、スポンサーの横槍なんでしょうね、明らかに他の部分とちがいました。