劇場公開日 2022年5月21日

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「とりあえず毒の強い悲喜劇、、、という事にしとく。」ドンバス masayasamaさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5とりあえず毒の強い悲喜劇、、、という事にしとく。

2022年5月24日
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鑑賞方法:映画館

今年の初めにこの映画の存在を知りずっと楽しみにしてました。皆んなレビューに書いてますが、この映画はフィクション(創作)です。監督がドキュメンタリーも作ってる人でそういう見せ方が上手いから勘違いしやすく要注意。

と、断った上で、、、たぶん監督が見聞きした事実をベースに話を構築しているんだと思う。基本的にロシアのやり方を痛烈に批判し、それに翻弄される人々の悲喜交々を人で繋げて横並びに対比している。
「祖国」と言う言葉で縛り付けられ、アップデート出来て居ない人々の悲劇ではあるが、同時にそこに暮らしている人以外は気軽に口を挟むべきではない問題でもある。

あくまで国際法的、第三者的立場でしか僕らは語る事を許されないのでこの映画の感想を書くのは難しいが、侵略戦争直前の混沌とした状況を皮肉混じりに生き生きと描いた映画である事は間違いない。

masayasama