「某漂流団地と比べるとわかりやすい」ぼくらのよあけ トダー・オートマタさんの映画レビュー(感想・評価)
某漂流団地と比べるとわかりやすい
本作は漫画原作のアニメ映画作品らしいが
原作は未読です
団地と小学生の冒険を聴くと最近見た
「雨を告げる漂流団地」を思い出したが
ストーリー的にこっちのほうがわかりやすかった
基本的に1万2000年かけてきた
宇宙船の人口知能が
人口知能ロボットのナナコを通じて
宇宙にもどる手伝いをしてほしいと頼みを聴き
宇宙船に興味がある悠真は
その人口知能の手伝いをしようとする
宇宙船の人口知能は
こどもたちを利用して陰謀を考えているかと思ったけど
そんなことはなかった
なぜ、大人の助けを借りられないのか
という理由も考えられてよかったとは思う
ただ本作にでてくるミッションを達成する問題というのは
基本的に女子の人間関係に基づいたものが多い気がする
女子のメッセージをブロックするシーンはリアルだと感じた
男の子たちは団地の屋上で落ちそうになった子も
含めて基本的に自然なふるまいだと思った
ただ、主人公の悠真の声が
活発な男の子の声に感じないので
ちょっと違和感があり、慣れるまで時間がかかった
ラストのほうのナナコの人格が
宇宙船の人口知能に絡み合ったことを
告白するシーンはちょっと唐突だと感じたので
ラストがいまいち感動できなかった
あとは、なぜ悠真の両親たちは
宇宙船を返すことはできなかったのか
よくわからなかった
悠真の母が突き落としてしまったことに
後ろめたさが残っているのかと思ったけど
再開してもあまりそういう雰囲気でないのでよくわからなかった
>あとは、なぜ悠真の両親たちは
宇宙船を返すことはできなかったのか
簡単な話です。当時は団地が現役だったからですよ。まさか宇宙船の為に公団に建物ごと放棄してくれとは言えないでしょう。
壊す直前だったから勝手に水を建物全体に行き渡らせる事ができた。