「苦味と辛味が効いた料理はいかが」ボイリング・ポイント 沸騰 bionさんの映画レビュー(感想・評価)
苦味と辛味が効いた料理はいかが
厨房を中心としたワンショット90分だからスリリングでタイト。が、人間のイヤな部分をアレやこれやと見せられる。苦味や辛味を思いっきり効かせた料理の後味は、よろしくありません。
衛生監査員の厳しいチェックのシーケンスから始まるが、何か自分が注意されているようで居心地が悪い。
その後も、父親のオーナーの威をかるフロアマネージャーの娘とか、遅刻しても悪びれないスタッフが登場するし、「金払ってるんだから、注文付けるのは当然だろう」を地で行くオヤジが登場して、気分は悪くなる一方。
人間ドラマとしては、よくできておりますが、こんな料理は食べたくありません。
絶品のサワークリームはどうなった?
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