彼女たちの話のレビュー・感想・評価
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フェミニズムはいいのだが…。
フェミニズムはいいのだが、それ一辺倒では、さすがに見所がない。
様々な人間模様を描きながら、そこに女性特有の問題を入れていかなければ、観ているほうも、もういいかなという感じになってしまう。
世界観が自分の身のまわり程度しかないように思う。
現実的に女性という理由で差別されることはあると思うが、そこに立ち止まらず、そこを越えた映画を創造してほしいと思う。
次回作は長編で「愛のくだらない」を越える作品を期待しています。
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流石だー!
野本梢監督と、稲村久美子プロデューサーの再タッグ。前作、次は何に生まれましょうかの短編も良かったが、今回見応えたっぷりだった。主演の稲村美桜子ちゃんと、同級生の絡みに、最初はハラハラしつつも最後にくすりと笑ってしまう。
そしてエンドロール後に、まさかのメッセージ。流石だなと、唸らせられた。絶対最後まで、席を立っちゃいけないね。
発信するより大切なもの
自身の周囲の年上の女性の転機をみて女性であることの生きづらさに疑問を抱くJCの話。
就職活動に際して女性であることが不利だと感じてフェミニンな発信をする様になった長女に始まり、そういうことに偏ってみせて行くのかと思いきや、次女はまるで違うタイプだったり、寧ろ不利益を主張するばかりの人に苦言を呈している様な。
主人公の悩みに当然結論なんかはないけれど、精神面や思考の面で大人になろうとする主人公が爽やかでありもどかしくもありなかなか面白かった。
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