さかなのこのレビュー・感想・評価
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女性(のん)が主演なのですが、さかなくんが良い意味でフツウとは逸脱...
女性(のん)が主演なのですが、さかなくんが良い意味でフツウとは逸脱していること、特異性を違和感なく醸し出すことに成功していると思いました。この配役は作品の要と言っても過言では無いのでは。
(ちょっと思ったんですが、のんさんて、何を着てもおしゃれに見えるのは何でですか??あれは衣装さんがそこんとこ意識してるのか、それとも彼女が着こなしちゃうからなのか)
近頃思うのですが、テレビの動物系番組で驚愕することが多々ありまして…ご存知の方も多いでしょうが、鳥が言葉(鳴き声)で会話したり、違う種の生物とお互いの言葉を学び合っていたり(例えば蛇が来たぞ!逃げろ!を、違う動物が種を超えて互いに意思疎通してるらしい)、イカとかタコとか知能が高くて、手を振って挨拶すると、足をユラユラ振り返して返事してくれてるように見えるとか、水草の輪を何度も潜って遊ぶ魚が居たりとか…
人間が知らないだけで、本当はもっと高度なコミュ力があって、心があって、それを私たち人間は飼ったり食べたりしてるのかなぁって。さかなクンて、一般の人には想像も出来ないような光景が見えてるのかなぁ、と思いました。ちなみに私が今一番気になっているのはモルモットと砂漠に住むダチョウです。魚じゃないんかい。
主人公の、周囲の人間模様と、人々の温かさや交流が特に好きです。
少し苦しくて切なくて、羨ましいような、憧れるような、大事にしたい素敵な作品でした。
ハートフル
柳楽優弥目当てで見た
ハートフルでそこそこ面白かった。
ただ半年以上前に見たのにレビューするの忘れていて、内容ほとんど覚えていない、、
柳楽優弥がヤンキー役だったけど、なんかモッサリしてた。優しめほっこりヤンキー
のんちゃんかわいい。役に合ってた。
女の子に勧めやすい映画。
さかなクンの半生
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さかなクンは昔から魚が好きで、魚博士になりたかった。
でも勉強ができず、魚関係の仕事につくも仕事ができない。
優しいペットショップの主人にバイトで雇ってもらってた。
そんな折に元同級生の女子が転がり込んでくる。
でしばらくはその娘ともども養ってあげてた。
と思ったら、迷惑かけたくないからと勝手に出て行く。
さかなクンは落胆し、酒におぼれて自暴自棄気味に。
何で??恋愛感情がある感じじゃなかったけど・・・。
で酔って見知らぬ店のシャッターに魚の絵を落書きする。
それが偶然同級生の店で、許してもらえたうえに、
それをきっかけに魚を描く仕事が来るようになる。
またTVの仕事をしてる別の同級生から出演を依頼される。
それに出たことで人気者になった。
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さかなクンの半生を描いた作品。
さかなクン役にのんを選んだ制作側もスゴいと思うが、
それを見事に演じ切ってるのんもスゴい。
終始人生が難航してるし、露骨に嫌悪されたりもするが、
諦感から来る悟りなのか天然なのか、常に明るく素直。
あんな役は他の人にはできないんじゃないの?と思った。
おれは何かに徹底的に没頭できる人が好きやから、
魚を好き過ぎて極めたさかなクンには敬意を持ってる。
すごく変わってるから、苦労も多々あっただろうと思う。
でも結局、周囲の人達の支えで魚博士に上り詰めた。
やはり最後は人柄ってことなんじゃないだろうか。
どんなに変わり者でも、見てる人は見てくれてるし、
学んだ知識や身に着けた技術は決して自分を裏切らない。
そのさかなクン、ギョギョおじさんって役で出てる。
さかなクンの少年時代に近所に住んでたおじさんで、
魚が大好きであの帽子をさかなクンに授ける役。
ホンマかよ?と思って、そこだけは調べたわ。
さすがにそこは創作なんだそうなw
お母さんは、サカナキラ…(井川遥)
NHK Eテレでの地上波初放送というかなりめずらしい枠で放送したことをあとから知り
NHKプラスで見ました‼️
夏休み、ぜひ、いろいろなやんでおられる方に一見していただきたい作品です。
さかなずきの方も、さかなずきでない方も面白く見れるはず。
のんさんが「サカナくん」を演じたように思っていましたが、「サカナくん」の半人生を沖田修一監督が映像化した感じでした。
劇中では「ミーボー」と呼ばれる主人公。
二度、三度みたくなる仕掛けもあります。
すべてのひとがいい仕事をしたと思います。
さかなくんを私は何者かわからなかったんですが、俄然興味が湧きました。
ユルイ多幸感、垣間見える人生の冷たさを感じられる
自宅にてアマプラ鑑賞。
さかな、こども、ごはん等ほのぼのとしたシーンが続き、癒されます。
「極端に魚好きでありおかしい」のですが、直接的にイジメられるシーンは殆どありません。
「変わり者」をこんな感じで見守ってあげられる社会であると嬉しいですね。
所々のふんわりとしたギャグ要素も面白いです。タコをパパがシメルシーン、「おじさんを任意同行しないでください」、原付ラップシーン等など。悪役も悪役に見えない笑。
のんさん演じるミー坊の軽くでたセリフにも、結構考えさせられます。「でも本当の勇気ってこういうことじゃないと思うよ」とかとか。。ユルく見えて、こちらを見られているかのような感覚に陥ります。
しかし、「何となーく」描写しているワンシーンの設定に人生の大変さを感じられます。
冷たい人生の中でも、「好きを続けることの大切さ」を感じられる良作です。(2度見るとより言葉の深みや設定されている背景をより楽しめます)
脇役たちが良い
小学生時代が冗長。
50分くらい経って磯村勇斗たちが出てくると面白くなるのでそこまで我慢。
磯村勇斗は相良を完全に封印したヤンキーで、その演じ分けに脱帽だ。相良は狂犬を通り越してマシン化したヤンキー、こちらは普通に人の心を持ったヤンキー。
柳楽優弥たちの学ランがまたオマージュっぽくて今日俺ファンには嬉しい。
のんが何故主演?と思うが、単純に水に入るシーンが多いからと、天然さで選ばれた感じ。設定を中性的にするためにも女性のほうが都合良かったのだろう。
アマプラで流し見くらいがちょうどいい。
のんちゃんが素晴らしい
好きを貫いた半生、さかなくんの自伝的原作をあまちゃんのヒロインのんちゃんが好演。
波乱に満ちたという程ドラマチックでもなく、社会の荒波に揉まれて悩むでもなく、ひょうひょうと好きな道を歩んでゆく姿を外連味のないエピーソードを繋げて描いています。
さかな好きといっても愛でるだけでなく食べるのも好きという設定が秀逸。
父母は離婚したように見えたが掘り下げていないので家庭の事情が曖昧なのは気になったが、ミー坊の純粋さに水を差す雑味になると思ってあえて踏み込まなかったのでしょうね。
キャスティングの妙でしょうか、井川遥さんの愛情深い母親役、助けてくれる友人や仕事関係のわき役さんもいい味出していましたが、なんといっても、のんちゃんが素晴らしい、癒されるし元気をもらえる良作でした。
始まって早々に驚きのシーンが
映画には、さかなクンが扮するギョギョおじさんなる人物が登場する。このおじさんはいつもハコフグの帽子をかぶっていて、見た目も行動もさかなクンそのものなのだけど、子供たちからは気味悪がられ、逃げられる存在だ。そして、登場からほどなくして、児童誘拐の疑いで警察に連行されてしまう。驚いたのは、パトカーに乗せられる直前に、さらっと帽子を取ってミィ坊にかぶせるシーンだ。国会の調査会に参考人として招致された時も、園遊会に呼ばれて天皇陛下にまみえた時も取らなかったあの帽子を取ったのだ。これで、この映画はタダモノではないぞ、と感じた。(2023.12.22 覚え違いがあったので修正しました)
さかなクン(ミイ坊)の役をのん(能年玲奈)が全く違和感なく演じきっていたが、この2人、案外共通点があったのかもしれない。それを見抜いた沖田監督の慧眼に恐れ入る。
沖田監督らしい笑いがそこここにあって退屈しなかった。特に、せっかくミイ坊が捕まえてきたタコをお父さんが、そこまでしなくても... と思うぐらいコンクリートに思いっきり叩きつけるシーンには大笑いした。
好きを貫き通して、いろんな縁に恵まれ、すっかり子供たちの人気者になったミイ坊が、子供に逃げられていたギョギョおじさんとは反対に子供たちに追いかけられるというオチで泣きそうになった。
明日も生きるよ
さかなのこ。
のんだから成立した映画。
ストーリーの流れとしては男子なんだけど、のんが演じる事で性別とかそういうの関係なく生きる全ては人との繋がりなんだって。みんなもっとこんな感じで相手を受け入れられたらいいのになって。
ずっと笑顔で見られた。
好きな事は自分の世界を変える力がある。
先生の「苦労するのはこの子ですよ」って言葉。
勉強出来ないから苦労するって誰が決めたのか。
大人になった今も大多数の決め事から外れた考えしてるのに周りの空気見ながら生きてる私。
あー。ほんとに。でもまた明日も生きようと思えたよ。
女優が素晴らしい
主人公の男役を女優が演じます。
ジェンダーレスで新鮮です。
愛せる不良たちとの絡みが見どころです。
変なおじさんと仲良くなるシーンは怖かったです。
さかなクンのファンになりました。
さかな博士のひたむきな愛情
調査方法や当事者意識によって幅があるが,LGBTQの割合は日本においては3~10%であるらしい。多く見積もると左利きの人と同確率ということになるが,カミングアウト率は高くない。不寛容と無理解により,性的少数者たちが生きづらさを抱えている証拠である。しかし,数年前まで聞かれなかったLGBTQという単語がニュースやSNSで頻繁に飛び交うようになり,確実に人々の意識は変わっているとはいえそうである。まず言葉ありき。意味はあとから付いてくる。さて,その言葉を広める役割を担っているのがメディアである。SNS,音楽,映画。さまざまなコンテナに乗って,言葉は運ばれる。しかし,累積到達度を超えると,バックラッシュが起こる。たとえば「多様性」という考え方に対して『ミッドサマー』(2019)のような作品が撮られたように(『ミッドサマー』は多様性が伝統と相容れない考え方であることを明るい画面で表現し,大ヒットを記録した)。本作は「おさかな博士」として知られる「さかなクン」の半自伝映画である。魚好きな子供がさまざまな挫折を経験しながら,「博士」になるまでの数奇な人生を描いている。大きな特徴は,男性である「さかなクン」を演じているのがのんという「女優」である点だろう。観客はのんが女性であることを知っているが,映画内では「ミー坊」(のん)の性別に特に言及がなく,ジェンダーの判断は宙づりになる。小学生時代のミー坊が女の子のモモ(増田美桜)と話しているのを同級生にからかわれるシーンや,大人になったモモ(夏帆)といたら,老婦人から夫婦に間違えられるシーンがあることから男性性を感じるが,おそらくどちらでもよいのだ。ミー坊の性別はストーリーに副次的な意味しかもたらさない。それに,子供を連れた女性2人が,老夫婦に「夫婦」だと思われたのだとしたらなんとすてきなことだろう。映画は理想を映像に託すことができるということを改めて感じさせられた。ラストシーンには,博士となったミー坊を小学生たちが追いかけていくショットが配置されているが,彼らの背負うランドセルは赤黒の2色だけでなく,様々な色に溢れている。ミー坊=さかなクンという多様性の象徴を,追いかける子供たち。それは希望に満ちた美しいワンシーンであり,思わず目頭が熱くなった。好きなことをして生きていくことは困難である。特に,ミー坊のような人たちは,旧態依然とした社会の価値基準の前に挫折することもあるだろう。幸運なことにミー坊は,その都度,優しい人たちから手を差し伸べてもらうことで,博士となることができた。それは社会のあるべき姿を映し出しているように思える。好きなものを突き詰めた一人の人間の成長譚。そのひたむきさは観客たちの背中をそっと押す。なにかを好きでいること。それに勝る幸福は一つもないのである。
「さかなクン」じゃなくて「さかなのこ」
公開前は結構批判的な意見も多かったような気がします。
ワイドショーなんかでよく取り上げられていたのんさんが主演で、さかなクンの自伝を映画化するというのが色々と話題になり、「性別が違うじゃないか」とか「よりによって能年か」みたいなことを旧ツイッター(現X)で言っていた人が多かったように思います。しかし実際に公開されてみたらあら不思議。あれだけ多かった批判的な意見は息をひそめ、「面白かった」という意見が大半を占めるようになりました。これは私にとって非常に印象的で、作品としての面白さで前評判の悪さを吹き飛ばした稀有な作品として記憶していました。
残念ながら近所の映画館で公開されていなかったので上映期間中に鑑賞することができませんでしたが、この度サブスクで公開が開始されたので今更ながら鑑賞です。
結論ですが、めっちゃ良かった!!
ヒューマンドラマとして非常に面白かったし、コメディシーンは思いっきり笑わせてもらったし、観終わった後の満足感も素晴らしかった。原作は「さかなクンの自伝」ということは鑑賞中は全く気にならなかったです。かなり脚色がされているので、しっかり映画的な面白さは担保されていたように感じます。
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幼いころから魚が大好きだったミー坊(のん/西村瑞季)は、厳しい父と優しい母の間で、その趣味を否定されることなくすくすくと育った。無邪気に魚を愛する彼の周りの人たちも、色々な影響を受けていく。
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せっかく本人登場したのに不審者扱いしてるのは爆笑しました。でも、さかなクンが演じるギョギョおじさんはミー坊が魚博士になりたいと思うようになるきっかけにもなった人物ですので、非常に重要なキーマンですね。
事前知識無く鑑賞したので、こんなにしっかり作りこまれたヒューマンドラマだったとは思わず驚きました。正直さかなクンじゃなくてもいいんじゃないかと思うくらい一つの物語として十分良くできていますが、ところどころに登場するさかなクンのエッセンスが間違いなくその「十分良くできた物語」の面白さを3割増しにしていました。十三分や。
前半はコメディ色が強い内容なので笑いながら見ていましたが、中盤で夏帆さん演じるモモコがミー坊の家に転がり込んできたあたりでだいぶ色合いが変わりましたね。ヒューマンドラマ性が強くなって重い内容になっていきますが、ミー坊の明るさのおかけで暗くなりすぎずに観ることができ、最後には学生時代のメンバーたちが大人になって現れ、それぞれが自分の道を歩み始めますが、彼らの中心(テレビ)にはやはりミー坊がいる。このエンディングが本当に素晴らしい。
ちょっと違うかもしれませんが、男はつらいよシリーズ最終作『男はつらいよ おかえり寅さん』を思い出しました。この作品では寅さんは回想シーンでしか登場しないのに、登場人物たちの中心には寅さんがいる。『さかなのこ』でも同じく、登場人物たちの中心にはミー坊がいるのです。
本当に面白い作品でした。ぜひ多くの方に見てもらいたい作品です。オススメです!!!
優しい世界
ほっこり❤️めちゃくちゃ面白い!!!
なんか、なんやかんや、みんな優しい心を持ってる☺️
さかなくん役が女優さんなのも大正解だったと思う!!
見終わった後幸せになれる映画🥹
そして、
見終わった時、旦那さんが言った一言はw
『あのオジサン(さかなくん本人登場してたやつ)は、どこに行ったのか?』とw
私は、
最後にいた箱フグがオジサンなんだよ!って適当に返したw
青春彩る磯の味
好きなことしか見えてないさかなくんの前では、周りの目を気にしてかっこつけるなんて、かっこ悪くなってしまうさかなくんマジック。
カミソリのモミがさかなくんが獲ったイカの味に感銘を受け、寿司屋になっていて面白かった。
そこに魚をおろしているのは漁師の祖父から継いだのか、総長。
翻弄される周りの人達を、巻き込んでいるようで、気付きもしないうちに助けているようだったり。
お母さんはさかなくんを、よく理解している。
一般的な普通や進路の中をさかなくんは泳いでいないこと。そこに無理やり乗っても、馴染んで周りからの理解を得るのが難しいこと。だから自由に水の生き物への探究を続けて欲しいと願っている。
お父さんからも兄弟からも理解を得るのが難しかったが、お母さんが守り抜いてくれた。
斜に構えていた友達のモモが、子供には好きにまっすぐ向き合って将来開けてくれたらなとさかなくんとの関わりを通して子供への関わり方に少し影響を受けているのが面白い。
魚好きを受け継ぐ子供達が1人でも増えてくれたら、何かを大好きな子が理解される風潮になればという願いをひしひしと感じる作品。
これでもないこれでもいい
さかなくんの半生を描いた作品でした。主演は、のんさんが演じていて観る前は、男の役をを女性が演じるのは?と疑問視していたが全く気にならないくらい素敵な演技でした。
魚が大好きな少年が大人になるにつれて、その現実を向き合わなければ生きていけないという事になる。
それでも好きな事を曲げず、まっすぐに生きている姿がとても良かった。
何者かになりたいと願い続ければ、それになれるわけではないと思うけども何者かになりたいと前に進んでいなければ、思わぬ出会いを見過ごしてしまうのかとしれない。
のんさんの演技がとても良かった。
特別に何かあるわけではない。
でも、分からない何かが確実にあって心にグッときました!
正直な感想
正気な感想。私には良さがわからず。
のんさんが好きなので気にはしてて、劇場で観るのは逃して
しまっていて気にはしていた作品。評判よかったし、何気に期待してたけど。。私には合わなかったな。
なんだろ?日常シーンが面白おかしく描いてるのかわからないけど、軽い。なんか弱いコント見てるみたい。実話なの?これ。
暴走族とかでてきたけど、こんな緩い話が本当に実話?
シャッターに落書きとか、ボヤっとしてて目がキラキラしてる子が描けば問題にならないの?とのエピソードもしっくりいかない感想。
リアルな出来事を描いてるのか、コメディなのかよくわからない。どっちにしろ中途半端。
好きなことをやって生きていく!ってとこがメッセージなんだと思うけど、嫌なことや苦労した事は全然無いように見える、この脚本だと、さかな君はただのラッキーマンだったのかっておもう。
何が良いの?かわからなかった。良い評価の人のレビュー見てもわかんなかった。のんさんの演技は良かったと思うが、映画の評価ってそこだけじゃ無いでしょ?
という事で、私的には全体評価でこの評価。
ぜぇぜぇ から ぎょぎょ へ
なんやねん。
おもろいやんか!
のん
変わってるなあ。
さかなくん 親からみたらヘンタイやな
しかし
お父さん
子供さんの前で
🐙さん、殺したらあかんよ!
それに
みんなで美味しくよばれましたな。
いや
おもろかった。です。
泣いてしまう…
さかなくんの素直に魚が好きという真っ直ぐな気持ちや、母親の肯定的な態度、友人たちの姿に感動。
もちろん、お魚博士までの道のりは決して甘くなかった。それも描かれており、そんなところも尚また良かったです。
さかなくんを、のんが演じていてジェンダーフリーなのも素晴らしかったです。
期待が大きかった分なんか残念
結構期待してたのだけど微妙だった。
能年玲奈を起用した理由がなんだったのか考えてみたんだけど、
多分あまちゃんのキャラをそのまま起用したかったところにあるのかなと。
個人的にはあまちゃんというドラマはめちゃめちゃ好きで能年玲奈演じるアキは
ものすごくキュートに感じたが、それがそのままさかなクンに当てはめるのはいかがなものか?と思えた。
ミー坊が魚好きのダメ少年で周りが心配しつつも母親だけがそれを優しく受けてめていて、
でも結局それが原因?で離婚、そしてミー坊は転職を重ねるという結果になってしまう。
現実はさかなクンは見事に成功したわけだが、母親の甘さは一歩間違えれば魚好きだけど生きていくことが困難な人になりかねなかった。
もちろんミー坊がそれで幸せならばいいのだが。
魚は好きでも構わないが魚好きを活かした職業をもう少し考えてあげられればよかったのではないかと結構親目線で見てしまったかな。
物語としてもミー坊の魚好きがイマイチ伝わらなかった。実際のさかなクンはテレビの画面を通しても強烈にそれが伝わってくるので(もちろん実生活であのテンションはないだろうが)それがもう少しドラマに反映してればよかったのかなと思う。
物語がどこに向かっているのか?リアルのさかなクンを知っているとテレビ出演がゴールのように感じるが、実際さかなクンがテレビ出演以外ではバイトを転々としていて魚好きを生かしたことは特になかった感じになっているのが気になった。
ミー坊を中性的に描いたためモモが転がり込んできた時の淡い恋心的なものもなんだか中途半端に終わってしまうし、ヒヨとの関係も微妙な描かれ方になってたと思う。
さかなクンという強烈なキャラクターの持ち主を主人公にした割には、物語の行方もわからないし、日常も淡々としすぎて能年玲奈のキャラだけでなんとかもっているような感じになっている。
どうでもいいがラストでミー坊が学校の前で待っていて子供が追いかけてくるシーンや寿司屋の外壁に人だかりができるなの演出は酷いと思った。不良の争いもなんだったのか。。
最後に海に飛び込むシーンは明らかにあまちゃんと被っていて結局それで選んだのねと思った。俳優の持つ能力を信じて普通に男優を使えば人間関係をもう少しわかりやすく描けたのではないかなあと思った。
能年玲奈は可愛かった。
この内容で、この尺はつらいかな。
さかなくんの半生をのんが男という設定で演じた作品。
女優だけれどさかなくんのキャラにはぴったり
ということでのんを起用したということなんでしょうか?
でも、正直、違和感がありました。特に、学生時代のパート。
リアル感がまったくなく、ドタバタ喜劇のよう。
しかも、おもしろくない。本人出演も不要だったんじゃないかな。
働いてからのパートも、正直退屈でした。
こんな感じでの2時間越えはきつかったです。
たくさんの人に愛されているさかなくんのキャラクター
が伝えきれてないように感じました。
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