さかなのこのレビュー・感想・評価
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のんがさかなクンで良かったと思える
そんな馬鹿なと思うところも主人公がさかなクンなので普通に思える
TVチャンピオンの宮澤くんが白身魚を食べて魚種をどんどん言い当て誰も敵わなかった!その頃から凄く興味があった🤭
良い友達がいて安心した😮💨出演されてる方も凄く良く!さかなクンの同級生の鈴木拓も出演していてさかなクンらしい!
格闘シーンに鈴木拓が出て本気の強い所も見てみたかった🤣
なんて素敵な人生なんだろう
可愛かったら食わんだろ?普通、食わんよね。可愛いワンちゃんを食べるか?食べんよね、普通。
沖田修一監督作と言う事で期待したのはですね。緻密に計算された「大芝居的に演出された長回し」なんです。「おらおらでひとりいぐも」では炬燵に入った田中裕子さんとビッグバンドを使い、CG無しでグルグル回してくれたアレみたいな。「子供はわかってあげない」で校内を歩く美波と門司君の回りで、画面を横切ったり運動したりする、ディズニーみたいなアレとか。
これがですねぇ。
無かったです、今回。強いて言うならば、港で高校生たちが乱闘するシーン、くらいでしょうか。なんかインディ・ジョーンズみたいでしたけど。これも、コロナ禍の撮影であったからなのでしょうか。ちょっと期待してたので残念。ですが、長回しは子役2人だったってのが。情け容赦ねーよ、全くw
一時期、東京テアトル配給作には全く魅力が無く、食指がピクリとも動かない、と言う状態だったんですが、ここんとこ佳作続きで、完全に持ち直した感があります。これも良かったです。
子役パートが辛くて、途中で帰ろうか?って思うものも少なくないんですが、コレは子役パートが良かった。ミー坊役の女の子、ナチュラルに「さかなクン」のボケ感と「ヲタク感」があって最高でした。
皆が普通じゃつまらない。と言うか、平準化された人間を大量生産してもしょーがないだろと言うのには大賛成です。何の事はない、自分自身も、その手合いだと思ってますんでw
比較的、寛容な日本社会です。「欧米は個性を重んじ、日本は個性を否定している」とお考えの貴方。それ、トータルでは間違ってると思います。少なくとも、理系に関して言うと、欧米の成果主義は脱個性で尖った発想を拒絶する傾向があります。よって、尖った人は自分で起業する事を目指す。日本の方が、むしろ寛容だと思うんですが、哀しいかな金が無いw
お金、どうにかなりませんかw
兎にも角にも、それが破壊的・享楽的なものでない限りは、好きなことに没頭出来て、それ相応に生活していける社会が理想だよなぁ。って思いました。
ちょっとあざとい脚本ではあった気もするけれど。
良かった。
普通に。
と言うか、普通って何よw
この「普通」は「良かった」のダメ押しですね。「最高とは言えないけど平均よりはるかに上」と言う意味です。
ももが言った「普通」は「常識」ですね。常識では計れない生き方をしている彼(女)が普通じゃないのは当たり前な訳ですが、普通に生きてる人から見れば、「バカだね」になるのか「キラキラ」になるのか。彼(女)の周りには、それが「キラキラ」に見える人が沢山いたよ。って言う。それって幸せなことだよ、って思いました。
と言う、以外にも素敵な映画でした。
さかなクンの半生、、なの?
さかなくんの立身出世伝とは少し違うが楽しい
魚に詳しい男性タレントの半生を有名女優が演じた作品。イマイチ、自分には合わず。
・魚に関する博識を武器にタレントとして活躍する男性タレント ー さかなクン
・事務所と衝突して干されているがメゲずに頑張る女優 ー のん
さかなクンの半生を描いた自伝を基にした話を女優ののんが演じているのですが、
この話だとコネで活躍の舞台を与えられてブレイクしただけの話になってますよ。
あとは、無駄に長いですね。本筋と関係のない水中の描写は他の作品でも見かけますが、製作者の自己満足にすぎないと思ってます。
冒頭部分のヒキが弱く大丈夫かと思っていたら案の定といったところ。
存命・活躍中のタレントさんだから、ハチャメチャな話は描けないのでしょう。
ただ、もうチョッと波乱万丈の人生かと勝手に期待して勝手に落胆してます。
事務所に干されてもメゲずに頑張る女優さんを応援したいので点数は甘目です。
映画パンフレットもオススメ
長い…
さかなだけになにかとアラ(粗)が目立つ作品。
さかなクンの物語と聞いて誰もが思い浮かべるのは、子供の個性を尊重した教育の重要性というテーマだろう。横並びの画一化を目指す今の日本の学校教育では天才は育たないと言われる。周りの空気を読んで自分を殺し、なるべく目立たないように生きるのが美徳とされる日本ではさかなクンのような子は周りから浮いてしまい、最悪いじめのターゲットにされやすい。
彼の実際の母親はおおらかで理解のある方であり、本編のセリフにあるように勉強が人並みにできなくとも好きなことに没頭させてやりたいという教育方針が実を結び、今のさかなクンの成功に繋がっている点は子育ての参考にはなるだろう。
ただ、本作はさかなクンの自伝的作品ながら、主人公をあえて女性に改変した意味がわからない。はたして女性にすることで何らかの別のテーマが見いだせたとは思えない。
高校時代に主人公だけが学ランを着ており、ジェンダーに関する問題提起かと思いきや、ただ主人公は変わり者であるということを表現しているだけに過ぎなかったりと、もはや人気女優を主役に添えて客引きしたかっただけなのかなとさえ感じてしまう。
また、本作の登場人物たちはすべてが記号的であり、紋切り型のセリフ回しや芝居のレベルも子役たちを筆頭に結構見ていてきつかった。
そして肝心の母親でさえも子供に理解ある母親という記号でしかない点も致命的。それなりに子供への理解ある態度やセリフを発するのだが、どれも心に響かない。
流石に小学校低学年の子供が見ず知らずの大人の家に遊びに行きたいと言って、子供の意思を尊重して許してしまう流れは無理がありすぎる。
あと、学生時代の不良たちとのエピソードや、不倫居候母娘との同居生活にかなり時間が割かれていたが、さかなクンの物語では必須のものだろうか?原作未読なので原作にあるのなら仕方ないが、やはり親子の物語をメインにもっと短くまとめたほうがよかったのではないか。
脚本演出にも粗が目立った。何より主人公が作品冒頭でハコフグスーツを着て出かける際、こちらを振り返って「行ってきます」と言うシーンを見て早くも作品に対して嫌な予感がした。この「行ってきます」は主人公が同居する自分の家族に向けた言葉ではなく、特に何の意味もないイメージシーンだと分かったからだ。これは昔の日本映画によくある典型的ダメ演出。
脚本的にも自分のナイフに魚の臭いを付けたくないから不良のナイフを使うというのはおかしい。普段から自分のナイフで魚をさばいているはずだし。また、居候親子が水槽がなくなるのに気づかず眠り続けていたり、主人公の絵はバンクシーじゃあるまいし、あんな人だかりはできないだろうとか、とにかく冒頭から粗ばかりが目について全く本作には乗れなかった。
極めつけは総長の「あいつなにかの主人公みたいだな」というセリフ。これを聞いた時には絶望的な寒気に襲われた。
最近鑑賞した「こちらあみ子」が凄い傑作で、どうしても本作と比べてしまい、評価は厳しくならざるをえない。
正直言ってマナーCMだけでよかった。久々に途中退席したくなるほど鑑賞中苦痛を味わった作品。
追記
鑑賞時にはまったく気づかなかったけど、本編主人公は男性の設定で、あくまでもそれを女優さんが演じていたと後から気づいた。でも子ども時代はどう見ても女の子にしか見えない。水着も女の子の水着だし。そもそも、それに気づいたところでやはり本作への評価は変わらないけど。
あまちゃん‼️❓リバース‼️❓
ミー坊をさかなクンたらしめた母の愛
魚類に関する知識と特異なキャラで人気のさかなクンの生い立ちを描いた本作。さかなクンの自叙伝が原作のようですが、さかなクン役に女性ののんさんを起用したことで、本気でさかなクンを描こうとしていないのではないかと、あまり期待せずに鑑賞。ところが、意外にもなかなかおもしろかったです。
ストーリーは、幼少期から魚に夢中で、周囲からやや浮いた存在だったミー坊が、母の理解と友達との交流に支えられ、「好き」を貫いていくというもの。ほのぼのとしたシーンの連続で、これといった起伏もないのですが、自然とミー坊に寄り添って観てしまいます。とはいえ、ストーリー的にはまったり感が強く、おもしろみに欠けるのは否めません。
ミー坊は、世間で「普通」と言われる枠に収まる子ではなく、変わり者で相手の気持ちや雰囲気を察することのできない、発達障害が疑われる子として描かれます。しかし、その無邪気な人柄、魚をこよなく愛する純真さ、それがもたらす深い知識などから、周囲の人たちを自然と笑顔にする愛されキャラとしても描かれています。
初めはミー坊をからかったりバカにしたりしていた、幼なじみや級友やヤンキーたちが、いつしかミー坊の魅力にひかれ、大人になっても友達として大切にしているのがわかるシーンは、思わず目頭が熱くなりました。ミー坊が多くの人を笑顔にし、一方でその人たちに支えられていたことがわかる、いいシーンでした。
そんなミー坊がまっすぐに成長できたのは、間違いなく母親のおかげです。絶対的な愛でミー坊を支え、周囲の心配の声にも毅然とした態度で応じる姿に、子育ての神髄を見た気がしました。さかなクンが「好き」を貫く原点は、ここにあったのだと思います。
主演はのんさんで、天然な感じがよかったです。終わってみれば、性別にこだわらず、ミー坊という個性を大切に描くという点では、よいキャスティングだったと思います。脇を固めるのは、柳楽優弥くん、磯村勇斗くん、岡山天音くん、宇野翔平さん、井川遥さんらで、それぞれの演技が涙を誘います。思わず何度も目が潤んでしまいました。さかなクン本人も出演していましたが、やや微妙な存在で、実在モデルがいるのか気になるところです。
好きなことを好きなままでいる
やっぱり沖田監督が好き
さかなクンそして原作へのリスペクトが薄くて残念。
最初に申し上げますが、酷評しますのでバランスが取れる様に先にこの作品の良いところを。
主演の、のんさんの演技がピュアで大画面映えもし、終始大変美しかったです。
特に水中遊泳する様は幻想的で・・・作中何度かありましたがこれらのシーンは映画の白眉といえます。
以下おまちかね(笑)酷評箇所です。
原作者のさかなクンに対してのリスペクトが皆無と感じました。
なんじゃこれ変質者扱いって!
ちょっと色モノとして嘲笑してるんじゃないかってくらいの配役と脚本上の扱いです。さかなクンはもしかしたら原作者として責任を感じ出演を快諾したかも知れませんが、所属事務所など近い人間だったら監督に対して激怒案件ですよ?
エンドロールのテロップも普通、友情出演とか特別出演とか補足で書くでしょ?もしかして上映前にもめましたか?
リスペクトがないのは脚本自体にも表れていて、特に「メディアに露出するきっかけ」と、「個性的なサカナくんの絵が評価され周知されるわけ」が、さかなクン自身の頑張りで作り上げた人的繋がりではなく、「偶然の旧知のコネメイン」となっていた点です。
しかも旧知のコネストーリーの脚本への加え方が雑で適当で整合性がとれておらず・・・こんなのあり得ないだろ、ってばかりでした。
特にワインの品質の事前確認があるくらいの高級レストランで見つけて声かけて、いきなり相席はない(笑)。
一期一会が原作本のサブタイトルに入っていて、わたしも大好きな言葉のひとつですが、この作品を作る監督は、たぶんこの言葉を正しく理解してないと思います。
上記を含めて、さかなクンとの出会いにそれが感じられないからです。
では。
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