「足立智充と宇野祥平の怪演に引っ張られる」夜を走る カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)
足立智充と宇野祥平の怪演に引っ張られる
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秋本という金属リサイクル業の営業担当の40代独身男性の話。前半は会社に来た取引先の産業廃棄物会社の新米女子社員を同夜に駅前で見かけ、同僚の谷口(既婚者)が居酒屋に誘ったことから始まる展開。きっかけは女子社員のスマホで連絡先交換拒否。後半は宇野祥平が教祖を演ずる新興宗教に嵌まった秋本の変容をメインに描く展開で、これが結構長い。主要キャストの大多数が不倫している。そこが地味ながらリアル。
ワン(王)さんと松重豊のキム(金)さんがとてもこわい。ワンさんは死体をミンチにして中華料理に?なんて想像してしまった。
題名は秋本が女子社員の死体を乗せて一晩中迷走したから?
エンディングはどうなるのか?という期待と主演の足立智充と宇野祥平の怪演に引っ張られた。秋本は完全にいっちゃってる。女のスマホ電源入れたまま持っているのはバカなの?
谷口の供述書内容は尻切れトンボ。谷口が罪を被った?秋本は精神耗弱状態で無罪?なわけないよね。
想像力がないと、乗れない内容なんで、親切な映画とは言えない。
雰囲気映画と言われても仕方ないか。
フィリピンパブの女の子はなかなかよかった。
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