バッドガイズのレビュー・感想・評価
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全くイメージの違う仕上がり!良い意味で
予告編からは想像できない展開でした。良い意味で。
全体的なイメージはルパン3世のアニマル版という感じでしょうか?チームの程良い距離感と個性が素晴らしいと思います。キツネ🦊に⭐︎3です♪
アメリカンテイストも味わえてgood!
88
わが良き狼
最近の映画にありがちだが、過剰にアクションや小ネタをぶちこみすぎて全編慌ただしく、ストーリーを熟成させる余裕もなくて、かえって「退屈で、退屈で…ならねえ(あくび指南)」となった。途中何度か寝落ちしそうに。
「ズートピア」や「SING」と違って主要キャラ以外は人間なので、変装以前の問題でバレないはずがないと思う。サメやピラニアなどの水棲生物が陸上を闊歩しているのもナゾだ。擬人化された狼が猫を救うというのも、鼠のミッキーが犬のプルートを飼うのと同様、価値観の混乱がある。
タランチュラ役の声優を担当したファーストサマーウイカは、はからずも顔つきが激似。
吹き替え版の出来に違和感を抱いた作品もありましが、今回は大成功
「シュレック」 「ボスーペイビー」のドリームワークスの最新作。
憎めない、愛すべきキャラクターが集まった怪盗集団の活躍を描く、子供も大人も楽しめる快作だ。
原作はオーストラリア発の児童漫画シリーズ。
カリフォルニア州、ロサンゼルスのとある街で、リーダーで天才的スリ師のミスター・ウルフ(尾上松也)が率いる悪名高き怪盗集団バッドガイズは、銀行強盗を成功させるといつものように警察を煽りながら逃走していました。
アジトに帰ると金庫破りの達人であるウルフの親友スネーク(安田顕)の誕生日を、近接戦を得意とするピラニア(河合郁人〈A.B.C-Z〉)、天才ハッカーの紅一点タランチュラ(ファーストサマーウイカ)、変装の達人シャーク(長田庄平〈チョコレートプラネット〉)と祝います。
一同が今回の強盗に関するニュースを見ると、街の知事である狐のダイアン・フォクシントン(甲斐田裕子) は彼らのやり方を時代遅れと批判したのです。これにはスネーク、シャーク、タランチュラ、ピラニアが憤慨するなか、ウルフは美術館で開催されるパーティーに乗り込み、名だたる怪盗が盗めなかったお宝である金のイルカを盗む計画を実行しようとメンバーに持ちかけます。
パーティー会場で、それぞれが着実に役割をこなしていく中、ウルフは自分の出番が来るまで来客達から金品をひったくっていました。けれども一人の老婦人(京田尚子)のハンドバッグからお金を取ろうと手を伸ばした矢先に、老婦人は階段から落ちそうになってしまうのです。しかし、偶然ウルフがバックの持ち手を掴んだことで大事にならずに済むのですが、老婦人から助けてもらったことに関して褒められてしまい、ウルフは嬉しさのあまり尻尾を振ってしまうのでした。
ピラニアの助けもあり、金のイルカが展示されている部屋の入り口の警官を無力化することができたウルフとスネークは警備システムをタランチュラにハッキングしてもらい、無事盗み出すことに成功するも警察に捕まってしまいます。
しかし、護送車に乗せられる寸前にウルフは、パーティーで金のイルカを賞のトロフィーとして授与されるはずだった街の名士であるルパート・マーマレード4世教授(山口勝平) にある提案を持ちかけます。それは、バットガイズをグッドガイズにするという実験でした。スネーク達は困惑するも、ウルフは良い奴になれば誰も自分たちが悪事をやっても疑わないと説明し、一同は納得するのでした。
減刑を条件に実験を開始するも、この実験の裏で世界を脅かす巨悪の陰謀が動いていたのでした。
冒頭、2分25秒にも及ぶ一連の食堂のシーンで、一気に心をつかまれるはずです。犯罪映画「オーシャンズ」シリーズやアニメ「ルパン三世」の風味を感じさせつつ、とにかくテンポが良く、予測不能。
さらにドリームワークスのお家芸とも言える、笑わせ、泣かせる筋立てが絶妙なんです。また善悪逆転のドンデン返しも、本作でも健在。ワルの代表格であるバットガイズだって、いいことをしでかし、ウルフなんて何度もシッポをフリフリ感激するし、何よりも盗品を投げ打ってまで、仲間を救おうとする絆が素晴らしいのです。そしてバットガイズの上を行く、伝説の盗っ人が、登場する善人ズラの人物の中に潜んでいたのです。その意外な真相にはビックリしました。これなら充分大人でも楽しめることでしょう。
ところで大半の映画館で日本語版のみが上映されますが、吹き替えもとても良く仕上がっています。ウルフ役を担った尾上松也をはじめ、それぞれのキャラクターに見事にはまっていたのです。
特筆すべきは、スネーク役の安田顕と、天才ハッカーで毒舌のタランチュラに声を当てたファーストサマーウイカ。声の心地よさと表現の豊かさに感銘を受けました。過去には知名度を重視した配役のせいか、吹き替え版の出来に違和感を抱いた作品もありましが、今回は大成功と言って間違いないでしょう。
本作公開後の2022年4月、監督のペリフェルは「ぜひ続編をやりたい」と語ったそうです。
最後までワルたっぷりだ!!
【総合評価】4.7
ド派手なアクションと音響、息もつかせぬ掟破りなストーリー展開とまさに映画館で観るのにピッタリな名作。
義賊ものではない(主人公達は普通に悪党してる)のと、モルモット好きの人にとっては要注意。
個人的にはダイアン知事がめちゃくちゃ好きです。伏線の張り方やここぞという場面でのどんでん返しはまさに最高。続編が来て欲しいですねぇ……
映像:4.5
ストーリー:4.5
ラスト:4.5
テンポ:5
予備知識:5
実はシニカルな映画
ストーリーや演出など、細かなところは気になるが、テンポの良いアクションや音楽、主人公のカッコ良さなど、アニメとしては十分楽しめる。
あと、メインキャラクターが皆タレント声優なんだけど、全員すごく上手で違和感なく観ていられた。
ただ、もちろん映画自体はファミリーでも観られる様に「いい話」風にまとめられているものの、総合的に見てかなりブラック…というか微妙な要素を含んでいるので、本来は皮肉やブラックジョークがちゃんと理解できる人にオススメの映画なんだろうなとは思う。
えっ?義賊の話じゃないんだ・・・。
見た目が悪いってだけで世間にレッテル貼られて相手にされず、結果として悪事に手を染めることになり、今や知るものすべてを脅かせる悪党集団・・・バッドガイズです。
日本で言えばアニメ版のルパン三世ってとこですね。監督さんは「ルパン三世 カリオストロの城」のファンのようで随所にオマージュ的な演出を加えつつ、大変疾走感のあるテンポの良い作品に仕上がってました。
ただ、善、偽善、必要悪、悪・・・の定義の仕方が非常に曖昧で、「えっ?これは、良いことなの?それとも?」みたいなシーンが多発し、大人でも倫理観が乱される状況でした。
特に冒頭の銀行強盗。周囲の市民がバッドガイズを恐れるのはレッテル表現として良いとして、銀行強盗は小悪党レベルを超えて悪党です。これやったら善良な市民に直接迷惑かけるから弱い者イジメにつながります。
つまりのっけから間違いなく義賊じゃないのですよ。
アニメのルパン達が支持されるのは基本義賊で必要悪だからです。カリ城の冒頭も国営カジノの金庫破りですからね?悪いことした権力者の遊び金盗んでなにが悪いっていう大義名分があります。まあ、それも苦しい言い訳ですが。
マスタングライクなスポーツカーの、いかにもレシプロエンジンぶん回してます的なアクセルワークとシフトチェンジ、ハンドル捌きは本当に素晴らしいんだけど、倫理的なもやもやが終始頭をよぎり、何か爽快感に欠けるのですよね。CO2撒き散らしてる割には(笑)。
映像面では秀逸なだけにもったいないと感じました。
最後に。過度な地球温暖化対策、ルッキズム、ポリコレ要素、SNS情報拡散、過剰なエンタメ的募金活動などを設定や演出で間接的に「皮肉る」ところは製作者のバッドガイ的要素が鮮明になっていて私としては楽しかったのです。気づいた人居たかな?(笑)。
では。
「悪くてもいい人に生まれ変われる」
今年114本目。
人のために何かするようになる。利他の精神ですね。悪い人もそうなれると言う映画。
原作はオーストラリアの作家アーロン・ブレイビーの児童書シリーズで米国でベストセラーリストにも入った人気作。
「ボス・ベイビー」のドリームワークスの作品だが見た後心に残るような深いテーマになっている。
もっと話題になっていい!
爽快なアクションシーン、コミカルなキャラクター同士の友情関係、好奇心を駆られる音楽!
テンポが良くとても楽しかったです。
子ども向けかと思いきや、むしろ大人向けなのではないかと思うような楽しさ(もちろん単純に面白いのでお子さんも楽しめそう)。100分と短めなのも丁度良いです。
また、吹き替えはタレントさんですが、全く違和感なく魅力的でした。ラップや歌唱シーンも格好良くてびっくりしました。
予告で想像していた何倍も面白かったです。観終わったらキャラクターに魅了されています。
色んな人に勧めたいと思う作品でした!
意外と深いテーマをひそませた良作
主人公の動物たちが人の言葉を話す物語はたくさんあるが、それは動物の世界での話。人の世界で動物たちが人の言葉を話す本作に最初は戸惑ってしまった。突然変異?何かの光を浴びて変化した?でもそんな説明はない。
たしかに様々な物語で悪役にされがちな動物たちだ。強盗でもしないと生きていけないという流れもわからないではない。そんな彼らがいいやつらに変われるのかって展開は面白い。
人間の中にある偏見や先入観、見た目で左右する印象なんかを問いかける物語はなかなかに奥深い。これ、子ども向けなのか?
カーチェイスやアクションが結構かっこよくてそれだけでも楽しめたのだが、こんな奥深い話にしてきたら面白いに決まってる。でも、世間の注目度は今ひとつな感じがする。
でも、動物の見た目には最後まで慣れなかった。二足歩行の狼が子猫をあやすシーンなんて戸惑いしかない。こんな戸惑いもおじさん特有のものなのかもしれないけど。
吹き替えで見ましたが声優全く違和感なし。 ウルフが結構素直&単純で...
吹き替えで見ましたが声優全く違和感なし。
ウルフが結構素直&単純で可愛い 笑
予告ではあまり期待してなかったけど予想以上に面白かった!
意外と子供連れが多くてあれ?って感じでしたが、けどおとなしく見てていい子たち 笑
ルパン × オーシャンズ = バッドガイズ😎
愉快なキャラクター達が魅せる痛快なクライムムービー。
終始ノリノリのテンポで、音楽が凄く良い!
ルパンとオーシャンズを合わせたような感じで、笑いがありながらもクール&セクシー✨
ストーリーも驚く展開があったりして、最後までずっと楽しい良作でした。
適度にリアルすぎない映像がカーチェイスを非常にカッコ良くさせていて、アクションシーンもスピーディーでスタイリッシュ!
ただしテンポが良すぎる為、小さなお子様はストーリーについていけるかがちょっと心配かも💧
しかしこれだけ楽しさを詰め込んでくるとは、さすがはドリームワークスといった感じ。
これは続編があってもおかしくないし、もしあるなら是非また観たいです♪
226位/520中 2022.10.10現在
雨で予定が変更になり
急遽娘と鑑賞
想像以上に子供がたくさんいた
これまで娘と映画館で
笑える系だと
ミニオンズシリーズとか
ピクサー系とか見たけど
子供の笑い声は確実に
1番多かったと思う!
確かにミニオンズは
面白いけど大人しか笑えない
場面もあったりするし。
ストーリーは、まさかの
どんでん返し!
予想して見ないタイプなので
↑
バカなだけ。
まんまと騙されました!
そしてキツネさんがセクシー!
人生でキツネがセクシーと
思う日が来るとは思わなかった。
バッドガイズが協力して
さらなる巨悪に挑む!
続編もあながち無理ではなくない?
ちなみに娘は
タランチュラが好きだそうです。
理由は、声!
以下
超個人的主観による駄文のためだけに
盛大にスルーしてください
(RG風)
バッドガイズのあるある言いたい♫
バッドガイズのあるある早く言いたい♬
バッドガイズのあるある今から言うよ♪
モルモットがモルカーに見えがち♪
備考 点数は自分が
生まれてから現在まで
観た映画をランキングにして
相対評価で点数付けてます
上位と下位から順番に
感想書いてます
初回鑑賞年齢→41歳
(2022年時点41歳)
初回鑑賞場所→豊田キタラ
鑑賞回数→1回
記憶度→95%
マイ映画ランキング
2022年時点
全映画中→226位/520
洋画アニメ部門→14位/21中
セクシーキツネ部門→1位
個性的なキャラが魅力
ドリームワークスが放つ怪盗集団・バッドガイズの活躍を描いた新作アニメ。ウルフを筆頭に5人のキャラが非常に魅力的で飽きない面白さがある。怪盗集団の仲間同士の友情が上手く描かれていて印象的でした。
2022-178
個人的にアニメならではが
個人的に昔のアニメ トム&ジェリーとかウッドペッカーとかチキチキマシンとかのアニメならではの動きが大好きだったので最近の米国アニメにそれがなくなってきているのはなんとも寂しい限りである。
ディズニーではない笑い満載のアニメはできないものなんですかね😢
この映画自体はよくできているのだが感動させたいのか笑わせたのかなんか中途半端だったかなぁ
思ったより面白いよ
本作の特徴は、3DCGアニメだけど、トューンチックなタッチなこと(スパイダーマンのマルチバースのアニメのあの感じ)
それが主人公と愉快な仲間たちの強盗シーンによくマッチしてる。登場キャラが皆んな個性的で楽しいよ。そしてネズミかわいい。ストーリーは怪盗ものの、お約束などんでん返しや、主人公達の友情など楽しめました。ルパンのオマージュ?なシーンがちらほら(ただ似てただけかもしれないが)
善と悪が入り混じる秀作
2022年劇場鑑賞233本目。
吹替しか上映していないのでマイナス0.5。
いや、吹替みんな良かったんですけどね、やっぱりいくらおいしいからってマヨネーズ山盛りにいきなりかけられた料理出されるようなもんです。
海外アニメ特有の配給の方法でケチがつきましたが、内容はとても良かったです。
悪党が善の心に目覚めていくのは見ていて気持ちよかったです。ちょっと根っからのワルが改心するにはエピソードが弱い肝しましたが、環境で悪に染まった純粋な存在はちょっとした心の暖かさで善になりうるということかもしれません。
プイプイ
『ヒックとドラゴン』『カンフーパンダ』『シュレック』などで楽しませてくれた、ドリームワークス・アニメーションの良さが溢れた本作。
(このところ『ボス・ベイビー』『トロールズ』など、相性が合わない傾向が強かったのですが……)
「人は外見の第一印象で判断する」
「見た目からの決めつけや差別は存在する」
「決めつけられた側は教育を受けることも出来ず、まともな仕事を得られず、ただ恐れられることに追い詰められて悪事に走る」
それらが間違っていて、見た目で判断せず、チャンスは平等に与えられるべき!
という社会性の強いメッセージを内包していました。
まぁ、テーマ的には『ズートピア』に似てるんですけど、人間と亜人(動物)が混雑する世界。
見た目に恐れられる悪人を、白人以外の人種や、マイノリティをそのまま描くと差し障りが出るので、お伽噺の悪者の動物に置き換えて描いている図式。
だから「動物キャラは全て悪人」です。
ふと「人間は善なのか?」ということが引っかかりましたが、流しました。
そこがダメと感じる人も多そうですが。
私はそこがどうでもよくなるくらい、知事のキャラが気に入って、よかったのです。
とりあえず、子どもの情操教育にもいいし、大人にも味わいのある作品に仕上がっていたと思います。
ただ、途中から『PUI PUI モルカー』のメインテーマと、あの足音が聴こえてくるような幻聴に支配されて困りました。
モルモットが出てくるので。
プイプイ!
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