「どんな人にも能力を善く活かして貰う社会の難しさ」バッドガイズ movie mammaさんの映画レビュー(感想・評価)
どんな人にも能力を善く活かして貰う社会の難しさ
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キャラクター構成が窃盗団に有利にうまいこと作られている。
イケメン狼とタランチュラと蛇と鮫。
タランチュラはwebsという名でハッカー。
蛇は細いところを通り抜けたりこじ開けたり。
都合の良い組み合わせだなと思うが、
確かに、出くわしたら相当に怖がられるメンツ。
キャラクター各々が小さい頃から先入観で判断され、どうせ自分に居場所はないと思っているから裏の世界で生きている。
でも、1番の悪玉は善人そのものなモルモット市長。
わかっていましたよ、レミゼラブルのマーマレード市長から名前を取ったに違いないから。
隕石=5G電波塔?
モルモット=実験台の象徴?
とか思ってしまうが実際技術って噂されている通りに進んでいるのかしら?
相手の魂胆も読んでもなお賢くできるだけ善く世渡りするしたたかなキツネ、ダイアン知事がスマートシゴデキで良かった。
世論は簡単に印象操作できてしまう怖さと、それによりまやかされた真実の裏で荒稼ぎする悪党の存在。
そういうのをマイルドに伝えた上で、
子供達それぞれが得意を善い形で活かせる=先入観のない社会を作るのは大人の役目。
多くはモルモット側で終わってしまうもどかしさよ。
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