「ほぼ実話らしい」シャイロックの子供たち しょたごんさんの映画レビュー(感想・評価)
ほぼ実話らしい
東京第一銀行・長原支店で現金紛失事件が発生した。ベテランお客様係の西木雅博は、同じ支店に勤務する北川愛理、田端洋司とともに、事件の裏側を探っていく。西木たちは事件に隠されたある事実にたどりつくが、それはメガバンクを揺るがす不祥事の始まりにすぎなかった。
(解説より)
ざっくり言えば、数人の行員が過去にやらかした悪事が絡み合って、後々大きな事件に発展する…といったところだろうか。
目先の私欲で裏金を受け取ってしまう行員、
銀行のお金に手を付けてしまった行員、
横暴な管理職、鬱社員が見過ごされる現場
銀行という現場の闇も垣間見れる内容であった。少々大袈裟に感じ取れるところもあるが、こういった昭和スタイルの風潮は特にメガバンクではきっと消えていないのだろうと推察。
お金は人生を狂わせる。
教訓というか改めて感じた。
あとあと知ったが、ほぼ実話らしい。
恐ろしい話だ…
途中に半沢直樹のセリフを引用している部分があり、横展開の遊び心を感じた。
リアリティあって面白かった。
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