「ひとりっ子政策って何なのよ!」シスター 夏のわかれ道 涼介さんの映画レビュー(感想・評価)
ひとりっ子政策って何なのよ!
久しぶりの中国映画。前に観たのは家族愛がテーマだったなぁって思いながら着席。
主人公はナースのお姉さん。医者になりたくて北京の大学院に入学する為にいろいろ頑張ってました。ある日、疎遠だった両親が交通事故で亡くなって、会ったこともない弟君の養護を親戚中から押し付けられる。ん?これ、日本ではなかなか起きない話しだよね。だって、めっちゃ若い働くお姉さんに6歳の子どもを育てろってさ、無理じゃね。いやいやながら弟と暮らし始めるが、夢を諦めたくないので、弟を養子として受け入れてくれる人を探し始める。その判断も日本人には理解し難いよ。そして男の子が欲しい夫婦がバンバン。中国ってそんな社会なの??大人は家を所有しなくちゃいけないの?男の子しか家を継げないの?亡くなった両親は男の子が欲しくて、姉は身障者だと嘘をついて役所に2人目を作っていい許可を貰ってる。何じゃそれ!ま、話のオチは想像通りだけど、途中、主人公の目先の判断で二転三転。自分の気持ちはどっちなんだよ〜!って思いながらちょいちょいウルッ。
葬式で賭けマージャンしたり、家族が病死したら病院に慰謝料を要求するとか、家を売って半額を養育費として渡そうとするとか、お金の話多かったな。
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